夢はサラリーマン
世の中理不尽な事ばかりその中で俺たち人間は、それが日常だと思い込み暮らしてる。
俺もその中の1人だとずっと思っていた悪魔狩りを始めるまでは……
この世界には悪魔がいると言っても御伽噺に出てくるような黒くて羽の生えた悪魔じゃない
あいつらには姿がないだから俺たちハンターは、創造する。
創造する事により悪魔をおびき出しから狩る
初めは、俺もハンターという仕事がある事自体知らなかった。
「我は、言霊を使いお前達を呼び出す…創造せよ」
「呼び出したか人間、我輩は、お前の身体を貰う代わりに何でも一度叶えてやろう」
「出てきてくれた所悪いけど君は、善の悪魔じゃないね狩らしてもらうよ」
「お前は、ハンターか」
悪魔は、俺に背を向けて逃げ出した。
逃げ出した先には女性がいてその中に悪魔は、強制的に女性の身体に入り込んだ。
「悪魔、それは違反だぞ」
「へへ、どうせ狩られるんだなら一人でも多くを道連れにして消えるだけだ」
「……はぁ、お前さ知らないの?」
「何がだ?」
「俺は人間を傷付けずにお前らを狩ることができるんだよ」
「まさかお前は……」
「切り払え雪月花」
俺は愛用の刀を取り出し女性の腹部を刺した
刺した部分には、血が出る事なくそのまま刀を抜いた
「お前が死神か」
「お前ら悪魔からしたら死神かもな」
悪魔を狩り終えて倒れてる女性を起こす
「すみません、ここで寝てたら風邪ひきますよ」
女性を起こすと慌てて立ち上がりお礼を言って去っていった。
今日もいい仕事をした……なんて思うもんかこんな夜中に刀を振り回す高校生がいて良いものなのか
これも全て雪月花を渡した両親が悪い