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違う世界にきたのはいいが規制がかかって自由に技が使えない!  作者: Fantome
4章 第2世界 裏切りの世界 Assassin Devil
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スキルと新たな規制

「この第2の世界では、人と人との争いの世界です。そして先輩もこの世界に来て思ったかも知れませんが、ここは日本を題材にして作られた世界です。」


「日本を題材にして作られた世界?って事は以前にも俺みたいな救世主がいたってことか?」


「に、ほ、ん?」


メルティは日本という言葉に違和感を感じた。聞きなれない言葉だったのでなんの意味かと指を顔につけ首を傾げながら不思議がっていた。


「いえ、そういう訳じゃありませんが…私が世界の管理者で気付き始めた時にこの世界を見た事があると何処かで錯覚していたのです。しかもそれは昔日本の構造を記憶しながらこの世界にきて未知の力で日本と同じいえ地球と同じの世界を生成させた人らしいのですがもう既に他界して、後はその人を召喚した昔の世界の管理者に託したらしいのです。」


「な、なんて横暴な創造主なんだ…聞いててありえないわ〜って思ってしまったぞ。しかも昔の管理者も可哀想に…」


「それで、そんな世界を作った事で人と人の争いが生まれました。それもなんとも歪な世界…あるチームを作っては裏切りまた違うチームを作っては裏切る。そんな事を繰り返しているうちにこの世界はこう呼ばれるようになったのです。裏切りの世界と…」


「裏切りの世界…」


「先輩には正直この世界での在り方の残酷を知る事になるかもしれません。しかもそれは人を信じる事の概念がない世界なので、辛い現実を見るかもしれないですね」


LBは珍しく心配そうに俺の事を見てくれた。恐らくこの世界ではとても過酷にできているそういう意味だと俺は思った。


「それっていわゆる騙し合いをする世界なのかここは?」


「そうですね…ですがもっと達が悪いです。騙し合いもそうですがここでは殺し合いが正解ですね

。」


「こ、殺し合い…」


「とりあえず私が話せるのはここまでです。後はこの世界の住人に聞いてください、まずは人を騙す事から始めないといけませんね、後殺した事のない先輩には刺激がたまらない世界になりますよここは…」


LAST BOOKは冷めたトーンでの言い方をした。この世界の事をあまり良く思っていないらしい。それに何か隠し事をしているのだと俺は直感した。とにかくヤバイ世界だってことは温度差での冷たい喋り方でよくわかった。


「おっと!忘れてた事があります!先輩にはこれを渡し時ますね」


LAST BOOKから巾着袋を渡された。


「これはお金か?」


「はい、その中には2人分の武器と宿代の二週間分のお金が入ってます。」


「まじか…それはありがたいなって………あのさ〜俺たちが今まで貯めたお金や武器はどうしたんだ?」


いつのまにか一夜が持っていた武器や前の世界で貯めていたお金が消えていた。


「もちろん破棄させてもらいましたよ。この世界では不要ですので後向こうの世界とこちらの世界の武器では少し効果が違ってきます。向こうの世界では地脈の力で武器の威力をあげれることもできましたがそんな武器を持ってこられても面白くありませんので。」


「ま、またか…」


もう内心諦めていた。どうやら何か威力が上がった武器や貯めていたものは全て破棄される仕組みらしいしかもお・も・し・ろ・くありませんの一言で済まされる。


「まあ、一文無しよりはまだましかこれで武器や宿に泊まれるんだここは納得しよう…」


一夜がここは妥協しようと言いたい事を我慢したのだがまさかのLAST BOOKの追い打ちがあった。


「あ、それともちろん今回も技の規制はさせてもらいますよ。今回雷の技は一切使えませんのでそこはご了承下さい!」


「はーーーー??」


「後お仲間さんの水の技もここでは使えませんので諦めて下さいね?」


「えーと、に、にほん?」


「いや、メルティもう日本の言葉から離れろ今は技が使えない事になっているのを理解してくれ」


メルティはまだ日本という言葉が頭から離れないせいかずっと念仏のように唱え考えていた。


「に、に、え?私の技使えないんですか?」


ここでメルティはやっと日本という言葉から離れ今の状況を理解した。


「はい!まあ地脈の力で使える技なんでこの世界に来ても使えないんですけど、私の力があればそんなのお構い無しに使えるようになるんですが面白くないのでやっぱり規制します…」


一夜は我慢できなかったのか後ろを向きながら飛んでいるLAST BOOKを喋っている途中にふわふわ飛んでいたのでジャンプして足を掴み引きずり下ろしいつぞやの同じ行いをしまた地面へ体ごと倒れさせた。


