静穂
確かここの階に静穂さんが…
リリスは銃を構えながら壁に寄り添いながら静穂がいた場所を確認したのだが…
「!」
バン!
ズキューン!
「な!何ですか!この大群!何でこの階だけ!いえ!そんな事は言っていられません!しかもこれはチャンスです!この大群を倒しまくれば勝利は私のものです!」
リリスは一旦静穂の事は後回しにし大量に出てきたNPCを殲滅する事に優先した。
バン!バン!
ズキューン!
キーン!
ドドドドドド!!
「な、なんか、あちらこちらでドタバタ騒ぎしているな…な、なんなんだ?」
俺はココリスと別れ何とかNPCを一体ずつ倒し12階まで登る事ができた。
「あそこの爆発した階では一体誰が戦ってるんだろ?」
「あら?一夜さんじゃないですか?」
「うお!って静穂か!やっと見つけたぞ!」
「私を探していたのですか?」
「ああ、一番最初にお前を見つけて一緒に行動しようと声を掛けようとしたんだが地雷か何かを踏んづけてしまった。下に落ちてしまったんだ。」
「まあ!では、あの時の私のTrap illusionにハマったのは一夜さんでしたか」
「え?Trap illusion?」
「はい私のスキルです。私のTrap illusionは物や機械を自爆やセントリーガンみたいな設置系の物に変化して相手を倒すスキルです。なので私がNPCを撃っている間背後から近寄られるのは嫌だったので爆弾をセットしていたのですがまさか一夜さんが踏むとは思いもしませんでした。大丈夫でしたか?」
「あ、ああ何とかな」
俺は静穂のせいで落ちたんだ死ぬかと思ったんだぞとは言いづらかったので何も言わなかった。
ピンポンぱんぽん!
「はーい5人ともまだ生きてるかな?まあ生きてるかこうやってはなしてるんだけど15分たったからここで中間発表といくわよ」
「もう15分もたったのか以外に早かったな、けど結果を報告してくれるのはありがたいなこれで狙う相手も定まるだろうし何しろあいつらの闘争心がもしかしたらNPCよりになるかもしれないしな」
「それはどうしてですか?NPCを狙うよりも5人の中を倒した方が早いのではないですか?」
「それはそうだが、こんな所で仲間同士争っても仕方ないだろ?それなら仲間を狙わずあえて違う目的で勝負を決める方が楽しいじゃないか俺はリリスの過去を聞いて思ったんだ何も哀しい過去を背負わなくても楽しい思い出を作ればいいんじゃないかってなそれがこういうゲームなら尚更だと思う。」
「そうですか…やっぱりあなたは…」
俺が静穂に楽しい思い出を作るきっかけを教えそれぞれの中間発表が発表された。
「5位メルティちゃん」
「あいつ以外だな…もっと倒してるのかと思ったんだが」
「4位ココリスちゃん」
「何でよ!あんなに大量の大群を倒してるのになんで4位なのよ!」
「3位一夜君」
「へぇ俺が3位か何か以外だなまさかあの2人よりも倒してるとは驚きだった。」
「2位リリスちゃん」
「ちょっとどんだけ!出てくるんですか!てか発表のあいだぐらいNPCの行動を止めてください!」
あれ?静穂の名前が言われていないなんで?
チャキ
「え?」
「やっぱりあなたは敵ですね…」
「し、静穂?」
「1位静穂ちゃん」
俺は静穂に拳銃を向けられ静穂の名前が1位に呼ばれた事と俺に拳銃を向けていた事に驚いた。
「さあ!みんなラストスパートまであと少しよ!ここまでの追い上げは大変かもしれないけどまあ頑張って頂戴ね」
モニターから中間発表の結果が伝えられ画面の映像が消えたの同時におれは困惑していた。
「な、なんの真似だ?静穂?」
「動かないでください周りには爆弾が設置されています。動けばその場でドッカンですよ」
「く!まさかここで俺が敗退するとはな、現実だと俺は死んでるかもしれないがここはバーチャルだ拳銃を食らっても死なないだけ…」
ズキューン!
「な!」
僅かだが頬から血が出ていた。空間の世界なのに何故血が出るんだと俺は思った。確かにNPCは演出で血を見せるようにインプットされてるって聞いてたから無視をしていたが…
「な、何で血が?」
「この空間やっぱり不具合が起こっていたのですね当の本人はそれを無視して私達に内緒で殺し合いをさせているつもりなのかもしくは本当にわからないまま楽しんでいるのか?まあ、そんな事今は関係ありません。」
「いや!大有りだ!そんな事をしてしまったら!他の3人も知らない内に殺されるんだぞ!早く!他の3人にも合流してなんとかいやそれよりもこの空間からでてサッサとこのシステム不具合が起きてるって伝えないと」
「何を言っているのですか?あなたは何か勘違いをしていませんか一夜さん?」
「な、何がだ?」
「一夜さん、アイリスさんから言われませんでしたかこの世界では裏切るのがあたりまえそして殺しの世界だと…あなたは今ここにいる仲間と思っているの人間に裏切られようとしているのですよ?ここであなたが取る行動は一つしかないはずだと思いますが?」
確かにそうだ俺はアイリスに言われ静穂を助けてほしいだと言っていた。それにココリスにもちゅういされていたなのに俺は浅はかな考えで静穂に近づき仲良くなれたらと思っていた。そして俺が選んだ行動は…
「すぅーーーはぁーーーー」
「覚悟は決めましたか?」
「ああ…お前の昔の話を聞く覚悟を俺は決めた。」
「何を言っているのですか?」
「俺はお前の事について何も知らない何故そんな目をして俺を見ているのかもわからない、その理由は過去に何かあったからじゃないのか?誰にも喋らなかった過去を俺にはなしてくれないか?」
ズキューン!
「うっ!」
静穂は気に障ったのか拳銃を発泡し俺を脅してきた。
「何故私があなたに自分の過去を話さないといけないのですか?聞いて何か変わるとでも?………いえ…変わりましたねリリスさんが……いいでしょう話してあげますけれどそれであなたが私に対してどのような反応をするのかそれを見てあなたを殺すか殺さないかを判断します。いいですか?」
「あ、ああ…」
「では話しましょう私がみた残酷な光景の過去を」
俺は生唾を飲み込む静穂がどんな過去を送っていたのか話しを聞いた。静穂の見た残酷な光景とはいったい…




