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第2世界のスキル

「全くあの娘達には困ったものねそれにミラも後で反省文書くように」


「そ、そんな〜!」


それは当然だろあんな変な事をいって俺たちを巻き添いにしたんだそれなりの報いが必要だろ


「それで任務はどうするんだ?」


「まあ今回の任務は後回しにするわ、今回はあの娘達について行ってあげてお兄さん」


「まじか……」


「まじよ」


俺は半ば納得はいかなかったが、辛い任務よりはあいつらを見張ってる方がまだ楽なのだと心に言い聞かせた。


「それから静穂あなたもお兄さんと一緒に同行してあの娘たちの事頼むわね」


「私もですか?」


「ええ実はココリスの任務とは別に別件の調査任務があるのそれを私とミラそれにそこでずっと眠っている千光を連れて調べに行く事になってるの」


「えー私もあっちの方が楽しそうなんだけど〜」


「ぐ〜〜すぴ〜」


「ダメよ今回は調査だけだから我慢して」


本当にグッスリ眠ってるし…確か千光っていったけ?あの子もまた謎の女の子だ…何か妙な違和感を感じる。


「あのさその任務っていったい何を調べるんだ?」


「あなた達が戦ったあの黒い男の調査…前からあの男については報告が上がってたみたいなの私達には関係が無いと思ってたから関わりがないと思ってたけどまさか調査していたビルに出てくるとは思わなかったわだから本当にあのビルの下敷きになっているのか調査しに行く事になったわけ。それにあなた達三人にはさすがに連続で危険な目に合わせるわけにはいかないから今回は別の組みで行動する事にしたの」


「そうか…」


結局あの男の正体は分からずじまいだったし俺も調査したかったけどまあ今回はお留守番だなアイリス達が情報を持ってくるだろうし問題はないと思う


「わかったなら気をつけていってくれ三人とも」


「もちろんだよ!一夜っちもちゃんとあの三人の事宥めなよ」


「わかってるよ本当に誰かさんのせいで面倒な事になったもんだ」


「ほら起きて下さい千光さん任務の時間ですよ」


「んにゃ、任務?」


「はい、それじゃあアイリスさん後はお願いします。」


「ええ、ああお兄さん少しだけ話しがあるの」


「?」


別の任務に出かけた三人は俺達をココリスの面倒役に任命され見張りをする事になった。


「……」


「どうかしましたか?一夜さん?」


「ああ、いやそのなんていうかこうやって2人で話すのって初めてだなって思って」


「ふふそうですね、けどこれは私達にとっての初任務です気を緩んではいけません特にあの三人だと尚更です。」


「そ、そうだな、あんまり乗り気はしないが」


「ですね…あ、何か聞きたい事があるのならお応えしますよこのエリア内の事とか私達の力の事についてとかもお話しします。まあ、まだしれてない他の子の力を言うわけにはいきませんのでそこはご了承ください」


「あ、ああそうだな…」


「あら、どうやら質問タイムの前にもう訓練場に着いたみたいですねもう三人とも始まってますね。」


「え?」


俺達はいつのまにか射撃の訓練場みたいな場所に足を踏み入れてしまったらしいそこではなんとサバイバルゲームのような人型の的がランダムに出てきてそれを狙い撃つ射撃ゲームみたいなのをメルティとリリスそれにココリスはやり始めていた。


「ここって射撃訓練場なのか?」


「まあ、そのような感じです。皆ここで射撃の練度を上げて実践に備えての訓練を行っています。それにゲームも可能ですよだけどどうやら3人とも独断で勝手にやり始めてしまったようですね」


「それはダメな事なのか?」


「はい基本はここの係員の人に許可を得ないと駄目なのですが勝手に始めてしまうとまた後でお仕置きが来ちゃいます。迂闊でした。本当に…」


「は、は、は、はぁ〜」


もう諦めもついてしまい怒られるのを覚悟をした静穂の姿を眺めながらさっきアイリスのいった言葉を思い出していた。


「お兄さん静穂に関してはここで仲良くなるチャンスだよ」


「な、なんだよ急に…」


「静穂にも実はちょっとした残酷な過去があるのけどそれを私達は誰も聞いた事がないの。あの子が謎なのは趣味や特技なんかではなくあの子の内面が謎なってわけいつ私達の組織を裏切るか分からない子って言われているからなるべく用心はしといてね」


「裏切るか…」


「そうあの子がいったいどんな過去に裏切られてしまったのか私にもわからないけれどお兄さんなら…いえできるだけでいいから探りをしてほしい、あの子の過去について何かわかれば私にも何かできる事があるかもしれないからだからお願いあの子の過去についてできるだげ情報を掴んできて。」


って言われてもなそんな風には見えないんだよな〜常そんな裏切りそうな感じな子でも無さそうだしそれに過去についてとかいったい何処で話せっていうんだ?


「な!なんなんですか!さっきから!私の弾丸が当たる前にもう違う弾丸が当たってます!なんでこんな事が!」


「ちょっとどういうことよ私の弾も全然当たらないんだけど!」


「ふふん〜」


なんだ?何か揉めているのか?


