この世界の残酷差
「!」
水色の髪の女の子はメルティに発砲しようとしたが
ズキューン!
先にメルティが銃を拾い水色の髪の女の子の持っている拳銃に発砲して拳銃を吹き飛ばした。
「まさか拳銃をかくし持っていたとは驚きでした。ですが、銃を放とうとした時の反応で直ぐにわかります。」
「な、なんて子なの…ただの人間にそこまでの事はできないはず…あなた本当に人間なの?」
メルティは拳銃を2つとも握り片方を水色の髪の子に向けながら近づき落ちていた拳銃を踏み質問を返した。
「私はちゃんとした人間です。むしろあなたの方が本当に人間なのかどうかが疑問です。あの身のこなし相当修羅場をこえなきゃできない芸当です。あなたはいったい…」
「ふっ…ここまで追い込まれたらあなたみたいな悪党に喋る義理もないわね…ほら早く私を殺しなさい私は一切あなたに喋ることなんてないから」
「ええーと、困りましたね私は本当に話を聞きたいだけなのですが…けどご主人様を狙う人はどんな人であれ許しません申し訳ありませんがここで死んでもらいます。」
メルティが拳銃のトリガーを引こうとした時後ろから突然声が聞こえた。
「おーい!メルティ待ってくれ!」
「ご主人様!」
「?」
俺はメルティが謎の女の子に拳銃を向けているのに気づき急いで止めに入った。
「待ってくれ!その子に話があるんだ!だから殺さないであげてくれ!」
「ご主人様!この人は私達を殺そうとしたのですよ!なのに何故止めるんですか!」
「いや、だって!話も聞かずに殺そうとするなんてそれじゃあただの悪人のする事じゃないか!少なくともこの子から話を聞く理由があるはずだ。」
「いえ、その…私もこの子に話を聞こうとしたのですけど話してくれそうになくて…ですから私は…」
「あんた達悪人じゃないの?」
「え?悪人?」
「そう、あんた達あの武器屋から武器を買っていたよね?あの店に関わる人物じゃないの?」
水色の髪の女の子から突然変なことを言われてびっくりした。
「いや、俺たちはただあそこに俺たちが扱いやすい武器があるから買っておいた方がいいぞって言われたから買ったんだが…何かまずかったのか?」
「ちょっとその拳銃私に見せて」
水色の髪の女の子が一夜に武器を見してくれと手を出した時
カチャ!
「大丈夫よ、何もしないから本当に拳銃を見るだけだから」
メルティは咄嗟に拳銃を水色の髪の女の子に銃口を向けていた。
「信用できません、一度私の話を断った人にどう信用しろいうんですか?」
「ごもっともな意見ね別に構わないよそのまま銃口を向けても本当に拳銃をみるだけだから」
水色の髪の女の子は本当に一夜の拳銃を見ていた。
「やっぱり…これは店に売ってはいけない品物ね」
「どういう事?」
水色の髪の女の子は一夜の顔やメルティの顔を見て本当に何の事かわからない顔をしていたのを見て納得した。
「あなた達本当に何も知らなさそうな顔ね今までいろんな顔を見てきたけど本当に知ってそうな顔なら私が拳銃を見ている間にその子が私の頭を貫いていただろうししかも私にバレたくないと思ったら私に拳銃を渡した時点で既に殺そうとしたはずだから白だって事がわかったわ、悪い事をしたわね」
水色の髪の子は拳銃の銃口の方を手に持ちグリップの方を一夜に向け拳銃を返した。
「えーと…なんか疑い晴れたのかな?」
「むーそれなら私の時もすんなり信用してもらえてくれたら良かったのに」
「無理があるわね、だってあなた1人だと私が生き残ってる保証なんて何処にもないしそれにあなたなんか拳銃を持ってると人が変わったように冷酷になるから話になるかどうかもわからなかったものだから保険としてその男と話がしたら何かわかるかもと思ったわけ案の常正解みたいだったわね」
