親友の裏切
私が小学生3年生の時の話私には幼稚園からの仲良しの子苦留賀未 花果夜という仲良しの子がいました。私はその子の事をカカちゃんと呼んでいてカカちゃんは私の事をシズちゃんとあだ名をつけるぐらいの仲良しだった。
「ねぇ!シズちゃん!」
「何?カカちゃん」
「私達これからも親友でいようね!」
「うん!私達これからも仲良し!」
「それじゃあ親友の証としてあげるね!」
「なあにこれ?」
「私が作ったペンダント!お守りだからなくさないでね!」
「うん!ありがとうそれじゃあ私もこれあげる!」
私はカカちゃんに親からのプレゼントで大切にしていた髪飾りをあげた。
「え?これシズちゃんがお母さん達にもらって大切にするっていってたものじゃ?」
「大丈夫!カカちゃんが私の為に作ってくれたペンダントだから私もカカちゃんに大切なものをあげるね!これ親友の証としてうけとってほしいの!」
「わかった!大切にするよ!ありがとう!私達こらからもずっと親友だから!」
それが小学3年生に上がるまでの親友という紛いの言葉を私は大切にしていた。
「クスクス」
「そ!そんな!」
「いいから言う事を聞きなさいじゃないとグループから外すわよ」
「わ、わかった…」
「ま、間に合った!」
私は少し寝坊をしてしまって学校に着いたのがギリギリになってしまった。急いで席に着こうとした時カカちゃんから声をかけられた。
「し、シズちゃんおはよう…」
「あ!カカちゃんおはよう今日ね寝坊しちゃってギリギリになったのお母さんに言われた通り早く寝とけばよかった」
「………」
花果夜は違う席にいたグループの女の子を見た。そのグループの子達は早くしろという目線をしていて花果夜はワナワナ震えながら静穂の方をみた。
「どうかしたのカカちゃん?」
「きょ、今日の放課後裏庭の所にきてくれるかな…大切な話があるんだ…」
「うん言いよ!放課後に裏庭ねわかった」
「はーい席について頂戴!出席を確認するわよ」
「あ!先生来たみたい!カカちゃんはやくせきに……?」
私はカカちゃんに早く席に着いた方がいいよと声をかけようとした時既にその場からいなくなり自分の席に座っていた。
「?」
カカちゃんなんか震えてたみたいだったけど大丈夫だったのかな?
そして放課後になり私はカカちゃんとの約束した裏庭に行った。するとそこには…
「いた!」
私はあんまり仲良くない子達に囲まれながら身体を突き飛ばされ地面に倒れてしまった。
「な、何するの!」
「あんたうざいのよ」
「う、うざいって何がうざいの!」
「この子、隣のクラスにいる暁 悟君の事が好きなのそれでこの子この前その悟君に告白しようと思ってたら告白する前にある噂を聞いたの何の噂か知ってる?」
「し、知らない」
「悟君、静穂ちゃんの事を好きだっていう噂を耳にしたのそれでそれが本当かどうか確認しようとアンタの友達の花果夜に頼んでここへ呼ばせたわけそれでアンタは悟君の事好きなの?」
「さ、悟君とは近所て昔からよく遊んでる子だけど別に好きとかそういうわけじゃ…」
「チ!」
ざっシャー!
「うわ!目!目が見えない!」
私は質問した子に足で砂をかけられ目に砂が入ってきてしまい目をひたすら擦った。
「そういうのがムカつくのよ!いい!明日の放課後に悟君の事が嫌いだからもう2度と話しかけないでって悟君に言うのよ!いい!」
「そ!そんな!だって私悟君の事別に嫌いでも何でもないし急にそんな事言えないよ!」
「だったら!無視でも何でもすればいいでしょ!そしたら自然にアンタから離れるわ。うん!これがいいこれでいきましょう!それでいいわね菜穂」
「う、うん…ごめんね静穂ちゃん私どうしても悟君の事が好きなのだから悟君とは二度と近付かないでくれるかな?」
「す、好きなのはわかったけど、あなた達がやってる事を先生に言ってしまえばイジメとして捉えられて先生に怒られるわよ!それが嫌なら今すぐこんな事わやめて…」
「そんな事を言える立場だと思う?」
「ど、どういうこと?」
「アンタの友達の花果夜って言っけ?あの子やたらとあなたに執着してたよね?」
「カカちゃんになにかしたの!」
「別に何もただアンタが言う通りにしなければ私達のクラスではみごにされるのは間違いないわアンタが素直に言う事を聞けばね!」
「うっ…カカちゃん…」
私はカカちゃんも悟君の事も友達として親友として大好きな存在…その2人の内どちらを裏切ったとしても私はわかってくれると信じてるだから私が判断したのは…
「わかった…悟君の事は無視をするだからカカちゃんをはみごにしないであげないで!私は1人ぼっちになっても構わないだから!カカちゃんをいじめないで!」
「私達だって鬼じゃないわ大丈夫大切なカカちゃんはちゃんと私達のグループで仲良くさせてもらうから…フフフフ」
「!」
私はその子の目が何かを企んでいる目をしている事をわからなかった本当に大切な親友をいじめないでくれるのなら私はどうだっていいと思ったから。私はカカちゃんの2人の約束を破らないようにカカちゃんも私の約束を破らないようにしてくれると信じてこの嬢林 莉奈という話を条件に私は言う事を従った。
嬢林 里奈の条件によって私は近所の隣に住む悟君を何とか避けながら学校に行く事にした。学校では男友達や女の子友達から慕われる事が多くなかなか話す事が出来なかった為悟君は時折私のクラスに来て用があると話しかけてくるのだが流石にその場で無視とかはできず今は話す事が出来ないと言いまた違う時間で話そうと話を切った。それを見ていた彼女達はクスクスと笑いながら私の方をみていたがこれも親友の為だと思い我慢した。しかしこのおかげでまた私に不幸が訪れてしまった。
「はーい今から移動教室しますので皆さん筆記用具と教科書を持って移動しますよ!」
私達が小学5年に上がった頃私に対するイジメは無かった。もちろんカカちゃんとも普通に仲良くおしゃべりはするしカカちゃんもイジメられる事はなくあの嬢林 里奈のグループと仲良くしていた。けどこの移動教室でとある変化が起きていた。
「あ!」
ガッシャン!
