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病み主くん
「…」
「主くん、なに。黙ってくっつかれても重いんだけど。(体重的に)」
「やっぱり重い?(気持ち的に)」
「ど、う、し、た、の?(威圧)
私はエスパーじゃないから言われないとわかんないよ。言ってくれたら一緒に考えてあげる。」
「束縛しすぎると嫌われるぞって言われて、思い当たる節があったから。いっそ閉じ込めてしまえたらなーって。それともどこにも行けないようにしてしまおうか。」
「ちょっと待とうか、主くん。人を閉じ込めるのは犯罪だよ。そもそも嫌だったら嫌いになる前に言います。」
「そう?」
「て、言うか。主くんが束縛してるんじゃなくて、私が束縛されてあげてるの。」
「猫さん、結婚しよう」
「待てコラ。超展開やめてください。」
。
。
。
「主くん」
「ん?」
「主くんが重いのも、ちょっとアレなのも最初からわかっててそれでもすきで付き合ってるから、周りの言うこと気にしないでいいよ。」
「猫さん、式はいつにする?」
「調子にのるな」