destroy hacker(デストロイ ハッカー) VS trap illusion(トラップ イリュージョン)
「あ、あいつらのスキルってやっぱチートだな…見える範囲ならスキル効果は有効だけど距離によっては無効って自分の範囲内だとある意味無敵じゃないのなか?」
「チ・ー・トって何?」
「え?ああいや何でもない…」
一瞬ここの世界にもチートって言葉って実現するんじゃないかって言おうと思ったがそういえばこの世界に来てからあまり聞いたことなかった。やっぱり異世界なのだと実感してしまう。
「こうやって離れて何とか隙を作れるかどうか探りを入れようと思ったがやっぱり無理なんじゃあ…」
「いいえ無理では無いわよ」
「どうしてだ?」
「アンタあいつらの言っている事聞いてなかったの?あいつらは自分の目に見える範囲だとスキルを発動する事ができるって言ってたのよ?なら」
「そうか背後に行けば静穂を拘束できる!いや待てよ…」
「どうかしたの?」
「いや本当にスキルは発動しないのかなと思って俺静穂の爆弾にまんまんとひかかってたから本当にあいつらの言ってる事は正しいのかなと思って…」
「そんなの只の偶然でしょ?ほら!いくわよもしもの時は私のスキルで静穂を撹乱させるからアンタは何とかあいつを納得させる方法を考えておきなさい」
「ああ」
やっぱりたまたまなんだろうか?けどココリスにも同じ目にあって欲しくないしなんとか打開策も考えておかないとなリリス何とか持ち堪えてくれよ。
リリスと静穂がいつ攻撃を仕掛けるかタイミングを見計らっている時一つの弾薬が通路の外側から落ちようとしていた。
「………」
「………」
リリスの周りに燃えていた炎もだんだん弱くなって消えていきそして弾薬が通路の外側から落ち地面にに落下した音と共にリリスからの攻撃が始まった。
バン!バン!
ヒューーー
カランカラン
ズズズズズズ
「ちっ!やっぱり当たりませんか!」
「私に弾丸を当てようとしても無駄です。見える機械の類のものであればこのようにかえれます!」
「しまっ!!」
静穂はリリスの弾丸2発を宙に止めて地面に落とし吸収しながらリリスの近くにある柱にセントリーガンを仕掛けリリスに連射した。
ガガガガガガガ!!!!!
「やはり私のセントリーガンでは聞きませんか…」
「はい、全てあなたが撃った弾は私の範囲で操り宙に浮かせています。このままあなたに放てばハチの巣になります。どうしますか?降参しますか?」
リリスは何とか後ろに気づいたセントリーガンの弾を宙に浮かせ操りながら静穂に降参制限を出した。
「あなたは何か勘違いしていませんか?」
「何がですか?」
「今のあなたの状態私に背後を見せていますね?それであなたはどのように攻撃をなさるつもりなんですか?」
「!」
そうでした!私とした事が、相手の目を奪う事に気にしていたせいかセントリーガンの弾を止め穂さんをなんとか説得できるかと思ったのですが…
「う、裏目に出てしまいめしたか!」
「リリスさんこれはあなたの欠点でもある所です。私が今ここであなたに銃を放てばそれで終わりです。ですが死ぬ前に一つだけ忠告をしといておきます。あなたに孤独の戦い方は向いておりませんですのでもし来世があるなら…」
「くくく……」
「何を笑っているのですか?」
静穂はリリスが笑っている事に気に障ったのか少しきつめの言葉で言い返した。
「だって死ぬ相手に忠告って、やっぱり静穂さんはお優しい方ですねそんなあなたが悪役にろうとしてるのも無理があります。正直言いますとあなたは孤独である事を心から望んではいないでなければ既に私を殺しています。」
「………そうですね、私とした事がつい余計な事を…もう情けは必要なさそうですね…せっかくあなただけはもう少し生かそうと思ったのですがそれに一つだけ言わせていただきますあなたに対する言い分は間違っています!」
ズキューン!
静穂はトドメと言わんばかりの銃弾をリリスの背後に向けて放った。
「これであなたは安らかに眠る事が出来るでしょう」
ガガガガガガガ!!!
かん!かん!かん!かん!
「な!私の弾丸が!く!」
ガガガガガガガ!!!!
静穂は自分が仕掛けたセントリーガンに攻撃されたが何とか柱に隠れて銃弾を防いだ。
「どうして私のセントリーガンが!私の合図無しでは放てないはずなのにどうして!」
チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン
リリスは宙に浮かばせていた無数の弾丸を前に向き始めた途端地面に落ちていき柱に隠れた静穂に向けて話し始めた。
「静穂さんが気づかなかったのは驚きでした。私はてっきり何か対処をしてくるのだとばかり気を張っていたのに少しガッカリです。」
「どういう事ですか!私はあなたが機械に触れない限りは操る事が出来ないと思っていたのですが!それにあなたが目に見える範囲でも遠い所に設置しているセントリーガンは操れないはず!これはいったい!」
「なら簡単に答え合わせをしましょう静穂さんこの弾薬あなたにはどうやったら放てるかわかりますか?」
「はあ?何を言っているんですか?そんなの拳銃に込めて撃つに決まっているじゃないですか」
「そうですねでは私がこの弾に自分のスキルを込めて放つとどうなります?」
「そんなのさっきみたいに拳銃を操って…………まさか!」
「気づきましたか?」
「いえ!そんなのありえません!そんな一瞬で弾丸を放つ事なんて!」
「できますよ!私が何の為に弾薬をばら撒いたと思っているのですか?」
「そういう事ですか…予め弾薬に自分のスキルを込め自分が危機に落ちた時その機械に向けて弾薬が弾丸となりセントリーガンに向けて放った。しかもたまたまかもしれませんがその弾にハッキングできるようにも細工した。」
「ご名答です。ふぅー本当にきつかったですよ一つの弾薬に二重の力を込めるとなると疲労が激しくって本当に困ります。」
何てことなのこれじゃあ迂闊に弾薬をセントリーガンや他の銃火器に変えれる事ができません。もしまだ他にもさっきみたいな細工する弾薬を仕込まれたらいくら私でもいくつもの弾を変換する事はできない。そう見える範囲って言っても数百発の弾丸を爆弾や銃火器に変える事は不可能せめて見える範囲で20発が限度だ。だから私は柱に逃げ込み隠れたのだから。
「そうやって隠れても無駄ですよ!お互い欠点があるのですから!ここは出し惜しみ無しで全力でいきます!」
リリスが操っているセントリーガンで静穂が隠れている壁に連射しようとした時
ドッカーン!!
