101話 革命前夜3
作戦の説明と質疑応答が終わるまで三時間以上の時間が掛かった。それほどまでに今回の作戦は重要だった。
レナ『これで作戦説明を終わらせて頂きます。明日もよろしくお願いいたします。』
彼女は頭を深く下げてお願いする。
レナ『あと時間があればこれから行う結団式にも参加して頂けると幸いです。このホールの先の広場に料理等も用意しています。』
一度この場は解散し広場で結団式を行う。一部の人は作戦の準備などで参加はできなかったがほとんどの者が参加した。結団式とはいっても既に挨拶などは済ませているため飲み会みたいな感じだった。大勢の者が作戦の不安を紛らわすために明るく振る舞っていた。
椅子や机、料理を出すとレナは後ろの席でひっそりと休んでいた。そんな彼女を心配してフェイが声を掛ける。
フェイ「レナ、今日の主役がどうしたのですか?」
レナ「私、うまくやれてたかな?」
フェイ「完璧でしたよ。……やっぱり明日の作戦は不安ですか?」
レナ「……そうなの。私がこんなこと言ったら駄目だけど……。」
フェイ「今ならいいと思います。きっとみんなやキルも不安です。でも最大限私たちがフォローします。」
レナ「ありがとう、フェイ。」
フェイ「それより折角ですから食事を楽しみましょう。」
フェイは彼女を食事に誘った。二人はかなりの量の料理を皿に盛り付け満腹になるまで食べた。これを最後の晩餐にするつもりはない。生きて革命を成功させて国民全員が食べ物に困らないようにする。そのための決意でもあった。




