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短編詩集Ⅱ

独裁的民主主義という甘美な毒

作者: 若松ユウ

先の見えない時代があった

酒場の若者が宣言した

金持ちと年寄りに支配された腐敗政治を洗濯してやると


若者や女性を中心に共感の渦

扇動される庶民 

国会に風穴を開けるまでは計算通り


冷ややかだったメディアが当選直後に新党へ殺到 

報道しない自由から歴史的快挙としてお祭り騒ぎへ


カリスマは素晴らしい

驚くコンサバ

カリスマの言うことは従わねば

疑うマイノリティ

カリスマの言う通りにしなさい

逃げるインテリ

カリスマ万歳! 

一党独裁政権誕生 


洗脳完了とほくそ笑むブレーン

原則に合わなければ例外へ但し書き

党首は苦悩する 

ブレーンは欲を出して図に乗る

党首は孤独から人間不信に

最後はブレーンを射殺してから自らも命を絶った


これは過去の亡霊ではない

かれらは今も憑依先を探している

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