ドワーフの孫
しかしここの連中はいったいここでこんな催しをしていったい何がしたかったのかしら?ただ単にお金稼ぎ…いやもっと悪ければたかっていたというのが正しいかもしれない。ここでの悪行はドワーフ族が収集つけたからいいものだけれど…コレが仮に一夜がいたらもっと悲惨な目に遭ってたわね。
「所であなた、人間でここに来たなんてもしかしてお金稼ぎできたの?」
「違うわ。私はドワーフの森へ行く為にこの列車に乗っていたのよ。でも何故か知らないけど妙な番号を引いてしまってこの列車のギャンブルに強制参加させられたってわけ…」
「あらあらそれはついてないのね…よいっしょ!」
ドワーフの女の子は倒れていた鬼族達をある一点の場所に集めさせロープでグルグルと巻き付かせる。
「あああなた達悪いけど、上で観客席で参加してた連中も集めさせてそいつらも強制連行だから。」
は!
ドワーフの女の子がそう命令すると指揮下である人達なのか、言う事を聞きながらまだちゃんと逃げ切れてない参加した種族達を捕まえにいく。
「本当ならあなたも連行してもらうんだけど、まぁドワーフの森に来るっていうんだから今回は身に覚えのないこんな詐欺めいた催しに無理矢理参加させられたという事で不問にしてあげる。それで私達の森へは何しにくるの?」
「私がドワーフの森へ行く理由は、ある力の解放限である宝玉を手に入れる為そこへ向かうんだけど、まずはその村長さんに会って…!?」
ブン!
ドッカン!
え?
………
ザーーーー!
「な、何で私今攻撃されたの?」
刹那はドワーフの女の子の攻撃を紙一重で交わし後ろの方へ飛んでいく。そして目と目が合った瞬間彼女から殺意というような目つきを感じ、自ずと警戒する。
「……今ので話が変わった。やっぱり連行して素性を暴く…どう言った理由であれドワーフの秘宝を簡単に渡すわけにはいかないからね。」
「待って!私は何も奪うとは言ってないわ。村長さんと話しをさせてほしいとそう言っているの。」
「問答無用!さっきも言った通り理由はどうあれそれを欲するものはすぐ様に鉄槌をくださないといけない。だからあなたはここで気絶してもらってドワーフの森で尋問して吐かせる!」
「あまりにも言ってる事が無茶苦茶なの自分でも気づいてる!それは最早暴力の訴えよ!」
ドカン!
ドカン!
ドカン!
「暴力かどうかなんてあなたに言われたくないわね。まぁ私の攻撃があなたに1発でも当てればそれでいいだけの話しだから何も問題はないのだけれどね。」
確かに…あのドワーフ、1発の拳が桁違い並にやばいのよね。列車の床下がぽっくりと穴が空いて走ってる最中で風が上にのぼりあがってるから交わすタイミングがし辛くなる。
「さ〜て動かないでよね下へ落ちたくなかったから!」
ドスン!
ドスン!
ドスン!
ドスン!
「ん?なんじゃ?さっきから物音が激しいようじゃの…何かピーチクパーチクやっておるのかの?」
「キュ〜〜」
「此奴に聞こうと思っても既に戦意喪失じゃし…やれやれ、さっさっと元に戻って状況把握するかの。」
ダン!
ドン!
ドッカン!
「ちょ!いい加減に私の話を聞きなさいよ!暴力馬鹿ドワーフ女!」
「だったらとっとと倒れたらいいんじゃないの?それだったら決着がつくと思うわよ。」
このドワーフ女、さっきのドワーフ爺さんにあれこれ言ってたくせに自分だって同じ事を言えないじゃないの。
タッタ…
ヅカ!
「しまっ!」
「ふっ私がさっき空けた底の穴が抜けてた場所に気付かなかったみたいね。そのままインパクト攻撃を喰らいなさい!」
カチコチカチコチ!
パリン!
「な!?」
ドスン!
ボォォォォ!
「くっ!」
バシャン!
「はぁはぁはぁはぁ…危機一髪ね。」
「はぁはぁはぁはぁ…何今の瞬間攻撃みたいなの…」
普通に仕留めたタイミングでぶつけた拳が突然目の前に氷の柱が出てきた。思わずその氷の柱に攻撃しようとした瞬間根元が折れてその根元の滑る所に足を踏み込んでしまい体勢が崩れた瞬間私のお腹に炎みたいなのが直撃……
「我ながら上手くいったわね。」
「いったい何をしたの?」
「簡単な事よ。あちこちに穴を空けたおかげで私の攻撃範囲が広がった…ただそれだけの話よ。」
「はぁ?いったい何を言って……そうか!あなた氷の力と炎の力を持っていたわね。そういえばすっかり忘れていたわ。いや完全に宝玉という守る使命が目先にあったせいか頭に血が昇って早いとこ仕留めないといけないと言わんばかりに頭の中で鈴みたいなのが鳴っていた。言ってて自分でもよく分からないけど……完全に我を忘れていたわ。」
そのおかげで何とかギリギリの対策は施せたけど、問題はここから、穴を数箇所空けてはくれているけれど、そう都合良く紙一重というタイミングでさっきみたいな偶然が起こるわけじゃない。たまたまというのが1番しっくりくる。
「でもまぁ普通に考えたらどうっという事でもない仕組みよね。何せ私がせの低さを利用して上手く氷の柱を列車の速度で折れさせ私の足元を狂わせればそれでいいだけの話しだもの…という事は私が前のめりに接近しなければそれだけで良いという話し、そうでしょ?」
「ええ、よく分かってくれて安心したわ。それじゃあ分かってくれた所でこの無意味な戦いやめてくれるかしら?」
「勝利がこっちにあるのに、やめるわけないでしょう。頭沸いてんのあなた?」
「言い方にカチンとくる言葉だけど、まぁその通りよね。」
「じゃあ悪いけどそのままノックアウトしてもらうからね。」
くっ!もう攻撃のタイミングが分かられてしまえばこっちにはどうする事もできない。でも僅かに可能性があるならまたもう一度!
