くだらない争い
俺達は無事に虐殺をしていた組織の情報をリリスが入手しビルの中での壮絶な戦いを潜り抜けなんとか自分達の組織に帰る事ができた。それから任務達成での褒美として3日間の休養をもらい俺達はその間に傷を直しながらこの世界の服も買った。
「えー、みんな集まったわねこの3日間しっかりと休息もとれたみたいだから早速次の任務の話をさせてもらうわ」
俺達は全員次の任務の為学校の教室みたいな場所に集められ話を聞くことになる。
「ちょっといいですか〜〜アイリス先生〜」
「何?その敬語気持ち悪いからあんまり使わないでもらえるかなミラ」
「ひど!てか!まず任務の話をする前に話さないといけない事があるんだと思うだけど〜」
「任務の前に話すこと何かしら?」
「いや……あれだよ!あれ!」
ミラが突き指した方向それは俺の隣に片腕を握りしめるリリスの事を指していた。
「あれどういう事なの!なんかいつものリリスと様子が違うんだけど!てかいつのまに一夜っちとそんな仲になったわけ!」
「えーとまあ、何というかわた自身もビックリしたっていうか…」
「何ですか、私が一夜さんの腕を抱きしめてるのがそんなにおかしいですか?」
「おかしいでしょ!だってあんなに私達の事を毛嫌いしていたアンタが入ってきたばっかりの男とそんな風になってるなんて誰もがビックリだよ!」
周りのいる仲間眠っている千光意外は頷きながら同意していた。
「そうでしょうか家族なんですからこれぐらいは普通かと…」
「か、家族って…この子家族の意味を履き違えてない?アイリス、ちゃんとリリスに説明したの?家族の意味を」
「えーとそれも一応話したのは話したんだけどどうもリリス今まで家族ってどういものなのかお兄さんに対しての家族という表現が恋愛の意味と混同しちゃってるみたいなのだから」
「だから?」
「別にいいかなって」
「はい〜〜?」
「まあ、リリスが幸せそうならべつに家族の意味とかどうでもいいんじゃないかなってそれにあんな顔初めてみたしね」
「それもそうだけど!一夜っちは!一夜っちもリリスにちゃんと説明したの!」
「ううーん俺も説明したんだがなんかあのビルの事件以来俺の事を家族で兄として慕ってくれているって言うのを理解はしてくれたんだが…」
「兄として慕ってくれたにしてはリリスの行動がどうもおかしいのだけれど」
「ああ…そしてたまにお兄さんとアイリスと同じように言ってくるからその時だけは名前で呼んでくれ頼んだんだだから今は名前で呼んでくれているんだが…なんか本当に家族の愛情表現を超えてしまっている気がする。」
でしょうね
だろうね
そうですね
俺がリリスに対しての対応について話していたら何故か千光意外は心の中で納得したような声が聞こえた。
「リリスちゃん!ご主人様から離れて下さい!私が最初にご主人様の仲間になったんですから!ご主人様の腕を組むのは私の役目です!」
「そんなの関係ありません…兄さ…もとい一夜さんは私の家族なんですからメルティさんには譲りませんなので早くもう一つの腕から離れて下さい!」
「むむむむ」
「プーーー」
二人とも俺の腕を離れるどころか寧ろ握る力が強くなっていて無意味な争いをしながら顔のほっぺを膨らませながらにらめっこしていた。
「えーと、お兄さんの巡り合いのケンカは後にして頂戴今は任務の話に戻るわよ」
俺達は空気を読み醜い争いを終わらせアイリスの話に耳を傾けた。
「えーと任務の話をする前にこの任務の依頼を頼んだ人物を紹介するわね、出てきて頂戴」
アイリスの呼びかけと共に扉から入ってきたのはアイリスと同じ水色の髪をした小さい女の子だった。
小さい女の子?どことなくアイリスに似てる?
「ほら挨拶をして」
「えー皆さん私の名前は佐賀島 ココリスあなた達とはまた違う組織の一員よ」
「佐賀島 ココリス…あれ?佐賀島って確かアイリスの名字と一緒じゃ?」
「それはそうですよだって彼女アイリスさんの妹なんですから」
「い、妹!!」
俺は静穂のまさかのアイリスの妹発言にビックリした。
「アイリスお前妹がいたのか?」
「ええ、この前の任務にこの子がヒョコッと現れたのでそれで私に直接任務について話しがしたいって言ってきたのだから今日直接自分の口で言うと聞かなくてね」
「ム!」
にしてもアイリスにそっくりだなまるで双子みたいだアイリスの小さい頃の姿を見ているみたいで何故か背徳感を感じる。
「お兄さん私の妹をじっとみてどうかしたのかしら?」
「いや、なんか昔のアイリスってそのココリスちゃんみたいな容姿だったのかなって?」
「私の昔の姿ですか…そうですねどことなくココリスに似ていたのもありますね」
「へぇーちょっとみてみたかったかもアイリスの小さい頃」
「!そ、その一応アルバムがあるのでもし時間があればみせてあげなくもないですけど」
あれ?何で私急に心が騒めき始めたのかな?ただのアルバムをみせるだけこんなに心踊るものだったかしら?
