ジュコン対カースト
「ジュコン様、このままいけば救世主様が押してる今なら勝てるのではないですか?」
「いや、もし本当に一夜が必殺技を身につけていたとしてもあやつは出すタイミングがわからないはずだ下手に何回でも繰り出すようなエネルギーは一夜にはないはず…」
「だとしたら私たちが救世主様に技のタイミングを計るように合図を出したらいいのでは?」
「それであやつが気づくかどうかじゃが…」
一夜は無我夢中で剣をカーストにダメージを負わそうとしていたのだが防がれてしまい続け一夜のスタミナも減少しつつあった。
「くっ!これなら!どうだ!」
一夜は自分の雷技でカーストを麻痺させようと攻撃を放ったが…
「ふん…」
「き、消えた!」
雷技を上手くかわされ影の中へと消えてしまった。
「ど、何処にいった!」
辺りを見回しても暗いところばかりカーストが出てくる場所は誰にもわからないわかるとすればもう一度光を照らし影を生み出しやつの攻撃を封じて攻撃する手段しかないのだが
「チクショ!こうなったら!」
一夜は地面に向かって雷技を放ったするとわずかだが床に残っていたメルティの水の技で地面が水浸しになっていた場所から呻き声が聞こえたのだ。
「か、体が、し、痺れて…」
「一夜そこにおるぞ!」
「くらえ!」
一夜は体が痺れていたカーストに上手く斬撃を与える事ができた。
「やった!これで少しはダメージが…」
「何処を狙っている?」
「なに!?」
一夜が攻撃したのはカーストが生み出した影の残像それに一夜は上手くだまされ後ろに回り込まれてしまった。
「避けなければ即死ぬぞ…」
「ま、まずい…」
カーストは一夜が避けようとした場所に地面から黒いトゲみたいなのを出そうとした時
(シュワン!)
「消えただと!いや、これは…」
一夜が黒いトゲに刺されそうになった瞬間姿を消した。
「一夜よいったん下がっておれ、次はワシが出る。」
「あ、あれ?俺今あいつの攻撃で刺されそうになって…」
「大丈夫ですか救世主様?私とジュコン様で光りのワープでこちらに移動してもらいました。」
「ちっ!今度こそ上手くやれたと思ったのだがな…」
「一夜よアイツに雷技を放った時何か違和感を感じなかったか?」
「そういえばなんかサンダーを地面に放った時アイツ呻き声みたいなのをあげてたような…」
「水じゃよ」
「水?」
「メルティさんが放った水でダメージを食らっていたって事ですか?」
「違う、よく考えて見ろ周りには水浸しの床…それを一夜はサンダーを地面に放ちあやつは呻き声を上げた。つまり…」
「感電したのか!」
「けど、カーストは影の中で移動をしているんです。どうやって感電したのですか?たまたま水がある場所に立っていただけかもしれませんよ?」
「やれやれ、よく頭を使うのじゃあやつは影を移動しておる…なら、本当にただ影の中を移動しているだけか?そんはずは無かろう影の中を移動する時の動作をよく思い出すのじゃ、あやつはお主達がよくする行いをしておるそれを探るのじゃ」
「探るってどうやって…」
「ワシが今からあやつと戦うその弱点を探りあてろ、すれば光の技でのコンビ技が出せるかもしれん…後リナからお主の必殺技についての話も聞いておけそれで次の作戦へ取りかかれる。」
「俺の必殺技?次の作戦?」
「あとは頼んだぞリナ!」
「は、はい!」
ジュコンがゆっくりとカーストへ歩みよって歩いていくそれをカーストは忌々しい目でジュコンを見ていた。
「邪魔な奴め俺と戦うつもりか守護者よ?俺たちは相反するもの貴様がここにいるだけでも本当に目障りなんだがな?」
