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0.3秒の睡魔の巻

前回に続き面白くも何も無い作品ですがお願いします。m(_ _)m



桃母「え、桃華が・・・?」


簾「はい 今日一瞬眼を覚ましたんです」


桃母「そうなの・・・ありがとうね、簾君。あとね 簾君にお願いが」


簾「はい?俺に出来る事ならなんでも」


桃母「それが、桃華と少し距離を置いて欲しいのよ。」


簾「・・・え?」


桃母「最近になって思ってきたのよ 桃華が眼を覚まさないのは簾君が居るからじゃないかって。」


簾「そ、そうですかね・・・」


桃母「簾君と離れてもらって眼を覚まさなかったら私の勘違いだわ」


簾「は はい・・・何でもしますので。」


桃母「ごめんね簾君。」


 パタパタ ドタッ ガチャ


簾「そっか」


何故か泣きそうになった 俺が居なくなって桃華が眼を覚ましたら・・・


俺は桃華から強制的に離れなければならない事になるだろう


今日が最後の気がした 


簾「桃華・・・」


酸素マスクを被った桃華の頬に軽いキスをして病室をたった。


 プルル プルル


それから数日後 桃母から電話があった


怖くて最初は出れなくて そして恐る恐る受話キーを押した


簾「はい」


桃母『もしもし 簾君?』


すごく機嫌が良さそうなその声 まさかと震えた


簾「何か・・・?」


桃母『そうなのよ!桃華が眼を覚ましたのよ!』


恐怖に包まれた 驚異の事態だ ・・・・いや予想通りとも言えようか


簾「えっと、それだけ・・・ですよね」


桃母『そうよ?』


簾「じゃあすいません、俺用事があるんで」


桃母『そう、ごめんなさいね?じゃあね』


来てあげて とは言わなかった 当たり前か・・・


 ボフッ


ベットに寝転がって今までに無いくらい泣いた


不安でいっぱいであの日奇跡的に会えたのに


もっと服屋にも行って遊園地とかお化け屋敷とか


もっと・・・もっと行きたかった 2人で。


これから会えなくなるんだろうか 声が聞けなくなるのだろうか


姿を、影を、居るという空気を 感じれなくなるのだろうか


泣いて泣いて泣きじゃくった後は死んだ人の様にぐったりと仰向けで寝てしまっていた


 プルル プルル


着信音で眼を覚ました俺は 知らない電話番号の電話の主が桃華じゃないかと期待してしまった


?『もしもし』


その声は 老人。若干枯れた声からか死期が近づいている様な人だった。


簾「はい・・・誰でしょうか」


?『桃華さん覚えていらっしゃるだろう?』


簾「! は・・・はい・・・。」


?『桃華さんのベットの隣で寝ていた者じゃよ』


簾「確か・・・・・杉澤さん」


杉澤『よく覚えていたな あ、そうじゃったそうじゃった。本題に入るがなぁ』


簾「はい・・・!!」


杉澤『わしはお前のその心意気に惚れた だから伝えておく


ベットが隣だからよく話が聞こえるからのぉ・・・』


簾「それで?」


杉澤『すまんすまん それでのぉ桃華さんは


記憶消失 らしいのじゃ』


簾「?!」


記憶・・・・喪失。


杉澤『そりゃあ知らない親父からこんな事聞いても信じ難いだろう だがな青年。


確かその桃華さんは 青年の関連する事、青年と一緒に居た時の記憶 だけをなくしているらしいのじ


ゃ。』


簾「そん な・・・」


絶望の淵に立たされたような気分になった そうあの事故の日の様な・・・。


 つづく

 

 

どうでしたか?!感想をお願いします!!

・・・眠い・・・(4:11)←

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