「ちょっと!そこのブサ男!」
「ぶ!ブサ男だと!」
俺は突然の言われた事のない言葉を聞いてしいショックを受けた。
「ぷ!ブサ男って、一夜っちショック受けて明後日の方向向いちゃってるよあははは」
く!ミラのやつ人ごとだと思って笑いやがって!後で何かあいつがショック受けそうな事をしてやる!
「謝って下さい……」
「え?」
「謝って下さい一夜さんに…」
「アンタ誰?私は今このブサ男に喋ってるんだけど別にあんたなんかに喋ってないし」
「ココリスいい加減にしなさい今はそんな事より任務の話でょう」
「うう…だけどお姉ちゃんがこのブサ男と馴れ馴れしくしてるからだからココが代わりにこのブサ男懲らしめてやろうと」
「ココリス…本性がでてるわよ…」
「え!は!お、姉さまと馴れ馴れしくするなんてこの私が黙っておられる思うのかしら」
何故かは知らないがこの子アイリスの前で見栄を張ると本性が出るみたいだ普段はお嬢様系の言葉で喋っらって事なのかな?
「てか俺この子に何回ブサ男って呼ばれたんだ…」
「ぷ!あはははまたブサ男って!遠慮なしじゃんかあははは!」
「お前は笑いすぎた!ミラ!少しは人の気持ちを考えろ!」
「と、とにかく!アイリスお姉様に手を出したらその◯玉潰しますからね!」
「いや…お前…」
可愛い顔してとんでもない事を言いだしたぞこの子アイリスとは正反対の性格だな
「はあ〜もういいからココリス後ろに下がって話が進まない私が説明するからあなたは大人しく…」
アイリスがココリスに後ろに下がって大人しくするようになだめようとしたらメルティとリリスは何故かそれを無視するかのような発言をした。
「いえそんな事はどうでもいいです!一夜さんの事を侮辱した事それを謝ってもらうまでは任務なんか関係りません!」
「そうです!今すぐご主人の事をブサ男って言った事を訂正しなければ私も任務なんて二の次です!」
「メルティあなたまで〜…は〜」
「はあ〜だからいったでしょ別私はあなた達なんかどうでもいいと今そこのブサ男と話しがしたいのあなた達は大人しくかやの隅にでもいなさい」
おいおい何か任務の話をし出すような雰囲気じゃなくなったぞ正直俺はブサ男ブサ男って言われ続けているのをこいつらはそれを連呼しながら俺の心の傷を抉ってきていることに気づいてないのを俺は我慢していた。
「ニヤ」
「ねえねえココリスちゃんちょっと耳を貸してくれるかな?」
「え?何よ?」
「ゴニョゴニョゴニョ」
ミラはココリスに耳打ちをして俺たちに聞こえないようにコソコソと喋り始めた。
「何ですって!そこのブサ男!」
「あ、はい」
もうブサ男って言葉に慣れてしまった。正直この子には早く名前とかで呼んでほしいじゃないと俺の名前って言うよりあだ名みたいなのがブサ男になりそうだから怖い
「お姉様と付き合っているのは本当なの!」
「え?」
「どういうことですか!」
「一夜さんそれ本当ですか!」
「!!……」
何故そんな話になった!ミラのやついったいココリスに何を吹き込んだんだ!他の3人が俺にしがみつきながらああやこうだの身体を揺らしまくりながらアイリスと付き合ってる件について質問攻めしてきた。そんな中アイリスは照れていた顔をしながら否定すらな何もしなかった。
「おい落ち着け!俺はアイリスとは付き合ってない!だいたい!そんな話をいったい誰が信じるんだ!アイリスは恥ずかしかって否定はしていないが!実際に付き合っていない!これは事実だ!」
「ミラどういうことなの?このブサ男の言ってる事は真実なの?」
「さあ〜もしかしたら嘘をついてるかもしれないし何か条件を出さないと喋ってくれないかもよ〜」
「ミラのやつ〜」
ミラはニヤっと笑いながらこっちを見てきてさあどうする?みたいな表情をしていた。なんてやつなんだ!
「ご主人様!アイリスさんの件はとりあえず後でまたじっくりと話をさせてもらいます!今はココリスちゃんあなたにはご主人様に謝ってもらってちゃんと名前で呼んでもらうように勝負をさせてもらいます!」
「勝負?別に私はいいけどいったい何な勝負をするの?」
「え、えーとそれは〜〜」
メルティは考えもなく勝手に勝負と言い放ちどんな勝負をするのかを全く考えずに物をいってしまった。
「何よ勝負する案がないのなら勝手に言わないで…」
「ならお互いのスコアで勝負を競ってはどうでしょうか?」
「ス・コ・ア?」
「スコアってまさか射撃のやつって事かしら?」
「ええそれで一夜さんの名前をちゃんと呼ぶ事とブサ男っていた事を謝ってもらいます。」
「望むところよ!それじゃあ案内なさい!お姉様に私の勇姿を見せるんだから!」
「ス・コ・アっていうのが何なのかわかりませんが私も受けてたちます!」
何故か三人は率先して教室を出て行き射撃のスコアを競う場所に向かってお互い俺の名前について争っていた。
「おい任務はどうするんだ?」




