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無味に感じる昼食

蜜牧先輩に告白し、振られてから二週間が経過した。


俺から彼女の手を繋ぐことも彼女から繋いでくれることもなく、昼休みに二人で昼食を摂りながら雑談を交わしたりと進展と言えるほどの仲になれずにいた。


相変わらず、顔を合わせることも出来ない父親から登校前に珍しく一通のメールが送られた。


内容は──今日は17時までに自宅に帰ってこい、一分も遅れることは許さん!厳守だぞ、というものだった。


登校し、ずらりと並んでいる傘立ての端に置かれた自動販売機でペットボトルのレモンティーを購入している俺の背後から挨拶が聞こえた。

「おはよう、後輩くん。あの......今日の昼休みと放課後は用事があって。他の──」

「おはようございます、蜜牧先輩!そうですか......分かり、ました......」

「ごめんね」

「用事なら仕方ないので良いですよ」


彼女と別れ、教室を目指し歩き出す俺。


昼食はいつも美味しく感じていたのに、無味に感じた。






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