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生還

ぐぃーーーん


「た、助かった…」


「ですね…」


「なかなかいい作戦だったわお兄さんまさか私とお兄さんとの合わせ技ができるなんて思いもしませんでした。」


「まぐれだよ、だいたい俺の技が本当に発動するかもどうか不安だったんだ」


俺はLBが言っていた技の発動条件について思い出していた。戦闘が開始される時自動的に俺の技が使えるって言ってたことそしてその賭けにあの黒い男は確実に俺たちのことを狙っていた。正直不安だったが成功して良かった。


「ところでリリスの使うスキルって名前とかあるのか?後アイリスお前第2のスキルがあるなんて知らなかったぞ俺はてっきり連続でライフルを1発ずつ撃ち込むのかと思ったんだが」


「私のスキルが1つなんて誰が言いましたか?女の子には秘密がいっぱいあるものなんです。それにお兄さんこそなんですかその特殊な力は弾丸を操るとかではなく弾丸の性能を引き上げた力なのですかそれは?」


「まあ、お前達が使う力スキルとはまた別の力って事かな、これは多分お前らには使えない芸当な技だから調べても意味はないぞ」


「ム」


俺は本当の事をしか言わなかった。それでもアイリスは無線越しでちょっとむすっとした表情の声を出していた。


「さてとアイリスの第二スキルの名前はなんていうのか聞かせてもらうか?後これだけは先に言っておく俺の力は影で銃弾を操れる特殊な力だお前達がどうだのこうだの言われてもそれしか答えられないから変な質問をしても意味はないぞ」


「仕方ありませんねまあそこまで話してくれればいいです。私の第二のスキルの名はIgnition centerまあ3つの弾を入れて中心人物を狙う威力高目のスキルだけどこれは第1スキルと混合にできないから命中率はそこまで高くはないのだからあまり使いたくはなかったけど今回ばっかりは状況が状況だから」


「いやそれでもあの援護は助かった。それにリリスのスキルもデメリットがあると聞いた割にはなかなかいいスキルだと思ったぞ」


「私の(スキル)はそこまで優秀ではありませんけれどDestroy hackerは使いこなせば使いこなす程範囲は広がりますし私も可能であればアイリスさんみたいにその第2スキル?みたいなのが使えるはずですよ」


「……」


この2人のスキル聞いてたらなんかチート機能がついてる感じがして正直俺よりも優秀な類の存在なんかじゃないのかと思ってしまった。いやいや俺にはまだ使える技がまだあるさっきのはたまたま相手の動きを止める影技だけどきっと物凄い技があるに違いない…


ガッコーん


「な、なんだエレベーターが止まった…リリス何があったんだ?」


「待ってください今調べます。」


後20階分降りたら爆破に巻き込まれず逃げる事ができたのに何故かエレベーターが止まってしまったのでリリスにエレベーターが止まった原因を探ってもらっていた。


ドカーン!


「な、何だ!」


突然上の方から物凄い爆発音がした。


「一夜さん!大変です!このエレベーター何者かにハッキングされてます!」


「な!リリスのスキルで何とかならないのか!」


「やっていますが!私のDestroy hackerが効きませんいえそれよりも上から何か降ってきます!」


「え?」


ヒューーーン ゴン!


突然俺たちが乗っているエレベーターの上に何かが降りたような音が聞こえたそして天井の蓋をゆっくりと黒い男は引き剥がしていった。


「な、なんであいつがここに!」


俺は銃を取り出し弾丸で奴の頭部に放ったが弾丸はやはり弾き返されてしまっていた。


「くそ!このままじゃ俺たちこのエレベーターの中で死ぬ事に…」


ピンポン!ガーーー


「え?」


「こっちです!一夜さん!」


「お、おう!」


エレベーターの扉が突然開きたまたま降りる階に止まってくれたおかげ降りる事ができた。黒い男から遠ざかろうとしたがやはりこっちに向かって追いかけている。


「アイリス!聞こえるか!アイリス!」


「ザーーーー」


「くそ!こんな時に故障か!」


「いえ恐らくあの黒い男にジャミングされています。いつのまにか私のスキルを盗んでいたみたいです。」


「まじかよ…まじでなんなんだあの大男」


俺達は何とか大男の攻撃を回避しながら階段を降りていったが流石にスタミナの限界がきてしまい壁側に追い込まれてしまった。


「まずいぞ!追い込まれてしまった。」


「後10階だけ降りれば逃げ道はすぐそこなのに…」


く!ここで俺の影の技で使ってもすぐに攻撃されてあの世行きだ何か奴を錯乱させる事ができれば…いやもう一度あいつがリリスのスキルで行動不能にできれば…けれど近くにやつが触れそうな機械は…


