シニガミ2
私は川羽田美菜。高校3年生。
私には彼氏がいるが、最近彼の様子がおかしい…
問い詰めてみても何も言ってくれない。浮気しているようには思えないが、何か隠しているということは分かる。
そんなある日、私がスーパーから帰っていると彼がいた。声をかけようかと思ったが、何か様子がいつもと違う。まるでゾンビのような顔をしている。
彼は自分の意識がないのか、私のことを知らないような目をして、私に話しかけてきた。
「そこの君、俺と一緒にいかないか?」
私には理解ができなかった。でも、彼がずっと私に隠していることが打ち明けてもらえそうな気がしたので、「いく」と言ってしまった。きっと私はここで間違えたのだろう。彼は不気味な笑顔をしている。その瞬間…
私の体が白く光り、私をどこかへ連れていかれた。彼は一体何者だったのだろうか?という疑問が浮かび上がった。
彼は数少ないシニガミなのだと…