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172話 オートマタ狩り11
マッテオ「抵抗を止めてくれたのですか? だとしたら無駄な争いはもう止めましょう。」
そうはいかないと分かっていたが口を開く。少しでもよい方向にいけばいいと願っていた。
ロバート「お前たちがここで死ぬか俺たちの仲間になるなら戦いを止めてやるよ。」
予想通り彼らは引くつもりはない。そう分かった瞬間、キルとマッテオは即座に先手を取り攻撃を開始する。キルは衝撃波を、マッテオは糸で敵二人の拘束を狙う。しかし……
エルフ「ロバート、作戦通りだ。」
衝撃波は発生する前に消失し糸は途中で凍りついて止まる。キルとマッテオは敵の能力だと察して捕獲から殺害へと変更し爆弾と拳銃を仕掛けるがこれらも凍りつき不発に終わる。その間に二人の足元も凍り始めていた。
キル(氷の能力者か? 複数能力持っている場合も……)
ひとまず二人は咄嗟に後方へと下がるしかなかった。それを見たロバートは自身の優位を確信する。
ロバート「キル・コープス、どうした? 恐れをなしたか?」
エルフの指示でロバートは能力を少し工夫して使っていた。触れたものを支配下におけるのなら空気も例外ではない。範囲は限られているが音の伝わりを阻害することや空気中の水蒸気と温度を操作し物質を凍らせることもできる。一部とはいえ彼は四天王のレスターに匹敵する能力となっていた。




