第3話ジャンヌの復讐
村から逃げたジャンヌは、怒りがおさまらず復讐をくわだてるが・・・
太陽へと、帰ったジャンヌは怒りがおさまらず、太陽の炎をメラメラと燃やしポップ村を熱く照らした。
布から太陽の光が漏れてやがて布は、熱さにまけて溶けていきました。
「ポップ村のやつらめ、蒸し焼きにしてくれるわ」
ジャンヌは、鼻をツンとたてると太陽から村の様子をうかがっていました。
ミックと村の人々は、楽しさのあまりどんどんあがる温度に気付かず、踊りや歌を楽しみました。その間、お菓子でできたかわいらしい形の家はポタポタと音をたてながら溶けていきました。
「なんか、熱い。」
だらだらにかいた汗を拭きながら、ミックは辺りを見回しました。
気付くと村の人々は、ポッツ以外溶けて小さくなっていたり、こんがり狐色に焼けていて良い香をかぐわせいたりしていました。
「まずい!みんな、日陰に非難するんだ溶けちまうぞ。」
ポッツは、小さくなった村人たちを日陰に非難させました。ポーは、なにやら口からマシュマロをいっぱいだしています。どうやらテントをつくっているようです。
ミックも、マシュマロテント作りを手伝いました。
やがて大きなマシュマロテントが完成するとポーは、安心して気が抜けたのか酸欠をおこして目をくるくる回しながら倒れてしまいました。
「よくやったな。ポー、ミック。偉いぞ。」
ポッツはやさしく笑い、ポーをテントの中に寝かせました。村の人々とミックもテントの中へ非難しながらポーの作ったマシュマロテントの焼ける甘い香をたのしみました。
まだまだ修業の身です。評価と感想をできたらおねがいします。