「きゃああ!」


「あ…ごめん手が滑ってしまって…そのごめんな?顔大丈夫か?」


一夜は詫びれもなく明後日の方向を向きながら謝った。


「うわわわご主人様、な、なんて事を…」


LAST BOOKは地面に思いっきり顔をぶつけてしまい顔中汚れまみれになってしまった。


「………」


LAST BOOKは懐からハンカチを取り出し泥だらけの顔を拭いた。


「せ・ん・ぱ・いまたやってくれましたね?」


「え?なんのことかな?俺なんかしたか?メルティ?」


「え?いえその…な、何も…」


一夜はここは黙っとけの目線を配らせながらメルティに口止めをした。


「そ、そうですか…わかりました…」


LAST BOOKは若干切れていたものの心を落ち着かせていた。


「ごめん、さっき聞きそびれたんだけど技が使えるようになったっていたのか?」


あたかも一夜は聞き逃したそぶりをしたのかもう一度LAST BOOKに何をされたのか聞き返した。


「……仕方ありませんこれは予め言うおとしてことなのですが先輩には特別に技の解放を認めましょう。後スキルも解放します。」


「え?スキルも解放してくれるのか?俺はてっきり技だけかと…」


「今回はスキル無しでは生きていけない世界になっています。なのでスキル解放は必然になります。」


「そうなのか…」


「はいもちろんお仲間さんにもスキルがありますのでそれも解放されますけど技は使えませんので使えるのは先輩だけです。お仲間さんにはスキルの要素が多いのでここでの技は使えないようにさせました。」


「そ、そんなー酷いです!私にも技を使わせて下さい!」


「大丈夫ですよあなたにはスキルでの優れた力がありますから技は関係なしに強いと思いますよ。」


「そ、そうなのですか!それはありがとうございます!管理者様!」


メルティは自分が強いって言われたのが嬉しかったのか世界の管理者に褒められた事に照れくさそうに喜んでいた。


「それと先輩の技なんですが第1世界で倒したカーストの技を覚えていますか?」


「ああ、影の技だろうあんなチートみたいな技忘れる訳もないだろう」


「そのチートみたいな技を今回解放できるようにしておきました。ステータスで覚えた技が使えないとぼやいてた時があったのではないですか?それが今回は使用できるようになります。もちろん影の技のみとなるのでいくら使っても今回は構いません。」


「いくらでも使っていいだと!?影の技をか!太っ腹じゃないか!なんだよてっきり雷技が使えなくなるからまたこの先大変と思ったんだがそれを聞いて安心したぞ」


一夜はチート級の影の技が使えることに喜んでいたがそう思い通りにはいかず


「ですが使えるのは戦闘のみとします。技の練習とかそこら辺は実践で身について下さい後今回レベルは関係無しなので痛みだけの感覚のステータスになります。ですので精神だけは鍛えといてくださいね?」


「え?それじゃ全部ぶっつけ本番ってことか…しかもレベル無しの戦いって結構辛い所があるんだが…もしレベルありだったらどれぐらいのレベルになるんだ前の世界と同じレベルになるのか?」


「なるわけないじゃないですか〜レベルはもちろん20まで落としています。次の世界へ行くとになったらこのレベルだと思ってくださいね?」


LAST BOOKはあざとい言い方で自惚れないで下さいよと顔は笑っていたが強い言い方をしていたので少しびくついた。


「おまえ…本当に鬼畜だな人がせっかく頑張ってきた行いを全部否定するなんて…」


「なんとでもいってください、そんな挑発にのったりするLBちゃんではないので」


またいろいろと規制がかかる旅が始まろうとしていた。相変わらず憎たらしい規制だがまあ今回はゆとりがあるのだと思いここは我慢した。


「それとスキルでは先輩には毒耐性スキルそこのお仲間さんには反射神経スキルが身についていますのでこれからどんどんいろんなスキルを身につけて下さいね」


「おいおい!毒耐性スキルっていつ使うんだよ!後メルティの反射神経スキルってなんなんだ!ほぼ使えないスキルばっかじゃん!せめてなんかを見通すスキルとか身につけてたりできないのか?」


「先輩には覚えられるスキルが3から5つまでは覚えられるはずですお仲間さんについては10個ぐらいまでは覚えられますがまあそこまではいけないでしょうそれぞれ自分に合うスキル構成を身につけてこの世界を救いましょう!」


「ってまたこの展開かよ!無視すんな!」


「なんかほのぼのな感じがしますね〜」


「落ち着いてる場合かよ!てかなんでお前だけそんなにスキル覚えられるんだよ!」


「では後はお任せしますので頑張ってこの世界を救ってください」


そう言って飛び立とうとしたところ


「ってまたんかい!まだ話はおわってねえ!」


「きゃあああ!」


また足をつかまれ地面に顔を激突してしまったLB。ゴミ袋に上手くハマりながら泣きそうな顔を浮かべ用としたがそこは我慢しまた話を戻した。

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