「あんなところに扉がしかも電子ロック付きか…なら…」


俺は銃を構え賭けに出た。


「リリス俺が銃弾を放ったらすぐ様にあそこの電子ロックの扉に走ってさっきみたいにあいつの動きを封じるスキルを使ってくれ」


「けど一夜さんはどうするんですか?あいつに弾丸は通じません私が移動してもその隙にあいつは私に攻撃をするんじゃ…」


「頼む!俺を信じてそのまま通路を突っ切ってくれ」


俺は無理矢理リリスに自分の事を信じてくれとお願いした。それをリリスは…


「わかりました。私は一夜さんを信じます!」


そう言ってリリスは走りながら通路を突き抜けようとした。しかし黒い男はやはり一夜の銃弾にビクともせずリリスに攻撃しようとしたしかし…


シューーン


「!」


リリスが突然黒い物に変わり姿を消した。


「残念だなそれは影の残像だ。俺の影の弾丸でリリスを影の中に影移動させたんだ。そして本物のリリスは…」


「こっちです!一夜さん急いで!」


リリスは既に電子ロックの扉の所にいてロックを解除して一夜が来るのを待っていた。


「うがー!!!」


「腹が立ったのか?まあ気持ちはわかるが冷静を失ってしまったら本来の目的をを見失うぞ」


一夜は弾を装填し直し自分の足元に弾丸を放った。そして黒い男がチェーンで一夜を攻撃したのだが一夜もまたリリスと同じ用に影の残像を出し黒い男を騙し上手く電子ロックの扉まで移動していた。


「か、一夜さんいつのまに!」


「影移動だよ黒い影がある所があれば移動できるこれが俺の第2の影の技だリリスの時も俺が上手く影を操って電子ロックまで移動させたんだ。ビックリしたかもしれないがちゃんと冷静な判断で扉を開けてくれてよかったよありがとな」


俺はリリスの頭をポンポンと叩きながら礼を言った。少しリリスは嬉しかったのか俺の事を怒鳴ったりとかはせず俯いたまま顔を合わせてはくれなかった。


「どうかしたかリリス?」


「い、いえ、何でもありません…」


「うがー!!!」


「よしやつは混乱している。この隙に別の扉から出て逃げ…」


ぴっぴっピー!!!


どっかーん!!!!


「な、なに!」


ビル全体が突然揺れ始め建物内の物がいろいろと崩れ始めていき炎が広がり始めていた。


「ま、間に合いませんでしたか…このまま下に降りる事は不可能です…このままビルの下敷きに…」


「いや…諦めるのは早いこのままビルの下に飛び降りるぞ」


「な!何をいっているんですか!ここは10階ですよ!周りの建物に移る手段も無ければ下に着地する柔らかい物もありませんそのままいけば死ぬだけです!」


「んな事言ってる場合じゃないと思うんだがなリリス前を見てみろ」


「え?そ、そんな!」


俺達が見たのは扉に仕掛けていたリリスのスキルの効果を無視し扉に入ってきた黒い男の姿があった。


「ど、どうして電子扉には私のDestroy hackerが仕掛けていたのになんで…は!」


リリスも気づいたのか爆破のせいで全ての電気が逝かれてしまいリリスのスキルはもうこのビルでは役に立たなかった。だから黒い男は平然と中に入ってこれたのだ。


「走るぞ!リリス!」


「ちょ!一夜さん!」


「うがー!!!」


俺達がガラスの向こうにある窓側の場所まで走ると黒い男も追いかけてきた。


「無理です!一夜さんやっぱり私達このままだと!」


「リリス俺を信じてくれの言葉を忘れたか?」


「え?けどそれはさっきの話で今は…」


「さっきもだが今も俺を信じられないか?さっき信じてくれたみたいにもう一度俺を信じてくれないか?」


「もう一度…」


正直私にはこの土壇場で何もひっくり返す事は出来ないと思っている。もう私の力がここでは使えないのなら私の存在意義は意味をなさないけど一度信じたこの人ならあるいはこの人ならもしかすると…


「信じます!私もう一度一夜さんを信じます!」


「ああ!なら飛び降りたらしっかりと俺に捕まってろよ!」


「はい!」


俺達はフロアの爆破と共に10階の部屋のガラスの窓から飛び降りた。そして黒い男も俺達に追いかけながらとびおりチェーンで何回か俺に攻撃をした。


「くっ!」


「か、一夜さん!」


「いいからじっとしてろ!」


俺は何とか背中でチェーンの男の攻撃からリリスを守り軽傷を負った。そしてまたチェーンを引っ張り刃をチェーンソーのように回転し始めトドメとばかりの直線攻撃をしてきた。


