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それは、つまり?

夕飯を摂り終え、自室に戻り寛いでいた。

ベッドに横たわり、スマホを弄る俺の耳にノック音が届いた。

「はぁーい」

「ごめんね、四條原くん。寛いでるところ、お邪魔して……」

「そんなかしこまらなくても。蜜牧先輩なら大歓迎ですよ、ははっあははっ」

「引き攣ってる、四條原くん……」

「……はい」

彼女からの指摘に弱々しく頷いた俺だった。

「隣、良いかな?」

「ええ、どうぞ……」

俺の返事を聞いてからベッドに歩み出した彼女。

乾き切っておらず若干濡れた髪が艶かしさを際立たせているように感じられた。

ポスっとベッドに腰を下ろした彼女が下唇を舌でサッと舐める。

「ガッカリ、してるよね四條原くん」

「えっあっいや……そういうつも——」

「メイド服、が好みなんだ四條原くんって」

「そういうんじゃっ……こち、悪いですよ」

「……?四條原くんもそっちなんだね」

「違っ……い、ますよ。自覚なしですか、蜜牧先輩?」

「えっ?」

「咲苗さんみたいにからかわないでくださいよ」

「あっいや……そのぅ、ごめんね。やっぱり似ちゃうね〜こういうのって……露骨に出てたから、顔に」

「……」

「あっえっと、今日はその……無理だけど、文化祭なら四條原くんのご期待に添えられたり……かも、うぅ」

俺の無言が堪えたらしく、取り乱した彼女が口を滑らした。

「えっ、文化祭……期待に、添えられる?」

「あ、ああー。えっとぉー……」


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