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宝玉と守護者の力

一夜は見事仲間たちの力を借り自分の技が規制されていた。必殺技ソニック・ヴォルトを解除し7魔神の1人カーストを倒すことができた。しかし、犠牲も増えてしまったのもまた事実、無事にこの世界を救えたが一夜自身どんな気持ちを考えながら、倒れてしまった仲間たちにどんな言葉をかけるのだろうか?


「おっおーいー」


「ろ、ロフト!」


俺は倒れていた仲間達の前にロフトが生きていたのを喜んだ。


「よかった。生きていたんだな!」


「ったりめえだろ!勝手に殺すな!けほ!かほ!」


「無理に喋るな助かってはいるがまだ傷は治ってないルーリエが起きたら光の力で回復させてもらえ」


「いや、その前に…あの嬢ちゃん達が先だな…」


「ロフト…残念だけどメルティとリンネは…」


「おいおいにいちゃん勝手に殺すなっていっただろう?よくみろ」


「え?」


一夜は醜い殺され方をしたメルティとリンネの姿をみた。そこにはツタが伸びていたのだ。


「な、なんだあのツタは?」


「にいちゃん植物人間って言う言葉を知っているか?」


「植物人間?確か意識はないけど死んだように眠っている人のことを言うんだっけ?」


「まあ、正解だな…実は嬢ちゃん達には俺のヤドギリを使って俺の中にある生命を2人に注いでいる…が早くしねえと俺の生命がつきてヤドギリが消え植物状態の嬢ちゃん達が死んでしまう…早く何とかルーリエ姫を起こさねえと」


「ま、まだ生きているのか!それなら!早くルーリエを!」


「もう…起きています…」


「ルーリエ!」


「姫さん…あんたも辛うじて立っている状況だな?」


「はい…」


「もしかして、立っている事がやっとなのか?ルーリエ?」


「はい…わたしが目覚めたのはたまたまです。正気が保ってるのが不思議なくらいです。火事場のクソ力ってやつですかね……っ!」


ルーリエは一夜達の所に歩いてきたのがやっとなのかそこに座り込んでしまった。


「ルーリエ!無理をするな…それとロフトももう草の地脈を解けこのままだとお前が死んでしまう。」


「だが嬢ちゃん達はどうする!このまま死なすつもりか?」


「わ、私がなんとか2人を…」


ルーリエが再び立とうとしたがやはり立つ事が出来ないのか倒れそうになった所を一夜に支えられた。


「もういい…確かに2人を助けたいがこのまま2人を死なせてしまったら元も子もないだからもう2人は…」


一夜は悔しくてなんとかできないのかと考えたが今の一夜達には何もできずメルティとリンネの死を迎え入れようとした。


「やれやれ泣き言は良くないぞ一夜よ」


「え?その声もしかして?」


どこからか聞いたことのある声が聞こえた。それも先ほど死んだと思っていた。人物その人がまさか…


「全く世話の焼けるのう」


「ジュコン!」


俺はジュコンが生きてくれて嬉しくなりジュコンに抱きついた。


「良かった!本当に生きてるんだな!」


「むぅ、恥ずかしいじゃろ!はなさんか!一夜よ!」


「ご、ごめん…幻じゃないよな?」


「妾がいつ死んだといったのじゃ?全く狐を勝手に殺すでない…」


一夜はジュコンに抱きしめた手を離しジュコンはメルティとリンネの近くまで歩いていった。


「まだいきておるみたいじゃの…おいそこの髭を生やした若造よその地脈の力は解けお主の命がどんどん減っておる。ワシでも寿命を増やすことはできんが傷ぐらいの程度なら治せる…」


「ひっひでぇ〜言い方するなあのロリ狐は…」


「あ…ロフトあなたいってはいけないことを…」


「え?」


ジュコンは尻尾で思いっきりロフトを叩き飛ばした。


「何故ーーーー!!!」


ロフトは壁に衝突し瓦礫に埋もれてしまった。


「ロフト!大丈夫かー!!!」


「………」


「ジュコン様はあまり仲良くない人には容赦なくああ言う風に飛ばしてしまう事があるのです。特に気に食わない事を言われてしまったらもっと悲惨な目に…」


「……!!!」


(多分壁の外で早く言えっていてるんだろうな…)


「さて、2人の命を助ける事とするかの、2人とも宝玉を3つ妾の元へもってくるのじゃ」


「は、はい…」


「ルーリエ俺が持ってくるよこっちは2つ持ってるし後一つはあいつの倒した場所から取ってくるだけだしそのままそこで休んでいろ。」


「す、すみません救世主様…」


一夜は残りの宝玉を取りに行き3つの宝玉をジュコンに渡した。そしていつのまにかロフトがかけていたヤドギリの力は既にとかれていた。


「さて…」


ジュコンは3つの宝玉から光の地脈の力が入っていた物を自分に取り込みメルティとリンネに傷を癒すかのようにジュコンの掌から光が伸び負傷だった場所を一気に治していった。


「き、傷が…」


「あ、あれここは?」


「私は確か影に纏われて…」


死ぬはずだった2人が傷を治し生き返る事ができた。


「よっよかった、ほんとうに良かった…」


一夜はゆっくりと2人の元へ歩きながら優しく2人を抱きしめ安堵の言葉をかけた。


「ご、ご主人様!」


「か、一夜さん、ど、どうしたんですか?」


「2人とも今はそのままにしといてください…フフフ」


「?」

「?」


2人は何かなんだが分からず困惑していたが一夜は何とか落ち着きを取り戻しカーストを倒した事を話した。


「ご、ご主人様があの7魔神を倒したのですか!」


「し、信じられません…」


2人は物凄く驚いていた。レベルの差もありながらそこまで強い技を持っていなかった一夜が7魔神を倒したとなるとそれは誰もが驚くしかしそんな7魔神を倒す事を見ていたのは朧げながらもみていたルーリエそしてメルティとリンネの命を繋ぎとめていたロフトその場から退場をしてしまったが遠くから見ていたジュコンは一夜の本当の力を理解していた。


「さてここも時期に黒い霧や塊が晴れるじゃろ妾もこの宝玉を持って地脈源に帰るとするかの」


「帰っちゃうんですかジュコン様…」


「なに、そんなにしょぼくれるな。一夜よ」


「なんだ?」


「ひと段落ついたら妾のところへ来るがよいこの3つの宝玉を集めた意味を改めてはなせばならんからのよいか?いろいろとここでやる事が終えたら妾のところへ来るのじゃぞそれまではゆっくりとこの世界を堪能するがよい」


「わかった。まあ、まだ傷も癒えてないししばらくしたらそっちにいくよ」


「うむ、その時はリナよお主も来るがよい」


「本当ですか!」


「ああ、仲間の皆が来なければ…恐らく最後になるかもしれんからの…」


ジュコンは最後の言葉だけ俺たちに聞かれないように呟いた。


「それでは妾は先に行く待ってるからの」


ジュコンは3つの宝玉を持って行きながら光の柱と共に姿を消した。


「さてと…うっ…」


天井には穴が空いた場所から光が射していた。その光を眺めながら俺たちは次のやるべき事をなそうとしていた。


「あれ?そういえばロフトはどこにいったのですか?」


「あ…」


リンネはロフトがいないことに気づいたのか俺たちはまずロフトの救助を開始した。


「だ、誰か〜〜降ろしてくれ〜〜!!

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