「一夜さん!離してくださいこのままだと!私達二人ともあのチェーンの攻撃で死にます!一夜さんだけでも!」


「うっ!いったろ…俺を信じろって!」


俺は銃を構えながら黒い男がチェーンで攻撃を放った瞬間と共に影の弾丸を放った。すると影の弾丸は見事にチェーンを通り抜け黒い男の身体に当たり黒い男は放ったチェーンと共に黒くなり姿を消した。


「え?どうしてチェーンの男は?」


「俺の弾丸だ、第2の技Shadow moveであいつを影がある場所へ移動させた。」


「それって?」


「ああビルの中のそれもお前がハッキングした場所あたりらへんに影で移動した。そしてもうすぐこのビルは崩れ始め下敷きになるはずださすがにあいつも生きてはいまい…けど次はこの状況だ!なんとかしないと!」


「え!一夜さん!何か作戦があったんじゃないんですか!」


「いや!そのはずなんだが!下に何もないとなると本当に伝わっていたのか今ちょっと不安でしかたがない俺がいる。」


「何言ってるんですか!早くしないと私達も下敷きに!」


その時下から車が走ってくるのがみえた。


「お!あれは!」


「ご主人様!」


メルティは車の上に移動し拳銃を二丁構えながら一夜達の落下地点である場所に弾丸を放った。


「アイリス!後は頼みましたよ!」


メルティは何かの目印でも付けたのかアイリスに伝わるようにライフルで落下地点の場所にある所にアイリスは何かを放とうとしていた。


「ありがとうメルティ!それじゃあ私の第2スキルで上手くいってよ!」


アイリスは第2スキルIgnition centerでメルティの弾丸で記された場所に特別なライフルを今度は三角形になるように撃った。


「やばいやばい!まじでやばいって!」


「うっ!」


俺はもう間に合わないと言葉でやばいの連呼をしながらリリスは涙目で俺にしがみ付いていた。


「うわっぷ!」


「ふにゅ〜」


何と先ほど撃ったライフルの中から柔らかい風船みたいなのが出てきてそれがマットとなり俺達は下の衝撃でなんとか死を免れる事ができた。


「た、助かった〜」


キキーーー!!


車は何と急ブレーキーをかけメルティは一夜達の所へ走っていった。


「ご主人様ーー!!無事ですか!!」


「ああ、何とか…」


「一夜さん!」


「うわ!」


「あああ!!!」


リリスは怖かったのだろうか勢いよく俺に抱きつき泣きながらわんわんと泣いていた。


「リリスもう大丈夫だから、な?」


「うっうっはい…本当に怖かったです…」


「ムーー私だって怖かったんですよ!ご主人様が本当に落下して死ぬんじゃないかと心配したんですから!」


「わかってるって!後で何か奢るからそれで許してって今はとりあえずここを離れた方が良さそうだな建物の下敷きになる。」


「はい!急いで車に乗ってください!」


「ああ」


俺はリリスを抱えながら急いで車に乗り後は遠くに離れて援護をしてくれたアイリスを迎えに行くだけだった。そして黒い男は崩れるビルの中ひたすらと一夜達を探し迷いながら爆発と共に跡形もなく消え去った。


「ふう〜やれやれですねやっと任務完了ですか…ちょっとしたハプニングでしたがお兄さん達が助かって何よりです。それに少しだけですがリリスが家族の絆に気づいてくれた事を喜ばないといけませんね……けど本当にお兄さんが無事で良かったです帰ったらお兄さんにいろいろと言わないといけませんからね…それから…」


チャキ! ズキューン!


「誰ですか?私の背後にいるとはいい度胸です…大人しく出てくるかそれともこのまま撃たれて死ぬかどちらにしますか?」


「久しぶりだね、アイリス」


「あ、あなたは」


アイリスが撃った弾丸は見事に警備の盾で塞がれてしまい不発になってしまったが予想外の人物がアイリスにの前に現れた。


「どうしてここにいるのですか?」


「あなたに私のチームの依頼を受けてほしいの」


「それは今ですか?」


「いえ、今ではありませんそれに今はあなた方の仲間が任務をこなしたばかりでしょ?なら依頼は別の日にするのがいいはずです。」


「わざわざそれを伝えにここにきたのですか?」


「まあ近くに用事があったのであなたがここの近くの任務があったのを思い出しもしかしたらここにいるのじゃないかと昔馴染みの感で立ち寄ったまでよ」


「そうですか…なら早く帰ってください私ももうヘトヘトなんでそれに仲間の車がこちらに来ます下手な面倒はごめんなので早々に立ち去ってください……妹」


「そうですねお姉様には迷惑をかけるわけにはいきませんからではまた改めて」


アイリスの妹と思われる人物は黒い影に消えていきながら姿を消した。


「また面倒な任務がきそうね…それにまたあの子に会うなんて…これも神のいたずらなのかしら…」

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