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まだ知らぬ姉妹の絆

「Call of death…」


それがココリス達の1番上にある組織の名前俺はどうやらまだ1つの世界しか救ってないこの状況で既にこの世界は危険な世界だと察知した。


「そういえばココリスあなた私に何か頼み事があるって言ってなかった?」


話の中でアイリスは何かを思い出したのかココリスが自分に何か頼み事があるのを思い出した。


「はい実は他の組織に内緒で私の組織もとい自分の組織と一緒に調査をおこなってほしいのです。」


「調査っていったい何の調査をするんだ?」


「大男の中に植えつけられている子どもの脳の調査つまりそれを生み出している組織を探る事もしくは壊滅をさせる事が私の頼み事です。」


「その位置は大体把握しているのかしら?」


「はいこのモニターの地図を見てください」


ココリスはモニター画面をリモコンで操作し地図でこどもが殺された場所もしくは子どもが行方不明になった場所にバツ印をつけていた。


「私達が捜索する場所はこの5つです。どこも未だに証拠らしいものはみつかってはいません。ですから出来るだけ何か大男を生み出している研究所もしくはそれと加担されている組織なんでもいいです。何か怪しいと思うものがあれば私の組織に連絡を下さい。」


「成る程ねココリスあなたの事情はよくわかったわけど私や他のみんなは正直胡散臭い話だと思ってる。」


「お姉様!」


アイリスは何故か実の妹のいう事に対し胡散臭さを感じたらしい俺は特にそう感じる事はなかったが、俺以外のみんなは思ってるって事なのかな?


「そういう話を持ち出して私達がその捜索に応じようという考えはいいかもしれないけれどココリスあなた自身のお願いには聞こえなかったわ」


「それはどういう事ですかアイリスさん?」


「メルティこの世界では裏切って当たり前な世界なの人を信じて行動してはいけないだから私達はこの組織でも自分自身を信じて行動するよう承諾を得てこの組織を作ったのだから私を含めたここにいる子達は誰もココリスの事を信じない。」


「そ、それは…」


「ココリスあなたは一度いや二度も私を裏切ったのだから正直あなたとは会いたくもなかった。それにあなたはここにいてはいけない人物イレギュラーな存在なのわかるかな?」


「そ、それは…」


ココリスはスカートに手をぎゅっと握りしめながら俺の方をチラッと見た。どうやら本当に嘘は言っていないあんな表情をするには何か理由があるはずだなら俺はそれを…


「さあ、わかったならサッサと帰りなさいここにいるだけでも迷惑なのよ荷物なら後で係の者に手配してもらうから素直に自分の組織へ…」


「待った!」


「お兄さん…」


「かず、や…」


「そこまで言ってるんだ。話だって大体理解したし助けてやってもいいんじゃないのか?」


「お兄さんこの子は私達の中に裏切りがいるって事を知っててここの上層部に話をしなかった。それは自分達の命が惜しいから言わなかった。つまり私達があの大男の事についてこのまま何も知らなければ捨て駒のように無残に殺されて結果報告だけで済ませようとしたって事なのそれがイレギュラーな考えを持ったやり方って事が私は許せないって話をしてるのこれでもお兄さんはココリスの言うことを信じるわけ?」


確かにアイリスの言ってる事はあながち間違いじゃないその大男について何も知らなければ俺達は捨て駒のようにされこの世から消えていたかもしれないけれど…


「ああ、信じるよ。そしてアイリスの言ってる事は最もだと思うしココリス達は俺達の事を捨て駒のようにして情報を得ようとしていたのかもしれない。けれどココリスの言い分を少し捻って考えてみないか?」


「どういう事お兄さん?」


「一夜…」


涙目で見てきたココリスを俺は一度顔を見ながら任せとけと言わんばかりの発言で何とかするさという感じでアイリスとは違う正反対の解答を出した。それもアイリスの考えている事を予測しながら…


「ココリスが俺達に隠していた機密事項結局の所俺達は訓練所にいる大男についてココリスの組織だけが関与している事を聞かされた。そしてアイリス達は大男が倒されてその状況の下調べをしにビルへ向かい人間の脳が隠されている事を知った。この2つの事を知った俺達はココリスが内部でしかわからない話の事情を説明してもらったわけなんだが、ここからは俺からの予測だ違うなら違うってそう言って欲しい。」


俺はアイリスの顔を見ながら予測が的中しているかどうか確認した。


「アイリスお前はココリスに嘘をついて元の場所に帰らせ用とした。そして自分だけで勝手な行動をしてここにいる俺達を騙そうとしながらバツ印が書かれている場所を1人で回ろうとし事件を解決しようと考えてこの世界での裏切りという言葉を借りながら皆んなを騙し取った違うか?」



「!お兄さん感が働きますね…そこまで見抜かれては私もお手上げです。返す言葉もありません。」


「???イマイチよくわからないんですが?ご主人様私達は結局の所ココリスさんと一緒に行動をすればいいって事なんですか?」


「まあそういう事だな」


予測が的中して良かった。やっぱりアイリスは自分自身だけで大男の謎を解きこれも予測だがついでに俺達の中に組織の裏切り者がいないっていう証拠を突き止めようとしたんだろう。それにココリスが言っている事は誰かが犠牲になる可能性があるんじゃないかとアイリスは悟ってワザと冷たい態度をとったんだと思う。まさに姉妹だな。


「いいでしょう今回ばかりは一夜さんの的中な言葉によって一緒に行動します。ですが危険が迫れば即刻逃げてください。これは生半可な任務ではないと予想します。ココリスもそれでいいわね?」


「はい!ありがとうございますお姉様!それに一夜もありがとう。」


「ああ…」


今回たまたま予測が当たっただけなんだけどな〜まあココリスが笑顔になってくれたのは何よりだ。けれど1つだけ気になった事がある。アイリスがココリスに二度も裏切られたという言葉が気になった。俺はまだあの2人についての過去を何も知らないんだなって改めて思った。それにあのアイリスの冷たい視線と言いかたあれは確実に本気な言い方だった。いったいあの似た者同士の仲の良い姉妹は過去にどんな裏切りがあったんだ?

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