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悪魔の子

「あいつ本当に何処にいったん…ってやべ!」


俺はビルの中に潜入しリリスの後を追ったのだが何処かで見失い探していたら黒いスーツをきたおっさんが2人中を巡回していた。


まずいなリリスを探す前にあの2人のおっさんを何とかしなくちゃな


「おい、ちゃんと例の件済ませたのだろうな」


「はい、まあ順調ですねただ…」


「なんだ、何か問題でもあったか?」


なんだよく話が聞こえないなあんまり聞いてもわかんないだろうしここは別の道から通ったほうが良さそうかも…


一夜はリリスが見失ったであろう道を通ろうとしたが流石にその道からでは通れないと判断し他の道を通ろうとした時彼らの話を聞いてしまった。


「あそこにいたガキどもの死体が何故か消えていたんです。」


「何?あんなに大量に置かれていた死体をか?」


死体だと?俺は子どもの死体という言葉に反応してしまい別の道へ行くのをやめ彼らの話を聞いていた。


「はい、あそこのビルは普段検問があって厳しくなってるから裏通りの路地裏には誰も入れないはずだったんですが何故か二回とも中に入られていたことがわかりました。」


「二回もだと…まさかボスが直々に…いやそれはありえないか何せボスは他の組織の成りすましをしてるからそんな暇は無いはずだしな」


「それに1回目に入った形跡なんすけどどうやらあの死体の山をたまたま見てしまった奴がいたらしいんです死体の近くでゲロを吐いた形跡があったんでそれでわかりました。」


ゲロの形跡って、まさかあの路地裏の事を言っているのか?くそ!迂闊だった。なにか捨てられていた場所だと思っていたのに後でアイリスに相談しよう。


「それでもう一つの形跡はなんだ?」


「………」


「どうした?何か残っていたのだろ?さあ喋ろ」


うん?なんだ?何か様子がおかしいなもう1人のやつなんで急に黙り出したんだ?


「うっ…ぐは!」


「お!おい!なんだ!そのチェーンは!」


!な、なんだ!あれは!


いきなり情報を喋っていた男の後ろにチェーンの付いた刃が後ろから見事にお腹を貫いてた。そしてそれをゴミ同然かのようになぎ払い壁に飛ばした。


「な、なんだお前は!」


男は拳銃を取り出し黒い羽衣か何か隠されていたチェーンの男に銃口を放っていたが全くの無傷弾すら通らない何かの鎧か何かで体を守られていた。


「くそ!こうなったら!」


男は懐から手榴弾を取り出しピンを外して投げとばそうとしたが時すでに遅く首がはねられてしまいはねられた場所から勢いよく血が吹き出していた。


な!なんだあれは!バ、化け物か!なんでだ!ここは普通の人しかいないんじゃなかったのか!


「はぁ、はぁ、はぁ…」


「!」


俺はとんでもない光景を見ながら息を乱していた。呼吸を整えようと自ら冷静を保つように深呼吸しようとしたがその呼吸音のせいかそれに反応し黒い羽衣を着た男はこちらに近づき始めていた。


「やばい…近づいてくる…なんとかしないと…」


俺は何と見つからないように近くにある扉を開けデスクがいっぱい並んでいる部屋に入った。


「よし!しめた!」


俺は隠れるチャンスだと思いできるだけ隠れやすい場所へ隠れた。


頼むぞ!できるだけ中に入らないでくれよ!


扉のドアが開き黒い羽衣の男はゆっくりと入ってきた。


くそ!入ってきやがった。てかあれ確実に幽霊かなにかのバケモンじゃあねえかなんであんなやつがってここは異世界の世界だった。


一夜はここがただの拳銃で争う世界だと思い込んでいたためイレギュラーな存在が現れる異世界という事をすっかり忘れていた。


まじか!デスクの下を覗き見してやがる頼むこっちにくるなよ!


黒い羽衣の男はデスクの下を1つずつ覗き込み誰かいないかを確認していた。


「フーーー」


黒い羽衣の男は吐息を漏らし全てのデスクの中を覗き見終わるとここには何もないと判断し部屋から出ようしていた。


よ、良かった…今の俺じゃあんなのを相手にできない少なくとも早くリリスと合流しなければ


俺はそう思い隠れた場所から出ようとしたその時


ガッチャン!


