【世界観・人物説明】 【1章終了時】 ※本編ではありません
冒頭の説明に追加しようと思ったのですが。
それだとネタバレになってしまいますので、新規でページを追加しました。
ここでは、1章終了時の情報を追加しています。
■世界観設定 (1章終了時)
==世界観設定==
裏設定等、後書きで書いていくのもアレなので。
このページにまとめたいと思います。
※このページを読まなくても、物語の理解に問題はありません。
■舞台
・大きな山 (ドラゴンが住む山)で大陸が東と西に分けられている。
・現在、エクト達がいるのは西側。
・その一つの国にいる。
■冒険者
・冒険者ギルドに所属する者。
・実績により、S~F級のランク付けがされている。
Sが冒険者のトップ。規格外の活躍をした者。
ABが上級冒険者。
CDが中級冒険者。
EFが初級冒険者。
・戦闘力とランクが大きく関係するので、下位ランクと上位ランクの実力差は大きい。
・何かしらの才能がなければ上級にはなれないといわれている。
※因みに主人公、エクトは最底辺のF級。
※戦闘職以外は、明確に成果を出しにくい。生産職はランクが上がりにくい。
□冒険者プレート
冒険者プレートとは、冒険者の証。
冒険者ギルドに登録すると発行される。
プレートには、冒険者ランクなどの個人情報が書き込まれている。
それに+して、冒険者の行動を逐一記録している。
冒険者の周りで過去に何が起こったのか、確認することができる。
特に違反行為とされているものは確認しやすい。
犯罪の立証するには一番良い。
□昇格のための定期期間
定期期間とは、ギルドの冒険者ランクが上がるのに必要な所属期間である。
どんなに才能があっても、クエストを達成しても、通常は一定期間は冒険者ランクが上がらないようになっている。
下手にランクを上げて冒険者が死なないようにするため、一定期間の成績を見る。
それに、代理等による不正なランクアップ対策でもある。
昇格に必要な期間は以下だ。
階級 : 必要な期間
F級→E級:半年
E級→D級:半年
D級→C級:1年
C級→B級:1年
B級→A級:1年
A級→S級:3年
これは、新しい階級になってから必要な期間。
つまり例を出すと、D級になってから1年たたないとC級にはなれない。
■通貨
・単位はG (ゴールド)
・5Gでパンが1つ買える
※日本の物価と考えると、1G=20円程
■精霊の加護
・1万人に1人に与えられる、精霊の祝福。
・加護を1つでも持っていると、どの分野でも優遇される。才能の証。
・加護保持者は、特殊能力を持っている場合が多い。
・現在判明しているエクトの加護 (1章終了時)
炎の精霊サラマンダー
土の精霊ノーム
風の精霊シルフ
雷の精霊トール
水の精霊ウンディーネ
『ウンディーネの瞳』
世界を見通す瞳。精霊因子を見ることができる。
□加護の能力
・基本能力:加護者なら誰でも持っている能力
・固有能力:同じ加護者でも、個人によって異なる能力。自分自身の特性と加護の相性によって発現する
□加護の種類
・生物系加護:動物 (ティーレ)系、植物系、魔物系
□三神霊の加護
・五大精霊の加護と並び、加護の頂点に立つといわれるもの
戦争と死の神、戦神オーディンの加護
精霊の支配者、精霊王フレイヤの加護
神々の王、万能神ゼウスの加護
■属性
・雷、炎、水、土属性など、生物にある特徴。
・人間にもあるが、特に魔物は属性傾向が顕著。
・属性の弱点をつけば、レベル差をひっくりかえせる
・属性武器は高価 (属性付与武器を作るためには、高価なクリスタルが必要&鍛治師が少ないため)
・属性ポーションで、一時的に武器に属性を付与することが可能
■魔法
・精霊に働きかけて行使する超常現象。
