表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
わたしたち、今日も平和にバカしてます。  作者: たむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/50

第42話:「かえでと、真夜中の“おにぎり作戦”」

今回は自由奔放なかえでの深夜の奮闘(?)を描きました。

想像力が爆発する子の行動って、予測不能で面白いですよね。

その日、かえでは珍しくソワソワしていた。


「……ふふ、完璧な作戦を思いついたわ」


なにやら悪だくみのような表情で、自室の机にメモを広げる。


作戦名は──

『深夜おにぎり奇襲作戦(コードネーム:ONI-GIRI)』


■作戦の動機(?)

ことの発端は、昼休みに食べたことはのおにぎり。


「これ、ママが作ってくれたのー!」


「えっ、うまっ!何この具材のバランス……!」


その味に衝撃を受けたかえでは、決意した。


「私も“かえで特製”を作りたい……いや、作って驚かせたい!」


■深夜のキッチン、密やかな戦い

深夜1時。家族が寝静まったキッチンで、かえでは慎重に作業を開始。


「ふふ……米、よし。塩、よし。梅干し、よし。変わり種、よしっ!」


なぜかベーコン、コーン、タルタルソースまで並ぶ。


「これはもう芸術ね……!」


■盛りすぎ?個性爆発のラインナップ

完成したおにぎりは6種類。


王道・梅干し


甘辛・焼肉たれ風味


朝食系・ベーコン&卵


冒険・マヨコーン


なぜか・チョコ入り(失敗作)


本気・ツナタルスペシャル(本人の自信作)


かえでは満足げに頷いた。


「明日の昼休み、驚かせてみせる!」


■翌日のリアクション

お昼休み、ことは・みゆき・りんかが集まる中、


「みんな、おにぎり作ってきたから食べてみてー!」


と、かえでがドヤ顔で登場。


「うわっ、なんか……カラフル」


「これは……爆弾処理班が必要なやつでは?」


案の定、「チョコ入り」で爆笑が起こる。


「なんでスイーツ化しようと思ったの!?」


「でも、ツナタルスペシャルは……めっちゃうまい!」


みんなの反応に、かえでは大満足。




エピローグ:

ちょっと突飛でも、自分で考えて作ったものが、誰かに笑顔をくれる――

それが、かえで流の“おもてなし”だった。

失敗作も笑いに変えるかえでの明るさ、個人的にとても好きです。

次回も、日常の中のちょっとしたドラマをお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