「ん!!」


な、なんで物音なんか!や、やばいこっちにくる!頼む見つからないでくれ


何処からか物音がしそこへ黒い羽衣は近づきだしロッカーの中から物音がしたと確認できたのかチェーンの刃物をだし全てのロッカーに一直線で真ん中を真っ二つした。


「気のせいか…」


真っ二つになったロッカーを見渡し誰もいない事を確認しデスクのある部屋から何かを探すかのように彷徨いながら出て行った。


「……な、なんなんだあいつは!」


一夜は何とか隠れる所がある天井の排気口に入る事が出来たのでそこから謎の黒い羽衣の男を観察しながらこの場を凌ぐ事ができた。


しかしあのステータス何もかも謎の紫色のステータスだった。つまり戦闘態勢に入っても俺じゃあんな太刀打ちもできず即死になってたってわけだ出来るだけでぐわさないわうにしないとな。


俺は黒い羽衣の男から危機を脱し早くリリス探さなければと思い銃を構えながら辺りを見回し探し続けた。


「くそ!何処にいるんだ!早いとこ見つけだしてこのビルから出ないとじゃないと俺もリリスも!ってあれは!」


ようやくリリスらしい人物を発見できたのかパソコンを弄りながら自分のコンパクト用のパソコンにケーブルを繋げて操作をしていた。


「見つけたぞ!リリス!」


「!あ、あなたでしたか驚かさないでくださいもう少しでハッキングが終わりますので私のパソコンに情報をインプットし終わるまでの間周りの警戒をお願いします。」


「いやいやその前に勝手な行動について話がってまあそれは後でいいや、リリスお前ここにくる間に何か巨体な黒い羽衣のきた男にでぐわさなかったか?」


「いえ、特には…何かあったのですか?」


「ああ、ここにくる間にその男が虐殺組の男2人を殺してしまったんだ。ここのビルで長くいるのは危険だ。俺たちじゃ話にならないような相手だし早いとこ情報をインプットしてこのビルから出よう。」


「わかりました。後5分待ってください5分で私のパソコンにインプットが完了しますので」


「わかった5分だな」


俺はリリスの言うとおりにインプットが終わるまで5分間扉の入り口で拳銃を片手に見張っていた。ここは12階だから飛び降りる事は不可能だから最悪の場合階段を降りて逃げるしかない


「……一夜さんと言いましたっけ名前?」


「ああ、そうだが?」


「少しだけ雑談しましょうインプットが終わる時間の間だけですが…」


「?構わないが…」


なんだ急に何か俺の事を探ろうでもしているのか?


「昔の話です。とある貧困な町がありました。そこでは食べる物も飲む物も何もかも恵まれない町でした。そこである女の子はたまたま恵まれた環境で父親も母親もお金に関しては頼んだらなんでも買ってくれる両親と一緒に暮らしていました。周りの子から羨ましいだの何だの物欲しそうな目をした子がたくさんいました。もちろん嫉しい子もいました。けどそんなのを一切気にせずとにかく恵れるものはなんでも恵んでやろうという根気強い女の子は親に内緒であるものはとりあえず恵んであげていました。」


なんだ何かの昔話か?


「へぇーそれはまた周りに優しい女の子だな。それに両親もその事を知ったらさぞ嬉しかったんじゃないか?こんな貧困な子ども達を気遣える優しい娘で本当に良かったって」


「そうですね…確かにそれを知ったらどんだけ喜んだ事でしょう…しかしその娘は後に地獄へと落とされるのです。」


「どう言う事だ?優しくしているのに何故地獄に行く事になるんだ?」


「その子は養子として引き取られた子なんです。しかもその養子の女の子は予め別のお金持ちに売られる予定だったのです。その事を知った養子の娘は助けを求めました。行きたくないとやだよと何回も両親の服にしがみ付き駄々をこねました。ですがその両親はその子にとんでもない絶望の言葉をかけました。それは…」


「もうお前にはうんざりなんだ周りからは何で貧しい子に食べ物や水をあげているんだの何だのそのせいでその子達はどうなったと思っている。」


「え?」


「殺されてしまったのよただ幸せそうに食べていた姿を見ただけで殺されてしまったの私達はあなただけにある程度の物を恵んであげられたわけれどそれとは話が別なのあなたのせいで死んだ子どもの多額な金額を私達が払う事になってしまうのこの町はまずしい町なのだからあなたがそんな行動しているおかげで私達は一気に貧乏な人生へと送ってしまいそうになるのだからその前にあなたはこの家から追放します。」


「そ、そんな嘘だよねお父さんお母さん!」


「その子はどうしても信じられなかった私のせいで子ども達を助けれたはずなのに食べ物や水をあげただけで殺される。しかもそのせいで親に迷惑をかけてしまい多額の金額を払う事になってしまうそんな事に耐えれなくなった両親はこう呼んだの」


「な、なんて呼ばれたんだ?」


「悪魔の子と」

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