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二代目勇者  作者:
1/1

ハジマリ

始めて小説を書きますwかなり下手になると思われるのでご了承ください。



影暦27XX年________

この世界は危機的状況に陥っていた。«勇者»が魔王と戦い…自らの命を代償に魔王と共に死んだのだ。

魔王が死んだ_____いいことじゃないかと思う者もいると思うが、今回は勇者も死んでしまった。人類最後の砦が居ないとなると新たなる敵が現れたときに対処できなくなる。

大臣や国王はこの事態を打開するため、あることを考えついた。また«勇者»を決めればいい。そうすれば国の秩序は保たれる、と。国は勇者候補を集めた。力の強い者や頭のいい者、趣味で勇者をしたい者、を片っ端から集めた。その中、約2000人の中に、後の二代目勇者がいた。その者はゲーマーでありオタクであり人と接するのが苦手な青年だった。彼の名は相沢仁(あいざわ じん)。現役の高校生だった。何故彼がここにいるかと言うと…ここから約2km先に同人誌売場があるのだが彼は重度の方向音痴な為ここに迷いこんでしまったのである。

「なんでこんな混んでんだよー。買えないじゃん。」

と呟き、人混みの中から抜け出そうとしたとき__________

「ほら、試験はこっちだ。早くきなさい。」警備員らしき人が腕を引っ張る。

「あのッ、ここにいる人達はどうするんですか?」彼は小声で(たず)ねた。

「勇者には行動力というものが必要なんだ。待ってばかりでは始まらないんだ。」警備員は真面目に言った。

「は、はあ。所で同人誌売場は何処ですか?」彼はどうやら勘違いをしているようだ。ここが同人誌売場だと。

「ん?(試験会場の事か?)あぁ、もうすぐで着く。」

「そ、そうですか!良かったぁ。」彼はその重度の方向音痴の為か会場に辿りつけた事がない。

そして数分歩き、目の前に巨大な扉が現れた。

「既に十数人が集まっている。頑張ってこい。」警備員はその場を後にした。

「やっと買えるよ。ふぅ、疲れたなぁ。」

 彼はその重い扉を開けた。



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