「え!爆発した!」
「そうそのセントリーガンはまだ私の所有物だから操れなくても爆弾に変える事ができる!」
静穂は自分のセントリーガンを爆弾に変えて爆破したと同時に柱から飛び出し拾っていた5つの弾薬を手榴弾に変えてリリスがいる辺りに投げつけたのだが…
「無駄です!それも威力が弱まる只の風圧爆弾でにしかなりません!」
リリスは静穂が投げつけた手榴弾を的確に撃ち5つとも只の風圧の爆弾にし爆発させた。
「それもわかっています。ですからできる限りの銃弾戦をさせてもらいます!」
静穂はリリスに向かって銃弾を何発も放ちながら接近したもしあちら側から発泡されても近づく範囲なら爆弾に変えれる事ができる確信し前に出た。
「そうですか!私も勝負に出ます!」
リリスも静穂の挑発に乗ってしまったのか自分も弾丸放ちながら向こうの弾丸を宙に止めて細工させそれを返せばいいという判断にでた。
バン!
ズキューン!
カン!
ヒューーーン
お互いに銃弾の争いが続き銃弾をセントリーガンに変え遠い柱に設置したのだがリリスが受け止めた銃弾で柱に設置していたセントリーガンの位置を感知し宙に浮いてた銃弾を操ってセントリーガンに放って操ろうとしたら静穂がそれに気づき爆発させの繰り返しを何度も行っていた。
バン!
ヒューーーン
バン!
ウィーーン
かちゃ!
ドッカーン!!
「これも不発ですか!」
静穂はたまにリリスが放った銃弾を爆弾に変えて地面に落としていってピンを外し足で蹴っ飛ばして爆発させようとしたが見事に落ちていた弾丸で爆弾を只の風圧爆弾に変えて威力を弱めていた。
まずいですね!このままだと弾が尽きてしまいます!このまま近づかれては打つ手が!
あっちもおそらく弾薬が切れるはず私もやばいですが!一か八かで!
静穂は何とか隙をみて素早く弾薬の入れ替えをし今入ってる全ての弾に賭けをした。
落ち着いてくださいリリスあなたならできる残りの弾薬と宙に浮いてる残りの弾で……一夜さん私に力を貸して下さい!
バン
ヒューーーン!
ウィーーン!
ドッカーン!!
バン!
ヒューーーン!
ピン!
ヒューーーン
ドッカーン!!
それぞれ今あるスキルの力を使って弾薬を自分の力に変えていきながら勝負がついた。
チャキ!
カチャ!
「ようやく近づけましたよリリス」
「ええ、私もなんとかあなたに銃口を向ける事ができました。」
2人とも銃口を頭に向けてさしていたがどうやら様子見をしている。
「………」
「………」
「沈黙はやめましょう私が今入ってる弾薬数をいいます。これでリリスあなたが私よりも弾薬が入っていたのならあなたの勝ちです。どうします勝負してみますか?」
「………いいでしょう私もそうします。」
おそらくこれは罠です。弾薬の数によって何か仕掛けてくるいったい何を仕掛けてくるかわかりませんがここは用心してと…
「では私の弾薬から言います残り三発入ってます。あなたはいくつですか?」
「私は……」
「………」
「1発です。」
「……ふぅなら私の勝ち…」
カン!
「え?」
「残念でしたねどちらにせよ私の勝ちは必然です。」
バン!
静穂はいつのまにか弾薬を閃光手榴弾に変え地面に落としリリスの目をくらませた。
「きゃ!目!目が!」
リリスは手に目を当て何とか視界を取り戻そう足掻いていたのだが…
「もう足掻いても無駄です。最後の1発目をくらませてはスキルを使うのは不可能になってしまいましたね」
「く!ひ、卑怯者〜〜」
静穂は仲間から罵声の言葉を聞かされる事にそれほど気にしないと思っていたのだがやはり心の何処かで腹を立てていた。
「……私には最高の言葉ですよ」
「静穂やめろ!」
「え!」
シュタ!
「残念ね悪いけどリリスは返してもらうわよ一夜後は任せたから!」
「ちょ!待ちなさい!」
静穂が引き金を引こうとした時後ろから一夜の声がしそれにつられてしまいココリスの声に気づいた時にはココリスがリリスを抱きかかえその場から離れていた。
「静穂次は俺が相手だ」
そしてもう一度静穂は一夜に視線を向け本当の殺意の目で睨みながら銃口を向けた。
カチャ!
「本当に目障りな人ですねあなたは」