水色の髪の子はあたかも見透かしたような言い方をし俺たちの事を観察して疑いが晴れたみたいで助かった。
「けど誰があの悪徳商業の店がいいって勧めたの?ほかにも武器があるお店はいくつかあるはずなんなんだけどしかもその銃どうやっても素人じゃ買えない値段だよいったいどうやったの?」
「えーと、それは…」
「それはもちろんご主人様の特権ですよ!」
「冗談はいいから早く言いなさい」
「え!冗談じゃないですよ!なんで私の話は信じてくれないんですか!」
水色の髪の子はメルティの話を信用しようとはせず俺の話を聞こうとした。
「なんていうのか、値切ってもらえてしかも素人だからだとか後、メルティの拳銃裁きをを見てとか?」
「………」
うわーこれは信じてもらえない反応だやばいどうにかして信じて貰わなければ
「まあ、こんな大金を盗まれてちゃ油断するのも無理はないわね」
水色の髪の子は俺たちがホテルで泊まろうとしている大金を片手でポンポンとはずませていた。
「あ!それ俺たちのお金!」
「いっ!いつのまに!取ったのですか!」
「いや、むしろあなた達があの店にとられていたのだけど」
「そんなはずは!」
俺はポケットに入れていたお金を確認しようしたのだが何処にもなく本当に取られていたみたいだった。
「ま、まじか…」
「だいたい普通は怪しいと思うんだけどねそんなに高い拳銃をどう安く値切って貰えたり素人だからサービスしたりしてくるのって誰でもおかしいと思うはずだよ?」
「ご、ごもっとも」
俺はただただ言われたとおりお叱りを受けていた。なぜかはわからないが
「まあ、納得してくれたならいいけどその拳銃本来ならある所に届けないといけないのだけど今回は不問にしてあげる。あんまりその拳銃を外に見せびらかさないようにそんな事をすればあなた達が死ぬ事になるわよ」
「!」
「ご主人様?」
俺は死ぬという言葉に反応してあることを思い出した。そう子どもが醜い殺されかたをしていた事に俺は立ちくらみをしてしまった。
「ご主人様!」
「ちょ、ちょっと大丈夫!」
「ああ…実はさっきちょっと嫌なものを見てしまってな」
「嫌なもの?」
メルティは一夜を支えながらなんとか倒れる事は避けた。しかし水色の髪の子は嫌なものが何なのか気にしたのか一夜に質問した。
「嫌なものって何をみたの?」
「え?そ、それは…」
俺はメルティ達が戦っている間階段の下にある扉の先の部屋で醜い殺されかたをした子どもと拳銃で殺されていた大人の姿をメルティと水色の髪の子に話した。
「ひ、ひどいです。本当にそんな悲惨なのを目にしたのですか、ご主人様?」
「ああ、本当だ…いったい何があってあんな目にあったんだと想像したくもないくらいのやられ方だった」
俺は自分でもこの話をしただけでも気分が悪くなりそうだった。それを水色の髪の子はあたかも当たり前のような言い方をした。
「そんなのこの世界じゃ当たり前よなにをそんな落胆したような顔をしているの?」
「は?」
「……」
「あなた達がどんな生活をしていたのかは知りませんがこの世界じゃ人を殺すなんて当たり前なのだから誰も人を殺すことに躊躇もないのそれも虫を殺すみたいにね」
「!」
「ご主人様!」
俺は水色の髪の言っている事に我慢できなかったのか胸ぐらを掴み階段のロープまで押した。
「おい!それはどういう事だ!子どもまで殺されてるんだぞ!それが当たり前ってどうかしてるんじゃないのか!お前!」
「ご、ご主人様落ち着いてください!」
メルティは一夜の腕を引っ張りながら彼女の胸ぐらを解こうとしたのだが
