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妖精さんはいたずら好きっと・・・。

真っ暗闇の中フリーフォールに乗ったみたいに体が落下していく。


ああああ。あの妖精めええええ。

今度あったら覚えていなさいよ~~~!


悔しい思いをかかえつつも、ちょっと焦ってくる。


ねえこれっていつまで落ちるんだろう。

落ちる速度が一定なのはありがたいとして・・・。


と思ったら下にファンタジアのでっかい文字が見えてきた。


まるで映画のはじまりのように、私が下に落ちるものだからどんどん文字が大きくなってくる。

目の前いっぱいに文字が広がったときに落下が止まったと思ったら、文字が輝いた。


オープニングなのかな。にしても派手ですね。

なんて思っていたらまたしても暗闇になり、瞬きしている間に地面に足が着いた間隔があった。


波の音が聞こえるんだけど、いままで暗闇にいたせいで目が開けられない。

というか風の感覚まであるよ。これが現実じゃないなんて信じられない。

そろそろと目をあけると、そこに広がる世界をみてさらに圧倒される。


波打ち際に広がる砂浜。ところどころにはえる椰子の木。

そっと砂を手に取ったら零れ落ちる感覚まで同じ。


なんて、なんてファンタジーなんだろう。


「うそみたい」


思わず呟いた言葉に


「うそじゃないですよー」


と返事が。

ん・・・・?


後ろを振り向いてみると


「この腐れ妖精がーーー!!!」


さっきまで一緒にいた妖精ルーナがふよふよ浮かんでいたのでした。


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