パラパラパラパラ
「あ、ごめんね花果夜ちゃんつい足がひかかってしまってぶつかっちゃったみたい大丈夫?」
「う、うん…」
「それじゃあ私達先に教室行ってるから後でね」
「カカちゃん?」
私はカカちゃんが仲良くしていたグループが教室を去るのを見てカカちゃんが落とした筆箱や教科書も拾わないまま去っていたのに私は驚いてしまった。
「カカちゃん…」
「あ…シズちゃん…」
「大丈夫?何かあったの?あのグループに何か変な事でもされた?」
私はカカちゃんが落とした筆箱の鉛筆や消しゴムを拾い嬢林グループの事を話した。しかしそれを見られてしまった事に気付いたのかカカちゃんは私が拾っていたノートを分捕りながら何でもないよと言うよりに教室を出て行った。
「カカちゃん……あれは?」
私は違う扉から覗いていた嬢林のグループの別の子がいたのに気づいた途端その扉から離れ教室を移動した。
そして放課後になり雨の中私は2年ぶりに嬢林から裏庭に呼び出された。
「なんで呼び出されたかわかる?」
「さあ検討もつかないけど…」
「そうなら教えてあげる花果夜を連れてきて」
「?」
嬢林がグループの1人の女の子にカカちゃんを連れてくるように頼まれしばらくすると服が水浸しになって姿を現した花果夜を私の地面の下に放り投げられた。
「か、カカちゃん!どうしたの!こんな水浸しにそれにどうしたの!この傷!」
よく見ると水浸しだけではなく至る所に傷の痕が残っていた。
「まさか!カカちゃんに暴力を!」
「そうよだってその子菜穂が悟君の事を好きだって知っていたのに2人でよく内緒で話をしているのを見たって聞いたのだから私達はその子にグループでの報いを受けて貰ってるってわけ」
「そ、そんな!何で!そんなひどい事を!話が違うじゃない!私が悟君と話さない代わりにカカちゃんの事はいじめないって約束をどうして破ったの!」
「はあ?先に破ったのはそっちでしょ?いたよね花果夜?」
「ひっ!」
「私達のグループで裏切る行為は身体で分からせないといけないってだからこれが何の痛みかってのもわかるわよね?私達せっかく友達になれたと思ったのに」
「ひ、ひどい!そんなの横暴じゃない!こんなカカちゃんにまでこんな…」
「そう……そこまで花果夜の事を思ってくれるなら話が早いわ花果夜その場でいいから親友からもらった大切なものこれで燃やしなさい…」
「え?ライター?」
嬢林はライターを懐から取り出し花果夜に向かって放り投げた。
「あなた昔2人の仲良しの証でお互い大切にしていたものを交換したっていってたわよね?だったら私達のグループと昔からの幼馴染の大切な証どっちを大切にするかわかるわよね?」
「そ、それは…」
「花果夜今ならその大切な物を燃やす事であなたが悟君に近づいた事を菜穂に言うのだけは黙ってあげる。まだ菜穂はあなた達が内緒に会っていた事を知らないから私達がなんとかフォローして無かった事にしてあげる。けれどもしその大切な物を燃やさなかったらわかるわよね?」
「そ、そんなの脅しじゃ!っては、離して!」
いつのまにか嬢林のグループの女の子が私の後ろに周り腕を封じられていた。
「アンタは黙ってて、さあどうするの?」
「わ、私は…」
花果夜はライターを手に持ち火を付け静穂があげた髪飾りにひを付けようかどうかワナワナと手を震えながら静穂の事をみて試行錯誤していた。
「ほら言っていたじゃないあの子の事本当はうんざりだって…ならいいじゃないそんな物もしやしちゃってそれにアンタも好きだったんでしょ?悟君の事?」
「そ、そんな事は…」
「大丈夫私はあなたの友達だから」
嬢林は花果夜の耳に小さい声で囁きながら大切なものを燃やすように促した。そして…
「や、やめて!カカちゃん!」
花果夜は静穂からもらった大切にしていた髪飾りを燃やしてしまいちりひとつ残らず燃え上がり花果夜と静穂の親友の関係はここで断ち切ってしまった。
「いいわ許してあげる。さあいきましょ花果夜私達があなたの本当の親友よ」
嬢林は花果夜の手を握りながらこの場を離れた。そして私の腕を封じていた2人も私を放り投げこの場から消えた。
「ど、どうしてカカちゃん……」
私は本当にカカちゃんに裏切られて自分が大切にしていた物を燃やされてしまい今まで守ってきたカカちゃんとの親友のレッテルをも剥がされ目の前が真っ暗にり雨の中私はひたすらに泣いていた。




