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必殺技

「うおぉぉ!!!」


一夜は上手くコンロールしているのか雷を使って自身のスピードを強化してカーストへと攻撃を仕掛けた。


「くっ!」


カーストも一夜の攻撃を受け止め自らの影の力を増幅しながら一夜に攻撃を仕掛けた。


「力は互角みたいだな!いや俺の方が一歩勝るか!」


「……っ!」


剣でお互い力を放ちながらカバーしているが一夜の方が威力が弱いのかなかなか迫られず耐えていた。


「これなら!どうだ!」


一夜は大きく剣を振り回し距離をとってカーストに雷技を放った。


「ふん!」


「な、なに!」


カーストも一夜と同じ雷を放ってお互いの技が重なり合い打ち消されてしまった。


(俺と同じサンダーを使った!いやあれは俺のサンダーを真似てはなったのか?するとあれは本物のサンダーじゃなく影のサンダー…)


「気づいたかもしれんが俺は他人の技を真似る事もできるただし真似ることにも限りがある。人には好き嫌いがあるだろ?俺の影も好き嫌いを好むんでね〜お前の雷は気に入ったみたいだけどな」



「くそ!サンダー!」


「サンダー!」


お互いサンダーの打ち合いをしながら剣で対等に渡り合っていた。近づいては剣で交えながら攻撃をし隙を見てサンダーを放ちの攻撃を繰り返していた。


(こいつ本当に隙がない!このままじゃ力で俺が押し負けてしまう…どうすれば…)


「このままいけば俺が必ずかつ!もう貴様に勝機はなくなったもんだな!」


「たとえそうだとしても!ここでひくわけにはいかないんだ!」


一夜はサンダーを放ちカーストは影に逃げ込み遠くの柱まで逃げた時何かの罠が発動した。


「うっ!」


「え?」


なんとカーストの柱の横から大量の水が噴き出しそれをもろに浴びてしまった。


「ど、どうして水が…」


「救世主様!柱の側にメルティさんの!地脈の水の力が発動しています!もしかしてこれは…」


「まさかメルティのやつ…」


おそらくメルティは最後の力を振り絞って柱に自分の水の力を注ぎ込み罠を張っていたみたいだ。きっと何かの役に立てないかと思い自らの危険をおかしてまで俺達に役にたつようにしたのだろう。


「メルティ…」


「ちっ!たかが雑魚の技で俺を怯ませやがってすっかり油断してしまったがもう結果はわかっている。速攻でケリをつけさせてもらうぞ!」


カーストは黒い影を玉座の間全体に広がせ俺とルーリエの動きを封じた。


「あ、足が!」


「汚染はされていませんが!身動きが封じられてしまいました!」


「影を全体に広げるのは俺にとっては少し不本意な技であまり使いたくは無かったがさっきの小賢しい技で少し頭にきたんでこの技を使わせてもらったそして!」


カーストは自分の影を黒い剣に注ぎ込みその剣で空中ねなぎ払った。なぎ払った黒い塊はまるで雨のように降り注ぎ一夜達へと弾丸のように発射された。


「ま、まず…」


「もう遅い…必殺技…シャドウレイン!」


シャドウレインが一夜達に降り注ぎ身体あちこちと貫かれてしまい血だらけになり一夜は地面に倒れてしまった。


「ふっそこの姫さまは守護者のおかげかなんとか一命は取り留めたみたいだな」


「きゅ、救世主様…」


ルーリエは上手く身体中に光の加護で守りを通しシャドウレインの攻撃を軽く抑えることができたが致命傷に変わりなかった。


「うっ、かは!」


「ほう〜俺の影の範囲にある中でシャドウレインを受けたのにまだ生きているとはこれは驚きだな」


「ま、まだ倒れる訳にはいかないんでね、お、お前を倒すまでは…」


「ふん、ならこの俺の手で自らあの世へ葬ってやろう」


カーストは影の中へ入り一夜の所へと移動していた。


(なんだ、一瞬なにか痺れみたいなのを感じたが…気のせいか…)


カーストは身体に何か異変を感じたのかそれを気にしたのだが気のせいだと思い一夜の場所まで移動したのだが


(な、なにー!!!)


カーストは何故か影の中で悶え苦しんでいた。


(か、身体が動かない!こ、このままだと影の中で溺れ死んでしまう!早く!でなければ!)


