作戦4thアタック始動
「大丈夫ですか?一夜さん!」
俺が重症になっている姿をみた静穂は血相変えて心配そうにこちらを見てきた。
「な、なんとかな、けどそこまで動けるほど体力はほとんどなさそうだはやいとこ決着をつけないとやばいかもしれないだから静穂俺が考えた最後の作戦で決着をつけるぞ!」
「………分かりました…ですが一夜さんはそこから動かないでくださいできる限りですが私とリリスさんでけりをつけます。」
「ああ、頼む頼りにしているからな…」
「はい!」
俺は最後の作戦四人でのスキルと技による固定攻撃を提案した。そして同じ場所にダメージが与えらる事を判明した俺は普通の銃弾集中攻撃そしてリリスと静穂の二段スキル攻撃による集中作戦攻撃をしたのだが奴はそれを俺が考えた作戦の予想を見事に裏切った。そして今最後の作戦を俺たちは実行しようとし始めている。作戦での最後のトリはココリスに任せているその理由は…
「うがーーーーー!!!!!!」
大男は勢いよく懐に隠してもっていた銃を投げ捨て思いっきり俺の方角へと走ってきた。
「……コク」
「……コク」
サ!
俺と静穂は顔を見合わせ互いに頷きながら作戦の行動にでた。
「お前がこっちに向かってありがたいよ」
俺は手に持っていた弾丸を装填し技の発動の準備をしていた。
信じてないわけじゃないんだが一応念のために要人に越したことはないだろうし静穂のスキルで決まればそれでいいんだけど果たして上手くいくかどうか…
大男が俺の近くまできそうになったときリリスの弾丸が二人のスキルで当てていた同じ背中の場所へと狙い撃ちした。
ズキューン!
「グルルルル!!!!!」
「まだ穴が空いてない場所があって助かりました。これであなたは私のスキルで全身を動けないように弾丸に予め細工させておきましたので体中機械ならオーバーヒートを起こし硬直状態になっているはずです。
「が、が、が」
ズシン!
リリスが言った通りになった大男は体が六縛られているかのように体が硬直状態になっていた。
「体に熱膨張を確認冷却し再起動するまで約3分かかります。」
大男は動けない中それをまってたのかごとく今度は違う方向から静穂のスキル攻撃が炸裂した。
ドッカーン!
ドッカーン!
ドッカーン!
「今度は私のスキルで拳銃をグレネードランチャーに変えさせてもらいました。これであなたはそれなりの大ダメージを負ったはずです。これでもう動かな…」
静穂がそう思い込んでいた束の間大男の様子が更に一変した。
「ぐううう!!しゅうーーー!!!」
「周りの攻撃によってシステムの一部を改変します。体の損傷部分をメンテにより修復させます。これにより体の周りを電子粒子を発生させ一定時間防御態勢へと移行。」
大男はダメージを受けていたがそれによりメンテ以降がより複雑により爆弾類などの機械系の攻撃が無効になってしまった。
「駄目でしたか、グレネードランチャーでもそこまでダメージが通らないなんて!」
「いえ、ダメージは通っています。通っていなければあんな高層なプロテクトはかけないはずです。」
「だとすればあの大男はあと少しで!」
「はい、ですが私達のスキルは全てもうあの大男には聞きません貴金属攻撃の防御に特化したあれはもはや化け物にすぎません…ですからここは後の2人に任せるしかありません。」
「そういう事だ、2人ともよくやってくれた。そして次は俺の番だ。」
俺は弾丸に溜めた黒い塊を大男の真上に放った。
ヒューーーン
バン!
ズガズガズガズガズガ!!!!!
「さあ!踊って喰らい尽くせDeath march!」
一夜が放った影の新しい技Death marchはまるで雨のように大男が発していた電子粒子に降り注ぎ黒い弾丸がそれを吸い取りながら一点に集まりまるで光線のように大男の腹へと撃ち抜いた。
ズシューーーン!!
「がっは!!!!!」
「ピーピーピーピー!!!より深いダメージを確認内部の損傷以外全てを修復し即復帰モードへと移行します。」
「な!なんだと!」
「駄目です!このままでは私達が攻撃した意味が!」
「いえ!このまま終わりません!皆さんで一斉に攻撃すればまだ勝ち目はあります!」
バン!バン!
ドッカーン!!
ズキューーーン!!
