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異世界無限空想生活?  作者: 桜華
33/50

33:魔物と戦闘中?

 それから考える暇もなく、次から次へと俺がゴブリンと思っている奴らが襲ってきたのであった。

 まあ、正確に伝えるとそいつらは、何故か馬鹿の1つ覚えと言っていいのか、それとも馬鹿なのかは解らないが、自分の仲間が空中でどんどん倒されたのに、何故かその後に襲ってくる奴ら全て高台かた上空にジャンプして飛び、(ヒビキ)に襲い掛かってきたのである。


 ただし上空に飛び上がった時点で、既に勝敗は決まっていた。そう相手は空中で動ける訳では無く、上空にジャンプしただけであった。しかも、丁寧に武器を振り上げた状態でこちらに向かって来るので殆ど無防備の状態である。


 しかも(ヒビキ)は、その場で動かず斬撃を飛ばすだけでよかったのである。


 それが連続して来られたら、流石の(ヒビキ)でも対処出来ないが、何故か3体もしくは4体でこちらに向かって横一線でジャンプしてから武器を振り上げ攻撃をしてくるので、その間にこちらが斬りつけると消滅してしまうのであった。

「こいつら、馬鹿なのか?それとも俺が間違ってるのか?まあ、何にしても一斉にかかって来ないから俺は助かるけど、でも、普通ならこの状態を見たら警戒するだろうに・・・もしかしたら、こいつらなりに考えてやってるのか?それとも見境無しに攻撃してくるタイプなのかな?」


 次々と同じ様な行動を取らないし、考えてる様にも見えない。それに最初の方はちゃんとした防具をつけていたが、次第に防具類はつけてなく、武器も段々品祖になってきた。


「それよりこいつらどんだけいるんだ?さっき確認した時は10体そこらと思ったけど、あきらかにそれ以上いるぞ?それに、まだ来るし良く見たら最初に奴より姿が違う様な?」


 最初の不意打ち攻撃から既に30体以上は倒したと思うが、途中から数えるのが面倒になった。それでも同じ様な攻撃しかしてこない、それに最初は完全な人の姿に見えたが、今襲って来ている奴は何となく形状がおかしい感じがする。

 なんか角かと思っていたのは、触角のようなモノでよく確認すると腕がやたらと細く4本ある奴や、足が細長い奴までいた・・・虫に近いような気がして来た。


 それに俺もそろそろこの無限に続きそうな感じの戦闘というより、一方的なこちらの攻撃に飽きてきた頃、少し離れた湖面で、シーちゃんの背の上に立ってアクアが叫んでいる声が聞こえたのである。


「ヒビキー、ヒビキー、ヒビキ!あっ、気が付いた。あのね、そいつらの親玉を倒さないと、永遠に湧いてくるのぉぉ。多分その近くに居ると思うのーーー!頑張ってそいつら消滅させてなのーー、もう見るのもいやなの。早く倒して帰ろうよぉぉ」


 どうやらアクアが叫んでいるのは、この魔物の親玉を倒さないと無限にこいつらが湧いて来る事を教えてくれているらしい。それと早く世界樹(ユグドラシル)の元に戻りたいらしい。


 なるほど、それで最初は10体程度だった奴が、今だに襲って来ているのか、それならばっ・・・・。


 アクアが教えてくれた事を実行する為に、俺は今ジャンプして飛んで来ている2体に向けて斬撃を飛ばして、その後に控えているであろう見えない相手にも斬撃を飛ばし、その方向に走り出した。


 すると今迄と同じ様に、少し高い位置にある高台から姿を見せ顔を出したその相手の首を、先程後に放った斬撃が命中した。そして運良くその次が現れなかったので、その場所に走って行った。


「おっ、先の奴が良い具合に落ちたみたい・・・うげっ、こいつらもう完全に虫じゃん、それになんで俺までここに登ったんだか?それにゴブリンだと思ったけど・・・どうも違う魔物みたいだなこりゃ」

 よくよく考えたらこの少し高い高台・・・実際は岩が積み重なった少し高い場所には登る必要が無かったのに、ついつい登ってしまった(ヒビキ)であった。


 ホントは最初に隠れて確認した岩の・・・まあ、既にその岩は無いのだが、そちらの向こう側に周り込めば問題なかったのだが、つい先程まで敵が登りこちらに襲ってくる岩で出来た高台に登ってしまっていたのだ。


 しかも相手はゴブリンだと思っていたのであるが、どうやら全然別のモノであるようだった。


 結果的にこの岩で出来た高台に登った行為が良い方向に好転して、(ヒビキ)が立っている場所から石碑の位置がはっきりと確認できた。しかも散々紅色の斬撃を飛ばしていたので、良い具合に周囲に漂っていた黒い霧である瘴気も少なくなっており、周囲の状況が確認し易くなっていたのである。


「おっ、さっき確認したより遥かに解り易くなってる。それで親玉って奴は、どこかな?」

 石碑の近くを確認しながら、まだこちらに登ってきている虫みたいな奴らに、持っている剣を振り斬撃を飛ばしながら倒していると、その石碑に張り付き瘴気を吸込み新たな虫を生み出している元凶を見つけた。


「えっと、あれって・・・どうなってんだ?さっきは確認した時は、ただの石碑だけだったよな。今は石碑の周りになんだあれ?それに周囲の瘴気が少なくなってるのって・・・あいつが食べてる?」

 そうよく確認すると石碑に張り付いていると言うより、石碑と一体化した虫?というより植物のようにも見えるが、禍々しい嫌な感じがする。

 あれは、このままにしちゃあいけない奴だと直感で解る。


 それに先程から新たな虫を誕生させているが、殆ど失敗に終っているようだ。恐らく焦り過ぎて十分な形成が出来ないまま誕生させているみたいだ。


「もう、こいつらに戦闘を行なえる力は、無いみたいだな。数が多いそれにキモイ・・・とりあえず近くまで行こう。まあ、行く間にこいつ等をこの剣で消滅させよう。何となくだけどこの剣は燃やしたり消滅というより浄化の力があるみたいだし、良い剣が手に入ったな」


 それで殆ど動けない虫の魔物を次々葬って行き、その石碑と一体化している奴と対峙したのである。

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