表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
わたしたち、今日も平和にバカしてます。  作者: たむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/50

第39話:「ことはと、うわさの“幸運の石”探し」

今回は、ちょっと不思議でほのぼのした小さな冒険です。

“幸運”を探すけれど、一番大切なのは身近なものかもしれません。

ある日の放課後、ことはがクラスメイトの会話を耳にした。


「聞いた?学校の裏庭に、幸運が叶うっていう“石”があるんだって!」


「えー、またそんな都市伝説みたいなの?」


「でも、あの石に触るとテストの点が上がるとか噂されてるらしいよ!」


「ほんとかどうか確かめに行こうよ!」


■ことはの好奇心スイッチON

「それって、私の得意分野じゃない?」


ことはは目を輝かせながら、友達のあやねと真剣に話し合う。


「運動も勉強も苦手な私にとって、幸運の石は救世主かも!」


「あ、でも探すの難しそうだね。どこにあるんだろう?」


■学校裏庭での大捜索

「こっちこっち!ここの木の根元に何か光ってる!」


ことはとあやねは、砂利の中を掘り始める。


「うわ、思ったより地味な石だけど……」


「でも、なんかパワー感じるかも!」


その時、後ろから足音が。


「何してるのー?」


りんかも加わって、3人での探検がスタートした。


■思わぬトラブル発生!

「あれ?足元がゆるゆるしてる……!」


あやねが足を取られてバランスを崩し、思わずみんなで大笑い。


「まさか、ここが沼地化してたとは!」


「幸運の石より、転ばない幸運が欲しい!」


■石の正体は?

探し続けた末、ことはは手に取った石をじっと見つめる。


「これ、ただの普通の石かもね……でも、願いを込めると特別になるよ!」


みんなも同意して、幸運の石にそれぞれの願いをつぶやいた。


「よし!明日は絶対いい日になる!」





エピローグ:

結局、石の力かどうかは分からなかったけれど、

探した時間と友達との笑顔こそが、本当の幸運だったと気づく3人。


「幸せって、こういうことかもね!」

願いを込める普通の石――そんな素敵な魔法が、実は誰にでもできるのかも。

ことはの純粋な気持ちが、読んでいる皆さんにも届くと嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