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主くんとよその子と猫さん

某日公園にて


「美人だね、ご飯食べる?」

「…」

「わ、サラサラ〜。ちゃんと手入れしてるんだね」

「…主くん」

「あ、猫さんも触る?野良じゃ無いみたいだよ、この三毛」

「触らない。帰ろう、暑いし。」

「あ、うん。」

「コンビニでアイス買うね」

「いいよ、ところでさ、猫さん、妬いた?」

「んー、とりあえず、よその触った手で触んないで。」

「すぐ手を洗ってきます!」


***


「洗ってきたよー。」

「アイス買っといたよ」

「ありがとう。ねぇ猫さん」

「何?」

「猫さんが一番可愛いよ。」

「ばかなのかな! 比較対象ネコとか!」

「えー? まぁ、俺が猫さんバカなのは否定しないけど。」

「…本当、否定できないよね。」

「マニアでもあるしね!」

「そこに自信つけられてもすごく困るよ。」


短いですが。

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