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幼馴染

「朝のホームルームを始めます。皆さん席についてください」


朝のホームルームが始まる前に私は職員室に呼び出され家の事やこの学校を卒業してからについて話した。先生はもし何かあったら何でも言ってねと言っていたがそれはもう遅かった。自分が今不幸になっている状態で先生に何を言えばいいのだろうか?お金を貸してください?家をください?それとも家族や友達を返してくださいと言えば返ってくるのだろうか?そんなはずはないだから私は笑顔のままこういった。


「ありがとうございますですがもういいのです。特に何もありませんから先生がやる事はなにも…」


私は先生にそう言い職員室から出て行き自分の教室に戻った。先生はキョトンとしていたが困っている人の心がわからない先生には地獄に落ちればいいと私は願った。


キーン!コーン!カーン!コーン!


「さてとお昼ご飯ですか…」


ドン!


「ねえ今から私達と屋上でお昼ご飯食べない?」


「……」


「ちょっと無視しないでくれる?せっかく菜穂や花果夜も一緒に行くっていってんだから付き合いなさいよ」


ドン!


嬢林は思いっきり静穂の机を蹴り脅かした。静穂は動じなかったが正気を失った目をしたまま笑顔で返事をした。


「いいですよ…屋上に行きましょうか」


「たく!反応すんのが遅いのよ!」


教室中騒めきだしていたが私の事で虐めが起きてる事なんて何もなかったように無視し何も見ないフリをしていた。そして私は彼女達と一緒に屋上に行きまた蹴られたり悪口を言われた。


「ほらあんたの弁当出しなさいよ」


「すみません私今日はお弁当持ってきてなくて今日は購買部でパンとジュースを買う予定ですので」


「………」


「ん?どうかした花果夜ちゃん?」


「え?いやその…なんか静穂口調変わったなって…」


「口調?そんなのどうだっていいじゃない、ほら花果夜ちゃんも一緒にお金をとって訳あってジュース買いましょう」


「え…うん…」


菜穂に言われるまま私達のグループは静穂の財布をぶんどり中に入っていた数千円のお金で分け合ってジュースを買おうと話していた。


「あ…」


サイフの中から小さい頃から大事にしていた花果夜の作ったペンダントが落ちてしまった。そしてもう一つ母親の形見であるブローチも落ちてしまった。


「これ…」


「ちょっと!何よこれ!凄い高価そうなブローチじゃない!決めたわこれ私がもらうから!」


「ちよっと!嬢林ちゃん!それはずるいわよちゃんと話し合って誰のにするかジャンケンしないと!」


「そうよ!そうよ!」


花果夜はもう一つ財布の中に入っていた。昔作ってあげたペンダントを拾った。


「まだこんなの持ってたんだ…シズちゃん…」


「カカちゃん…」


パリーン!


「!」


カカちゃんはサイフから落ちた小さい頃作ったペンダントを地面に落とし踏み潰した。


「…………」


「これで…もう私とアンタは只の他人よ…」


「………」


私は小さい頃からの親友の証として大事にしていたペンダントが潰されてしまい完全に私とカカちゃんとの関係は誓ってしまった。


「ふ…ちょっと私にもそのブローチ見せなさいよ!」


花果夜は最後に静穂のダガをハズすような言葉を放ち静穂はもう昔の自分に戻る事ができないと覚悟をして鞄を手に持ち中に入ってた物を取り出そうとしていた。


「もういいや…もう…何もなくなっちゃった…もういっそうここにいるやつらを殺せばいいんだ…そうだ…うしましょう…」


「ちよっと!アンタ!自分の鞄に何かまだ隠しもってんのそれなら早くだしな…」


バン!


ドサ!


「……」


「え?」


「嬢林さん?」


「な、何が…」


「こ、これって…血?」


「シ、静穂……?」


私は鞄の中から父を撃った拳銃を取り出し嬢林の頭を撃った。そして見事に命中し頭から血が吹き出て倒れた。


「やっぱり人殺しって…あんまり喜ばしいものじゃありませんね…けれど貴方達みたいな人はこうなってしまったとしても変な同情はしませんから…むしろスカッとしますね」


ぐしゃ!


私は嬢林の顔を踏みつけながら次に誰を撃とうか銃口を差し向けながら考えていた。


「ちょっ!ちょっとまってよ!別に私達そこにいる嬢林に命令されたからアンタを虐めていたってだけで別に恨みとかそういうのあったわけじゃ…」


「そ、そうだよ!ほら昔みたいに仲良くお喋りしてたじゃんか!あん時みたいにまた仲良く…」


バン!