「どうやらリリスさんが不正をしているみたいですね」


「不正?いやただのサバイバルゲームだろ?しかも的もランダムででくるし不正も何も…」


「そうですね…では今からちょっとした私達の力についてお話ししましょうかあなた方のいうスキルという言葉に合わせながら」


「どうしてスキルって言葉を!」


「リリスさんがこの前スキルって言葉を言ったのですそれでスキルについて聞いたところ私達の力の事だと話してくれました。俄かに信じがたい所がありましたがそれでも納得せざるをえませんでしたからこの力についてどう説明しろって言われても言葉に困りますからね。だからスキル?という言葉に納得をしました。」


「そうかリリスが喋っていたのか…」


俺は内心もしかしたら静穂は敵なんじゃないかと思ったじゃないかリリスには後できつく言っとかないとな


「それでスキルについての話なのですが…それぞれ自分の武器にあった特性のスキルが身につきます。例えば…」


「うわー!流れ弾がきてるじゃないですか!気をつけてくださいよ!リリスちゃん!」


「メルティさんこそちゃんと避けないと私の弾が一気に流れて当たってしまいますよ文句なら勝手に動く弾に文句を言ってください」


「そんな無茶な!」


「あいつらいつのまにか仲良くなってたんだな」


「ええ一夜さんが怪我で治療している間にメルティさんがリリスさんに謝罪をしていました。リリスさんも自分も少し言いすぎたと謝っていましたからその中で絆でも生まれたのでしょう、まあそれはさておき…」


あれ?静穂のやつ華麗にリリスとメルティの事をスルーした?


「スキルでの話に戻ります。まずメルティさんの場合ですが…主に銃弾の流れ弾をかわしていってますねあれは拳銃の弾丸を身体に染み込んだ力なので弾丸をかわす力が身についているのです。残念ながら弾丸での攻撃っていうよりは避け方に優れた人なのかもしれませんね」


メルティのスキルってただ単に物や音に敏感なだけなのかと思ったけど銃だけはそれなりに敏感ってことなのか


「弾丸だけに特化したスキル…他の身体技や物や攻撃などには疎いかもしれませんが銃での攻撃の行いでは身体が過剰に反応するという主に珍しいスキルです。未だにあのスキルを使ってる人は見た事がありません。」


「へぇ〜それじゃあメルティは珍しいスキルを上手く使いこなしてるってことか…」


けど静穂が言ってる事ってちょっとした誤りがあるんだよな〜メルティって意外に身体能力も高いから格闘にも向いてるセンスがあるんだけどどっちがメルティのやりやすい戦い方ができるんだろうか?


「次にリリスさんなんですが」


「そういえばリリスのやつなんか弾丸を操って的を貫いているぞアイツって機械だけにしかスキルは使えないんじゃないのか?」


「それは誤解ですよ一夜さんリリスさんは機械である拳銃に自分のスキルの力をインプットして弾丸を放っています。なので1発の弾で相手を命中させる事もできますがそれは相手が目に見えている相手にしか弾丸を操作できませんまあ塞がれてしまったらそれまでですが…」


「そうだったのか…確かにリリスのスキルって機械を細工できるって言ってたっけなら拳銃も機械みたいなもんだから操れるのも納得だ」


「まあここまでリリスさんが有利なのはここのシステムである的のランダムを頭に流し込んだおかげで狙う場所も理解してるからああやって自慢に拳銃が放てるわけですが…」


「リリス…」


なんでそんな卑怯な手をてか2人ともさすがに気づけよ反則行為してるって


「そして最後はココリスさんなんですが…」


「たくもう!なんなのよ!全然弾が当たらないじゃない!もう怒ったんだから!」


ココリスはリリスとメルティを交互に目線を配らせながら目を閉じ何か超音波みたいなのを発した。


「な、なんだ?このウェーブみたいな空気の流れは」


「ココリスさんのスキルです。ココリスさんは他の組織からでも一目置かれている人物なんです。私達組織の中でも5人の中で優位優れているスキル Personality Imaginaryは相手に空想を見せさせる事ができる優れたスキルなんですが…」


ココリスのスキルで周りに超音波放った時メルティとリリスの様子がおかしくなった。


「わーい!ご主人様がいっぱい!ご主人様私に何かしてほしい事はありますか?」


「か、一夜さん、だ、駄目です、わ、私達はその家族なんですかそういう事は…、お、お兄さんだ、駄目です…」


「あいつらいったい何を見せられてるんだ?」


「は〜、これがまた少し厄介なんです見せられる空想はその人によってランダムで起こるんです。例えば不幸な空想や幸のある空想…そしてあの2人が見せられている空想は一夜さんとの淫らな空想でしょうね…一夜さん本当にいやらしいです。あの2人に何を吹き込んだのですか…」


「いや、そんな思い当たらない事を言われても…てかあいつらが俺の事で淫らな妄想をしていたのに驚いたよ特にリリスが一番危ないなあれは!」


「とまあこんな風に錯乱状態になるのはなるのですがあれを見てください」


静穂が指差した方向には何やら変なダンスを踊りながら拳銃を発砲しているココリスの姿があった。


「あいつ何してるんだ?」


「あの子も錯乱しているのです。確率の問題で錯乱の状態での攻撃で十分の一回で弾があたるのですが今回は全然あたりませんね…」


「な、なんて非効率なスキルなんだ、てかこんなスキルでどうしてココリスが一目置かれてるんだ?」


「……正直いって彼女のスキルには恐ろしい点が1つあるのです。それは相手を不幸の空想に誘えば誘うほど彼女はバーサーカーと化し銃撃無双の超人になるらしいんですそれを見れるのは本当にわずかな黒い心を持った場所即ち醜い人間がいる場所なら発動条件は高くなるみたいです。あくまでも噂でしかありませんが…」


「な、なんなんだよ本当のスキルっていうのは……」


俺はスキルという力を何処かで勘違いしていたのかも知れない万能に使えるスキルただしそれは長所と短所があり人によって向き不向きで銃や武器によっての相性が決まる。つまりこれはいやこの世界にはまさにうってつけの殺しスキルだと俺は思い恐怖を感じた。

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