「ぷは!」


カーストは一夜の側まで行く事はできず途中で影の中から飛びでり呼吸を整えた。


(ど、どういうことだ!この俺が影の中で溺れ死にそうになるとはそれにさっきから身体が…)


「ようやく効き始めてきたみたいだな…」


「なんだと!」


「あんたは見事に俺の技へと引っかかってしまったんだよ」


「どういうことだぁ!」


カーストは身体が痺れていながらも何とか身体を動かし一夜へと質問をした。


「あんたがメルティの水の技を被った時思ったんだよあんたは確か影の水移動をして俺達へ攻撃してくるのだと一度あんたは水たまりがある場所へ移動した時俺のサンダーが通じた。なら今ここ全体に広がっている影のエリアの中で水を被ったあんたが俺のサンダーを受けたらどうなるかと思ったんだが案の常効いてくれたみたいだな」


「そ、そうか!床全体にサンダーを放ったのか!それで俺の身体が一瞬痺れみたいなのを感じたわけだな…己〜よくも〜」


「これであんたは影の中を移動できなくなる…今度はこっちからいかせてもらうぞ!」


一夜は剣を握りながら自分の雷のエネルギーを溜めはじめた。


「影の中を移動できなくても貴様なぞ俺のシャドウレインで蜂の巣にしてやるだけだ!残念だな真っ当な勝負ができなくて!」


「誰が真っ当な勝負をするといった?もう真っ当な勝負をする気なんてさらさらないんだよ、あんたは俺の仲間を殺しまくった。だからもう一切の妥協はしない」


一夜は影で動かなくされていた足を動かしてカーストの元へ歩きはじめた。


「な、なんだと!何故歩ける!俺の影の力で貴様は動けんはず……あの姫は何処にいった!」


いつのまにかルーリエの姿がいなくなっていた。一夜が身体中血だらけになった姿で歩きはじめたのを気にしていたせいかその隙に彼女の姿はいなくなっていた。


「俺が歩いてることなんてどうでもいいんだよ、これからあんたは殺される。それだけの事だけ考えればいい」


一夜の足元には僅かだが光の円で黒い影を退かしていた。その力で一夜は歩くことができた。


「そうか!動けた理由は光の力か!ならまだあの姫は何処かに!」


「私ならここです…」


「い、いつのまに!」


ルーリエはいつのまにかカーストの背後へと潜んでいた。


「背後へまわったとしても、俺の身体はまだ、動け…動け…ないだと〜〜〜!!!」


「ええ、あなたの動きは既に封じています。そして私とジュコン様の作戦は見事に成功しました。」


「さ、作戦だと!」


「私とジュコン様の作戦は貴方の動きを封じて救世主様に攻撃のチャンスを与えることそして…」


ルーリエは自分の渾身の力を振り絞りカーストに光の柱と一夜に光の柱を発動した。


「俺が動けないのはこの光の柱のせいか!しかも奴にも光の柱だと!あいつにはそれで動けているのか!」


「ええ、貴方の動きをを完全に封じるまでは救世主様には光の円で一時的に動けるようにしていたのですが…その必要もなくなりましたね…後は救世主様が貴方にとどめを…」


ルーリエは力尽きたのかカーストの所まで来るのにも相当な光のエネルギーを使ったため一夜を完全に動けるように光の柱とその光の柱でカーストの動きを封じる為の力をたくさん使ったお陰で倒れてしまった。


「く、くそ!う、動けん!こ、こんな終わり方があってたまるか!!」


カーストは力を振り絞り空中にまたシャドウレインを発動した。


「貴様のそのスピードでは俺のところへ来る前にシャドウレインで蜂の巣で終わりだ!死ね!!!」


カーストが一夜に向かって最後のシャドウレインを放った。しかし…



「な、なんだと?」


一夜はシャドウレインよりも早くカーストを通り抜け後ろに立っていた。


「な、少し動きが早くなっただけか!だが!俺のシャドウレインはもう貴様にロックオン済みだ!次は逃げ切れは……」


カーストの身体はみるみるうちに稲妻が走りながら身体切り刻まれた跡が浮かび上がりバラバラになっていた。


「もうお前の負けだ…敵から何も気づかれずに稲妻のように瞬時に切り刻む俺の必殺技…ソニック・ヴォルト!」


「うぉぉぉぉぉ〜〜〜」


カーストは身体中電気が走りながら細かく刈り込まれバラバラになりまるで存在しなかったのようにうっすらと消えていった。


「やっ、やったぞ、ジュコン…リンネ…そしてメルティ最後はお前のおかげだ…」


一夜は最後にカーストに殺されたみんなの名前を言い感謝を呟いた。

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