・大抵の魔法使いは1つか2つの属性しか使えない。
・魔法の杖など、媒体がなければ行使するのが難しい。
■調合
・素材を混ぜ合わせて物質構造を変化させ、新たな素材を誕生させる
・通常、調合する際には、素材とクリスタルが必要
・クリスタルが精霊に働きかけ、素材を混ぜ合わせる
・クリスタルには使用回数制限があり、何回か使用するとダメになる。消耗品
・クリスタルは、ダンジョンで採出されることが多い
※尚、エクトはクリスタル無しで調合が出来る
■エクトが作った調合品
・属性付加ポーション: 精霊に働きかけ、武器に各属性を付与できる。炎、雷など
・ライフポーション: 傷を癒す。回復薬、
・石化回復ポーション: 獣人族に多い病、石化病を治す。高値。
・拒絶反応ポーション: 2つのポーションをぶつけ、拒絶反応 (爆発)を起こす。
・グラント特性ポーション:
回人より異常に頑丈なグランドの体質に合わして作った特別製。
使用すれば一時的に許容量を超えて体内の細胞と精霊因子を活性化させる。
そのため、傷を急激に治すと同時に戦闘能力も高める。
通常の人間ならポーションの負荷に耐えることが出来ず、使用することは出来ない代物。
■ポーションの調合
具体的なポーション調合の手順は以下。
~ポーション調合の4段階~~~
集約:各属性の精霊因子を集める
形成:精霊因子を固定化させて枠を作る
放出:枠の中で精霊因子を現象に転化して出力する
固定:液体の中に放出状態を固定化する
~~~~~~~~~~~~~~
ポーションは使用する際、瓶の中の液体が外気に触れることで、固定状態から放出状態に変化する。
放出状態になることで、傷を癒す、各属性を与えるなどの魔法現象を発現させる。
□ポーションの調整
エクトのみができる技。
通常のポーションは固定状態になれば性質を変更出来ない。
しかし、エクトは固定状態になっても性質を変化できるように、変数パラメータを加えている。
そのため、相手の状態を見て、その後からでもポーションの性質を変更できる。
□ポーションの拒絶反応
ポーション調合で、稀に起こる事故。
2つのポーションの放出状態がぶつかった時に、稀に奇妙な反応である。
エクトは拒絶反応を起こす調合割合を導き出し、人為的に拒絶反応を起こし、攻撃に転用している。
上位の魔物を倒すほど、強力な反応。
■精霊因子
精霊因子とは、『炎』『水』『雷』などの魔法を行使する際に影響を与える因子である。
魔法は基本、空気中に分布している精霊因子に働きかけて行使する。
空中から突然炎が出たり、水が出たりしているように見えるが、実際は精霊因子の反応。
■武具の素材
一般に流通している武器の素材ランクは以下。
クズ鉄<銅<青銅<赤銅<鉄<鋼鉄<羽鉄
混ぜ物がないなど、純度の問題もあるが、鋼鉄は上から2番目の素材。
鋼鉄と羽鉄では、硬度の部分では同じだが、羽鉄の方が軽く、様々な形に加工できる。
なので鍛治師次第では、鋼鉄でも羽鉄レベルの武具を作成できる。
他にも、黒曜石、銀、ミスリル銀などの魔法要素が入ったもの。
龍のウロコなど素材系もあるが、それらは珍しい品であり、一般流通品ではない。
加工できる鍛治師も少ないので、一点物と認識されている。
■アイテムボックス (Item Box 通称=IB)
・容量がほぼ無限大の袋。
・大きさは財布と同じぐらい
・入り口をかなり大きく広げられるので、大抵何でも入る。
・登録者しか使えないため、セキュリティ面でも心強い。
・共有設定にすれば、サブ登録者もIBから出し入れできる。
・魔法工学が盛んな東の国で開発された
仕組み
・冒険者ギルドに登録すると、1つのIBアカウントが与えられる。
・1アカウント毎に1つの荷物入れ空間 (ほぼ無限大)が用意されている。