「何を怒ってるの?子どもが殺されていた事に腹が立っているの?それとも自分がその子どもを助けられなかった事?そうでもなければ私が言ったことに腹がたっているのかな?」
「っ!言いたいことを言いやがって!違う!俺が怒ってるのは何でそんな言い方をするんだと怒ってるんだ!もっと違う言葉をかける事があるんじゃないのか?少なくとも死んだ人に対して言う言い方じゃ…」
俺が水色の髪の子に対して言い方の問題と訴え用とした時彼女から真っ当なな答えを言い出した。
「そんな事を言って何の為になるの?あなたの気持ちがそれで柔らかな気持ちになるなら言ってあげるけどそれじゃただの気休めに過ぎない違うかな?」
「そ、そんなことは…」
「いいえ、あなたは少なくとも気休めでもいいからマシな言葉をかけてほしかった。死人に言う言葉じゃないのは私でもそれはわかる。けどそれはただのエゴに過ぎない」
「け、けど俺たちになにかできる事が…」
「できると思うかしら?あの場にいなかったあなたがどう対処しようとしたの?何も知らなかったあなたにいえこの世界の事を知らないあなたに殺されたその子達は絶対に救えなかった。」
水色の髪子はきつい言い方をして一夜にこの世界の現実を叩きつけられた。
「……」
「ご主人様…」
「少し言い過ぎたかしら…けど、何か助けられると思って行動しようとしているのら素人のあなたには無理な話よこの世界を自惚れないでほしいわそれをよく考えてその子達がどういう死を迎えているのか考えてほしいわね」
一夜は彼女の胸ぐらを解き絶望に満ちた目をしていた。しかし
「なら…」
「?」
俺は一瞬戸惑ったがやはりこの世界の事を許すわけにはいかないと思い思った事をいった。
「そんな常識俺がひっくりかえしてやるよ!」
「はあ〜あなた私の話を聞いてた?それともバカなの?」
「馬鹿でも何でもいいさ!誰かが行動を起こさなきゃその絶望を断ち切る事ができないんだろ?だったら誰かがやればいいんだ!どんな行動を起こしてもな!」
「あ、あきれた話にならない…」
「けど!私も賛成です!こんな世界私達で何とかしましょう!」
「ああ、ちょっと嫌な感じはするが作り変える事ぐらいならいいだろうこの世界を人が殺されない世界を作るには!」
「!面白いですね…あなたは…」
水色の髪の子は言葉を濁しながら小さく呟いた。
「なら勝手にやればいいですよあなたにそれができるのならね」
「私のご主人様ならいけますよ!絶対に!」
とまあ!啖呵をきったのはいいがあまり乗り気はしなかった。というのも自分自身あまり面倒ごとには関わりたくないからなのだ。けど子どもを残虐な殺し方だけは許せなかった。それだけは心に残しどうしたものかと考えていた。
「な、なんだ!なんの銃声音だ!」
「上の方から聞こえてきました!」
なんと階段下から検問の人達が数人集まってきたのだ。
「ま、まずいこのままだと捕まってしまう早くここから逃げないと」
「まあ、そうなるよね〜あんなバンバン銃声音ならせば誰だってここにきちゃうよなので」
水色の髪子は予め用意していたのか逃げ道用の道を作っていたのだ。
「それじゃあ私はこれでまた会える事を祈ってるよそれじゃあバイバイ!」
「え!ちょっと!」
「ど、どうしましょう!ご主人様!」
俺たちは他に脱出の手段がないか周りを見回した。するとメモが落ちていた。
「なんだこれ?」
俺は落ちていたメモを拾い読み上げるとなんと水色の髪の子がわざわざ抜け道の案内を記したメモを落としてくれたのだ。
「あの子何でこんななものを?」
「ご主人様!早く逃げましょう!下から物凄い勢いでこっちにきてます!」
「お、おう!」
俺たちは水色の髪の子のメモに書かれていた脱出の経路を辿りなんとか検問からの追っ手を振り切った。




