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わたしたち、今日も平和にバカしてます。  作者: たむ


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23/50

第23話:「ことはと、謎の転校生(ただの迷子)」

今回は新キャラ登場回です!

“迷子”というより“嵐”のような子ですが、今後どう関わってくるのか……ことはたちの生活がさらに騒がしくなる予感しかしません!

朝の教室に、ざわざわとした空気が広がった。


「皆さんにお知らせがあります。今日から新しいお友達が加わります」


先生の声と共に入ってきたのは――


「……って、誰!?」


――ではなく、教室のドアから顔を覗かせた見慣れない女子中学生。


制服も、学校指定じゃない。


「……あの、ここって1年2組……じゃない、ですよね?」


「違います、ここは2年3組です」


「えっ!? また間違えた!?」


■その子の名は「真島つばさ」。

引っ越してきたばかりの1年生。


なぜか3年のフロアまで迷い込み、しかもなぜか「ことは」の机の前にピタリと立っていた。


「君……なぜ私の前に……」


「いや、なんかこの席、落ち着くっていうか……」


「それ、運命とか言い出したら認めないからね!?」


■みゆき&かえでも登場。


「ことはが“運命の出会い”とか言われてる」


「いや、さっき全否定してたでしょ」


「でも確かに、ことはと同じ匂いがする」


「どんな匂いだよ!? 黒歴史の匂いか!?」


■つばさ、天然で方向音痴。


「階段を降りたはずなのに屋上に来てたり……」


「それ物理的におかしいから!!」


「でも、ここ楽しいですねー! 初日で友達できてよかった!」


「……なんかもうこの子、強い……」


■結末:


先生がつばさを迎えに来て、「今度こそ本当のクラスへ」連れていく。


「また来るね!」と元気に言い残して。


「“また”って……間違えて来る気満々じゃん……」


「でもなんか……あの子、放っておけないよね」


「ことはが姉っぽく見えたの、ちょっと感動した」


「やめてよ照れるじゃん(ドヤ顔)」




エピローグ:

放課後――


「……今度は屋上に来るって言ってたけど」


「また間違えて保健室にいるかもね」


「もはやつばさの行方を追うイベントゲーム作れるよね」


「タイトルは“迷宮のつばさ”でどう?」


中学生活は、今日も平和にバカだった。



転校生って、なぜか最初から強キャラ感ありますよね。

つばさは方向音痴で自由人ですが、どこか憎めない愛されキャラとして、また登場させていきたいと思います!

ちなみに、ことはとのコンビ名は「黒歴史コンビ(仮)」です。異議は認めます。

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