・IBさえ持っていれば、自分の名前が登録されたアカウント (自分のアカウント以外でも)には、いつでもどこでもアクセス可能。つまり、いつでも中身の出し入れが可能。
・追加の利用者 (サブ)登録は、登録者 (メイン)のみ与えられた権利。
・物語序盤の状態
エクトのIBアカウント=エクト (メイン)&ティア (サブ)がアクセス可能
ティアのIBアカウント=ティア (メイン)のみがアクセス可能
※現在は、エクトの共有設定は解除している。
※ネット銀行のような仕組み。
IBは出し入れする媒体 (コンビニにあるATM)で、IB自身にアイテムが入っているわけではない。
巨大な異空間にアイテムを格納しており、そこからIBを通してアイテムを引き出す。
■魔法工学
西の国の某国で生まれた技術。精霊因子を数値化して扱う。
『雷の矛のマーク』がついた魔導具は、能力が桁外れに高い。
■東の国 魔術学院
魔法工学の研究を行っている。
エクトが使用する、『ポーションの拒絶反応』の研究も行っている。
■グランドエクストラ家
魔法工学発祥の地の王族。
神に挑もうとして堕ちた、罪深い一族
著名な錬金術師の一族。
大国との戦争に勝つために、禁忌を犯し。
より強い戦士、より強い魔法使い、より強い加護者を『開発』しよう人体実験を繰り返したが、戦争に負け、現在国は滅んでいる。
王族は行方不明。
S級、最重要指名手配され、高額な懸賞金がついている。
■禁忌
【人体実験】、【精霊や魔物との融合】、【加護の開放と再取得】など。
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■人物 (ざっくり)
◇パーティー
エクト・ライヴ::
16歳。主人公。生産職。F級冒険者。
本名は『 エクト・ライヴ・グランドエクストラ』。
亡国の王子で、5大精霊の加護を持っているが秘密にしている。
そのため、クリスタル無しで調合ができ、属性付与や石化ポーションなど、特殊なポーションも容易に作成できる。
3神霊の加護者を倒し、国を復興させるのが目的。
ティア・フロライン:
16歳。D級冒険者。女騎士。栗色の髪の美人で、武器はレイピア。
防具は軽装武具で、機動性特化。防御・回復魔法を使える。
妹のレネを助けために、エクトを騙し、お金を集めていた。
元伯爵令嬢。
一時期、グラントと交際していた。
グラント:
16歳。剣士。剣ではなく、刀を使う。攻撃特化の薄着。体が頑丈。
イケメンでもてる。一時期、ティアと交際していた。
ウィズ:
12歳。女魔法使い。小さくて不思議っ子。
大きな魔術師ローブと山高帽の、魔術師スタイル。
尚、服のサイズがあっていない。兄がいる。
細かい制御魔法は苦手だが、魔法力は高い。
リン:
16歳。獣人族の中の猫耳族。
孤児院の運営をしている。皆のお姉さん。
エクトは孤児達を救い、数日孤児院に滞在した。
◇その他
ギルデイン:
元上級冒険者。公爵の部下。偽物の『獣の加護』を持っていた。
加護の基本能力:『従魔』 魔物を従える。
加護の固有能力:『キメラ』 従えた魔物を自分に憑依させて、身体能力を上げる。
アル:
ウィズの兄。加護持ち。公爵の部下。
魔導具無しで魔法を発動できる天才。
フェンリル:上級冒険者。銀色の鎧を装着している。
◇ティアの記憶
レネ・フロライン:ティアの妹。加護持ち。
ハリス・フロライン:ティアのお父さん。
ハイド:ハリスを裏切ったが、ティアを家から救ったおじさん。
カーライル:ティアの家を襲ったリーダー。公爵の部下。
◇東の国
賢者:東の国の魔術学院で魔法工学の研究をしている。
ラルカ:賢者の助手。魔術学院を卒業した、小さな女の子。
アレン・アン・ハサウェイ:東の国の有名な冒険者、