「我とて同じじゃ、貴様のせいで妾の森が厄介な事になってきておる早々に影を引き上げこの王国を元に戻すなら話は別だがのう」
「俺がわざわざ影を引き上げると思うか?」
「思っておらんただ貴様がどんな事をしようが妾は貴様を袋叩きにして謝ってもらうだけだかの!」
ジュコンは光のオーラを再び出しオーラーを狐の形に攻撃した。
「なら俺も貴様がこの世からいなくなる事を願って叩きのめすまでよ!」
カーストも黒いオーラを放ちながら黒い鳥へと変化し攻撃した。
「く!うおおお!!」
「はーーー!!」
2つのオーラがぶつかりあい同時にかき消され2人とも自分の拳にそれぞれのパワーを溜めながら拳のラリー戦へ移った。
「な、2人とも自分の力で殴り合っている…」
「救世主様この間に救世主の必殺技と作戦を話します。」
「あ、ああ…」
2人が戦っている間ルーリエは一夜に隠された力の事を説明した。そして、作戦の事も一か八かの賭けへと頼み一夜の必殺技次第で決着が着くとジュコンの考えた作戦ではそう予測していた事を話した。
「ぜ、全然気づかなかった…俺にそんな力が隠されていたなんて…」
「必殺技のタイミングもその作戦が上手くいけばの話です。それに必殺技の使う消耗はかなり激しいです。なので1回しかチャンスがないと思ってください」
「1回たった1回だけなのか…」
一夜はそのタイミングが来るまで奴がどのような影移動をしてるのかジュコンとカーストの戦いを見逃さず見ていた。
「ははは、やるじゃないか!狐よ!だが!これならどうだ!」
カーストは影の中から黒い弾丸を放ちジュコンへと攻撃した。
「無駄じゃ…」
ジュコンは自分が放っていた狐の光りのオーラで黒い弾丸を叩き落としていった。
「ふっ…」
「なっ、上か!」
ジュコンが黒い弾丸を叩き落としている間にジュコンの上には沢山の黒い槍が並んでいたそれをジュコンへ突き刺すように向かっていきながらジュコンを刺そうとしていたのだが
「ちっ!」
ジュコンは上手く自分の中に光りの球体を出し黒い槍をまとめて受け止め浄化した。
「忌々し奴め…なら…」
影の中から黒いトカゲを召喚しジュコンへと攻撃した。
「貴様もしつこいのう、何度やっても同じじゃ!」
ジュコンは光の槍でトカゲを刺し身動きを止めた。
「ふふ」
「なんじゃと!」
刺されていた黒いトカゲは黒いキリへと変わりジュコンに襲うとしたが片手で芭蕉扇のように見事にその2つのきりをなぎ払ってしまった。
「ワシに影の力を取り込もうとしておるがそんなスキだらけの攻撃ひよっこにしかつうじはせんぞ」
「俺の力を弱小呼ばわりしたな?たかが狐の分際で調子にのるなよ!」
「調子に乗っているのは貴様のほうじゃ…」
ジュコンは光の狐でカーストに向かって大きく光のブレスを出した。
「俺には効かないな…」
カーストはニヤッと笑いながら光のブレスを避け影の中へと逃げ込んでしまった。
「奴はどこに!」
あまりの暗い場所なので影で移動する姿が見えても何処にどうやって現れるのかがわからない…このままいけば俺たちまであの影に襲われる。
「今じゃ!リナ!」
「はい!」
ルーリエはまた光の力で周りを照らしカーストがどうやって影の中から現れるのかを待っていた。
「ぷは!貴様ら!またこの光を!」
カーストは影の中から息継ぎみたいに顔を出し光の力で動きを封じていた。
「息を止めていた?なんで影の中を移動する事で息を止めていたんだ…」
あいつの影での行動パターンを考察していた。影を移動する時必ず光を避けながら潜っている。しかもそれは浄化限定…そして潜った後にあいつは息継ぎをするかのように呼吸を再開させる。つまりこれは…
「影の水移動か!」