シュン!
ガシ!
「そこまでじゃモーガン。」
「え?」
「ちょ!おじいちゃん!」
上手く相手のドワーフの女の子モーガンと言われた子の攻撃をまたさっきのやり方で改善させ身をかわそうとしたのだけどドワーフの老人が何故かその子の攻撃の動きを止めた。
「チッ!」
「やれやれ困った孫じゃの…短気なのはいったい誰に似たのやら…」
「それ多分おじいちゃんだよ。てか普通加勢するんじゃないのそこは?」
「何をバカな事を、この人間にいったいどんな非があると言うんじゃ、お前は相手の度量が分からないドワーフではあるまいに…何故攻撃なんか…」
「あの人間ドワーフの宝玉を持って帰ろうとしてるんだって、その理由が力の解放とか何とかほざくから、私は捕まえる為に攻撃の態度をしたの…これでも説明不十分?」
「………ふむ成る程な。」
………あの老人ドワーフなんてスピードでここまで戻ってきたの。さっきの手下と思われる鬼族を捕まえるのに至ってもどこかしら近くにいないとここまでくる事はできない…いやそもそも時を止めない限りこんな僅かな数分での行動は無理。
「………ドワーフ族…もしかしたら私相当やばい所でのミッションに当てられたんじゃないかしらね。」
「そこの人間…単なるドワーフの森へ観光しに行くというわけじゃないのじゃな。宝玉を求めてワシらの森に来るという事で間違いはないか?」
「ええ、私はどうしてもそれが必要なの…話しを聞いてくれないかしら…」
老人ドワーフは手を髭に当てながらどうするか悩み唸る。
「ふーむ……いいじゃろう。ワシらのドワーフの森へ来るがいい話だけは聞いてやる。」
「おじいちゃん!」
「本当に?そこの娘さんは、宝玉を手に入れたいと言っただけで攻撃してきたのよ。被害がないなんて保証はあるわけ?」
「それはワシの娘が短気であったからそういう事が起こったわけじゃ…理由があれば一応話は聞くそれがほとんどのドワーフのあり方でもあるんじゃ。決して暴力で力馬鹿な種族ではない、ワシらは既に何百年も生きている存在…それなりの器はあるって事じゃ…」
「そう。なら別にいいのだけど…」
「じゃがおぬしも手伝ってもらうぞ。ここでの関連で起こった出来事はおぬしも関わってないとは言い切れんからの。」
「ええ、ある程度なら手伝うわ。」
「ありえない…そんなの絶対に村長が許してくれないよ!」
「黙っとれワシとあやつは昔からの馴染みだ。お前が心配しているのはそこじゃないだろ。もっと違う何かじゃないのか?」
「ふん!もういいわよ!私は私で勝手にやるから。」
「やれやれ、ワシの家族の女共はどうしてこうワンパクな性格をしておるんじゃ…本当にいったい誰に似たのやら……おっと、まだ自己紹介がまだじゃったの。ワシはコガハンテツという。あっちでプリプリ作業しているのは孫のモーガンじゃ、まぁアイツの言う事はあまりに気にせんでおくれ、それでおぬしの名は?」
「私の名前は刹那。ある異世界から来た救世主様と共にこの世界を救う為にきた仲間の1人よ。」
「なぬ?異世界からとな……」
老人ドワーフは眉で隠れていた目を大きく見開きながら刹那を頭から下まで観察する。
「ふむ、まぁとりあえずドワーフの森へ戻ってから詳しく話しを聞こうかもしかしたらワシらだけでの一任じゃどうにもならんかもしれんしの。」
「どういう事?そこまで深い話しにはならないと思うんだけど…」
「ワシらにとって宝玉は村の存亡にかけても大事なものなんじゃ、それを異世界からきた人間の頼みごと…他であったら話しを聞いてある程度の理由であれば使用は認められてはいたが…今回は些か事情が異なるかもしれん。ともかく次の駅に着くまでお主にはワシらを納得させる為の働きをみせてもらわんとな。」
信頼でドワーフの友好を築き上げろっていいたいのかしら?まぁどのみちそのつもりだったからいいけど、宝玉ってそんなに重要な物なの?だとしたら一夜の力って村以上の何かと関連性が結びつくって事になるけど……あの管理紛い他に何を隠しているのよ。