大男は見事に貫かれそれなりに損傷が激しかった。しかしそれもまるで嘘のように身体に穴が空いていた場所や凹んだ場所がみるみると回復し始めていった。
「くそ!やっぱり聞いていない、いやそれよりも奴に負っていた傷がみるみると」
大男は負っていたダメージを自己修復機能を発してみるみると身体の損傷部分を直し始めていた。
「も、もう勝てる要素が思いつきません。」
「………本当にそうでしょうか?まだ1人希を忘れていない人がいるのをお忘れではないですかリリスさん?」
「え?まだ希を捨てていない人物…けどもうアイツにダメージを与えられる場所なんてないですし…そもそも誰だというんですか?私達4人の中であいつに勝てる力を持ってる人物なんて!」
「います。それも一夜さんの側でずっと潜んでいた子が1人…銃口を構えながらある特定の部分を習おうとしている人物がそこに!」
静穂が指を指した場所そこには一夜の隣に立っていたココリスの姿があった。ココリスは銃口を構えながら回復終わるまでの大男を眺めながらある部分が直ききるのを待っていた。
「ぶはぁーーーー」
チャキ!
「そこまで回復してしまったらもう打つ手なんてほぼぼないわねけれど私の第2スキルの場合そんなの関係ないの例え全て回復してしまったとしても…」
大男は完全に修復し直し狙いをやはり重傷を負っていた一夜に向かってまためーいっぱい走り出した。
「く!」
「一夜さん!」
「………お願いします…ココリスさんあなたのスキルなら必ず効くと私は信じます。一夜さんが私を信じてくれたみたいに今度はあなたの事を信じさせてください。」
静穂は自分達に打つ手がないとわかっていながら誰かを信じる事を嫌っていた己自身がココリスの事を信じ後を任しながら成功を祈っていた。
どが!どが!どが!どが!どが!
「一夜それに皆んな見ときなさいこれが私の第2スキル蓄積されていった己のダメージによって自我を崩壊させるスキルその名はHeavy destruction!」
ピカピカピカピカピカピカ
ズキューーーン!
七色に光り始めたココリスの第2スキルHeavy Destructionは大男のお腹の真ん中に見事命中した。
「うおおおおおおお!!!!!」
大男は何故か物凄い奇声を上げ走って来た俺達の間を通りに抜け壁にぶち当たり瓦礫の下敷きになってしまった。
「へへ、なんとか上手くいったみたいだな…」
「ええ、私の第2スキルHeavy Destructionは相手がよりダメージを与えた分だけのダメージをそのまま精神や身体へ流れこむ摩訶不思議なスキルこれ自体私自身まだよくわからないからあまり使いたくなかったんだけどまあなんとか役に立ててよかったわ。」
そう俺がココリスをトリにした理由はこの第2スキルの効果を知っていたためでありもし俺たちの攻撃が通じなかった場合は頼むようにお願いした。
「本当にお前を4番目にして良かったよ少し曖昧な言葉でもしかしたら倒せるかもっていった時はどうなるのかと思ったが何とかあいつを倒せたみたいだし今まで俺達がダメージを与えたるのが無駄にならなくて良かったよ。」
「けどこのスキルが本当に扱えるかどうかについて言わなかったのによく信用したわね?本当は私がこのスキルを上手く扱使えるかもしれないのを知っててワザとカマをかけたんじゃないの?」
「はあ?何でそんな事する必要があるんだよ。俺にそんなメリットはないしお前にも特にデメリットがあるわけじゃないだろ?」
「それはまあ確かにそうだけど、私はあなたの事をお姉様の事で目の敵にしていたのよそれなのにどうして信じくれたわけ?」
「うーーん、なんて言えばいいんだろう…単に静穂の見本として成り立てないかと思ったからかな?」
「はあ?なにそれ?」
「人を信じるのってやっぱり難しいことだと思うんだ。それがこの戦いなら尚更なだからまず俺がお手本として人を信じる心があるのかどうか証明をする必要があるって言うのを静穂に見せたかったただそれだけだ。」
「……ぷ、あはははは何それ!そんなのなんの証明にもならないわよそれにあの子賢いからそんな事しなくてもあなたの事普通に信じられる人間ってもうとっくにわかってるし意味ないわよ。」
「え!そうなのか!それじゃあ俺が思いっきた行動は…」
「けどまあ身体を張って静穂を守ったそれは誰にでもできる事じゃないわそれはあなたにしかできなかった事だと思うのだからそれで十分あなたに対する信じる思いは伝わってると思うわよ。」
「え?そうなんだろうか?俺は勝手に身体が動いただけだしもしココリスが危険に陥った時でも俺は助けるぞ、まあこれがお前を信じる理由なのかもしれないけど危ない目にあったら助けるし何よりもお前の存在に救われたかな?いなかったらやばかったって思ったし。あははは」
「!」
まさかそんな風に思っていたなんて…あなたが私を信じてくれた理由今までにないほど嬉しかった。お姉様にも言われた事のないその言葉…私も人を信じるって言う概念を信じてみたくなったわそれもあなたに対してはだけどね…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!
「な、なんだ!」
「!一夜危ない!」
「え?」
ドッカーン!
突然壁に埋もれていた大男は瓦礫を粉々にし俺達の方へと吹っ飛ばし復活した。
「最終再起動成功これにより制限されていたシステムを解放し負傷人物の末梢から危険人物の末梢プログラムへと移行します。」




