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おなじ名前の女神さま、王女さま(前編)

作者:コノハ椿
いまよりもずっとむかし。
島国の端の町に建つ小さな神殿で、そこにまつられる女神は、変わりのない日々を過ごしていた。
参拝者は少なく、毎日のように来る老女くらい。けれど女神は気にしない。これから先も、そんなかわり映えのない、よく言えば心かき乱されることのない生が続くと思っていた。
ある日、老女がつれてきた、若い女がきっかけになるまでは。
若い女は、新王の婚約者候補として招待された他国の王女で、女神の姿が見えると言う。
そして女神と王女には、意外な共通点があって──

「とても、嬉しいです。おなじ名前の女神さまと、抱える悩みまでおなじだなんて……奇跡ですわ」
「そんな大げさな…………ちょっと待って。おなじ名前?」

これは、おなじ名前のふたりが生きた、むかしの話である。




古代ヨーロッパの南あたり、古代ギリシアやギリシア神話がイメージのおはなしです。後編に続きます。
pixivにも公開しています。
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