バン!


ドサ!

ドサ!


「ひっ!」


「う、嘘でしょ…」


嬢林のグループにいた2人も話の途中で銃弾によって見事頭を貫かれ死んでしまった。


「もう遅いのよ…あなた達に弁解の余地はないのそれをするならもっと前に言うべきでしたね」


2人を撃った次の標的となったのは菜穂と花果夜だった。菜穂はまだ静穂の母親の形見とされているブローチを握ったままこちらを睨んでいた。


「どうして私を睨むのかしら?」


「それは当然でしょ!この人殺し!あなた最低よ!人間としてどうかしてる!あなたなんか直ぐに警察に捕まって牢屋に入って!一生過ごすといいわ!殺した三人に恨まれながら!牢屋に入ってずっとね!だいたい!恥ずかしくないの!あなたがやってることは親にも関係するのよ!それをあなたは…」


「く……!!!」


バン!


「あ!」


ガシ!


私は菜穂の言ってる事に対して腹が立ち足に銃弾を放った。そして両手で持っていたブローチが宙に飛び私はそれを片手でキャッチした。


「あなたにそれを言われたくないです。あなたこそ人間として今までの行為が外道じゃないって事を言い切れますか?」


「あ、あ、あ〜〜痛い…痛いよ〜」


「あなたには私にどれだけの苦痛や苦しみを与えていたって事をわかっていたのですか?人の大切な物を奪っておきながらもまた違う何かを奪おうとする。見ててとてもウザかったですよ!」


「おか〜さ〜ん、おと〜さ〜ん助けて〜」


彼女は足で貫かれた場所を手で抑えながら号泣し助けを求めたしかし…


バン!


「…………」


「あなたに助けを乞う権利なんてありません見ているだけでも胸糞が悪いです。それに話しても私の話を聞いてくれそうもありませんし…殺して正解ですね、さて…」


「ひ!」


私は最後に残っていた。花果夜の方をみた。


「カカちゃん…あのね私…もう一度あなたとお友達に慣れたらいいと思っているんだだから私にもう一度チャンスをくれないかな?」


私はもう一度カカちゃと仲直りの申し出をしたのだがこれはカカちゃんと本当に仲直りができるかの賭けをした。


「え?も!もちろんよ!な、仲良くしましょ!」


ピシ!


「あれ?これって?」


私がペンダントを潰したやつだ…いつここに置いてたっけ?


「踏んじゃったね?」


「え?」


バン!


「うっ!」


バタン!


「ど、どうして、……」


「何で撃ったのかについてですか?それはあなたがそこに置いてあったペンダントを踏んだからです。」


「そ!そんな理由で!は!まさか!」


バン!


「あ!」


花果夜は右腕と片足を撃たれ重傷を負い地面に倒れ上を向きながら静穂を見ていた。


「察しがいいですねそうです。私がそこにペンダントをおきました。気付いて踏んでいなければ撃つことはなかったのですが…まさかそんな理由という言葉が返ってくるとは思いませんでした。これも定めかもしれませんね。本当にもうそんな理由程度でしかこのペンダントの思い入れがないという事なら仕方ありません…」


私は拳銃を花果夜に向けてどんな代弁がかえってくるのか最後の言葉を聞いた。


「ま!待って!私達昔からの仲良しじゃない!あだ名でよくシズちゃんって呼んだりカカちゃんって呼んだ仲じゃない!それにお互い好きな物同士悟君の事だってお互い好きでも仲良しでいようねって言ったじゃない!」


「………」


私は拳銃の引き金を引き花果夜の最期の戯れを聞いていた。


カチ!


「ねぇ〜お願い!私達また一緒の仲良しに戻ろう〜だから!そうだ!またその踏んだペンダント作ってあげる!そのペンダントお気に入りだったんでしょ!だったらまた直してあげる!今度こそ本当の幼馴染に…」


バン!


「………」


「そう思うのでしたら、涙の一つでも流してくださいあなたには自分が助かればそれでいいていう言葉でしか聞き取る事はできませんでした。」


「……」


「私も哀れですがあなたも哀れでしたね良い幼馴染になってくれてありがとうございますカ・カちゃん………」


私は結局最後に残された母の形見であるブローチだけを握りしめ私に不幸と絶望そして裏切りを教えてくれた中の良い幼馴染と何の変哲も無いグループを殺した。

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