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寂しがり屋な女2

火曜・土曜連載作品です。

清楚系彼女の後を和久は追う。幸い彼女は駅出口付近で立ち止まった。誰かと待ち合わせしているのだろうか。


和久「(うーん。男と待ち合わせしてたら後々面倒だよね。短期決戦で連絡先だけ交換しちゃおうかな。)」


彼はとりあえず連絡先交換をする作戦に出た。


和久「こんにちは!」


彼女は少し驚きながら和久を見た。


和久「僕は和久って言うんだ〜大学生だよ」


???「そ、そうですか」


彼女は返事に困りながら適当に相槌をうつ。


和久「誰かと待ち合わせ?」


???「えっと、はい」


和久「僕も待ち合わせ中でさ〜、友達がそろそろ来るはずなんだけどね。」


彼女の警戒が少し解けた。ナンパしてどこかに連れて行かれる可能性が低くなったためであろう。


和久「ところで君は大学生…かな?間違ってたらごめんね」


???「私、大学生です、2年生」


和久「よかった〜!近くで見たら大人っぽいからさ、歳上にタメ口使ってないか不安になっちゃった!よかった!」


彼女は少しだけ笑った。クールなイケメンが突然ナンパして来たと思ったらオーバーリアクションをするのだ。この状況に少々優越感を覚えていた。


和久「(この子は意外にナンパ慣れはしてなさそう。ナンパ師はチャラい女を口説きがちだもんね。でもイケメンに口説かれてる、という状況に悪い気はしてなさそうだね。さすが僕だ。)」


和久「せっかくだから名前聞いてもいい?」


桃子「あ、江川桃子っていいます。」


警戒心が薄くなってるためか、あっさり教えてくれた。短期決戦と決めていた天才チャラ男こと諸下和久はここで勝負に出ることにした。

こんにちは、ごえりんです。

いよいよナンパスタートです。

クズの天才、和久君。これからどう口説いていのか注目です。

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