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7魔神の1人カースト

「な、おまえが7魔神の1人カースト…」


一夜達は7魔神の1人カーストを見て悪感を感じていた。


「そんな、やっとナルク王を倒して宝玉を取り戻せそうだったのに…どうしてここで7魔神が…」


「そ、そうだ!地脈の宝玉は!」


一夜はナルク王が持っていたと思われる地脈の宝玉がなくなっていたのにようやく気づいた。


「宝玉とはこれのことか?」


カーストは宝玉を影の中から取り出し手に持ちながらその宝玉を一夜達に見せていた。


「宝玉を返しなさい!」


「それは別に構わんが…宝玉を渡してもこの俺を倒さない限りこの城いやこの第2王国からは出れないぞ」


「どういうことだ!」


「俺がこの国の近くに侍らせていたキリを貴様らが排除したのかもしれないが、俺がまた影の中からキリを召喚させてもらった。」


「あのキリを出していたのはナルク王じゃなかったのか!影で操られてはいたみたいだが自分が影を操っているみたいな言い方をしていたぞ」


そう誰もが思っていた。いくら7魔神の正体がわからないにしてもキリをしかも影を支配しそれを操っていたのはナルク王だと思っていた。


「残念だがハズレだな俺がそのキリを操っているのだ。しかも俺はいくらでもキリを出現させる事ができる。だがこれはただの虚仮威しだ、本当の力はキリよりも歪なものを俺は生み出すことができるぞ。まあ、このキリを自分の物にできなかった第3の王の代理人は哀れだけどな」


カーストはナルク王を見ながら妙な笑みを出し嘲笑っていた。


「もういいです!十分わかりました!」


「ルーリエ…」


ルーリエは執事がやられていたことにまだ腹を立てていた。我慢できなかったのかルーリエは自分の地脈技を放った。


光月落(こうげつらく)


ルーリエは自分の上に光の球体を生み出しカーストにむかって放った。


(ズガーン!)


光月落は見事にカーストへと命中した。だが…


「確かに光の攻撃は闇に対しては威力がある…だが俺は闇じゃないんでね…」


「そんな!いつのまに!」


カーストはいつのまにか俺たちの背後へと周っていた。その事に誰も気づくことはできなかった。


「く!なら俺のヘルズバインドならどうだ!」


ロフトはツタをだしカーストを縛った。カーストは何も抵抗しないままハットで自分の顔を隠し


「やれやれ…まだ気づかないのかな?」


「今だ!嬢ちゃんたち!」


「螺旋水臥!」

「ロックストライク!」


メルティは何とか踏ん張りながら水の技を出し。リンネはちょっとずつ回復できたおかげかロックストライクぐらいの技まではだせるようになっていた。


「おまけです!」

「おまけだ!」


俺たちも更に追加攻撃を繰り出した。一夜は普通のサンダーとルーリエは光の球体光月落をもう一度カーストに向かって放った。


「これだけの追い討ちならやつも…」


ロフトはヘルズバインドの拘束を受けさせ他の技が連続で炸裂してダメージはそれなり通っていると思っていたその瞬間


「だから甘いんだよ貴様たちは…」


「な、なんだと!」


「ロフト!」


ロフトは黒い何かで胸を貫かれていた。そしていつのまにかカーストは俺たちが攻撃を与えた場所からロフトの後ろへ周っていたのだ。


「俺の攻撃の正体に気づかなければ貴様らは俺に絶対にかてんぞ?」


「かは!」


カーストは黒い何かをロフトの胸から抜き自分の中へと戻し、ロフトを俺たちのところへ蹴っ飛ばした。


「ロフト無事か!」


「かは!かは!、な、何故、俺のヘルズバインドから抜けだし、たのだ?」


「確かにそうですね…ヘルズバインドは大きな技を喰らうか外から何かで切らないと出れないはず、私たちは地味な攻撃でも与え続ければダメージを負わせていました。ルーリエの光月落もそこまで大きな技じゃありません…あくまでも浄化用の光技ですから…なのに何故?」


「………」


リンネはカーストがどんな手段でロフトの技を抜けだしたのかわからなかった。ルーリエももう一度カーストが自分達の攻撃が何故当たらないのか?そしていつのまにか背後へと周り理由を考えていた。


「救世主様、メルティさん、リンネお願いがあります。もう一度あの7魔神の1人に攻撃をしてくださいやり方はなんでも構いませんやつの攻撃方法が知りたいのです…」


「わかりました…なら三人で同時攻撃を行いましょう…」


「わかった、なら俺に考えがある…」


メルティとリンネは一夜の作戦で行動を開始した。


「さてお次は誰を致命傷を負わせるかな?まあここはやはり全員を動けなくした後まとめてしまつする方が面白いそうだしな…うん?」


「ここです!」


「ほう?またこの技か?」


メルティはカーストの後ろに周り螺旋水臥でカーストを水の中に閉じ込めた。


「今です!一夜さん!」


「おう!」


リンネは岩をトゲに変えメルティの放つ螺旋水臥の周りにくし刺にしていた。そして続いて一夜は螺旋水臥の上に自分の雷技を上に放ち落雷みたいに雷を落とした。


「この3つの重ね技じゃあ、奴も流石に逃げ場はないだろう…さっきはどうやってヘルズバインドから抜けだしたのかは知らないが…水で覆われている以上やつも逃げ場は…」


一夜は流石にこれなら逃げ場もなく技もある程度は効くと思ったその時螺旋水臥の技が解除されていてその場にはカーストの姿がなかった。


「い、いない!奴はどこにいっ…」


「メルティ!」


リンネが聞いたことも無いような叫び声を上げている事にビックリし俺はリンネが叫ぶ方向メルティの方へ顔を向けた。


「メ、メルティ…」


メルティは黒い何本かのトゲで身体中串刺しに刺されていた。メルティは物凄い血の量を出し気絶していたのだ。


「カ、カースト!」


一夜は怒りに満ち溢れカーストに殺意を抱いていた。


「何処だ!カースト!出てこい!」


「………」


(あの時、メルティさんの螺旋水臥の下に私の光の円をはったはずなのに…地脈気配では救世主様達の攻撃した時には既に反応がなかった。攻撃されるタイミングをわかっていたのか?それとも予めワナを張っていた可能性も…)


ルーリエは一夜達が攻撃を行なっている間メルティの螺旋水臥の下に光の円の結界を張っていた。しかし、カーストはいつのまにかその場から姿を消していて、メルティに黒いトゲの串刺し攻撃をしていたのだ。


「これはもしかしたら…あいつが言う言葉に関係しているとしたら…いえ…それしかありえません、ならもう既に!」


ルーリエは何かを察したのかまだやられていなかった一夜とリンネの方へと見ていた。だがそれは既に遅く


「お前を叩きのめしてやる!俺の仲間の命を奪った罪を償わせてやる!」


「俺にさっきの小娘の罪を償わせるだと?ならもう1人の小娘はどうなる?それで俺の罪はまた重たくなるのかな?」


何処からか笑った感じの声を出しながらカーストの声は聞こえた。しかし妙な言葉を言い残しもう1人の小娘という言葉が気になった。


「もう1人の小娘?な、ま、まさか!」


「り、リンネ…」


「!」


一夜はルーリエがリンネという言葉に反応してかリンネがいる場所へ顔を向けた。そこにはメルティとは違う形でやられていたリンネの姿があった。


「リンネェ!!!!!」


リンネは声も上げる事はできず黒い塊に包まれ顔も何も見えないまま身体中血の雨が降ったような姿になって倒れていた。それを見た一夜は泣きながら地面に拳を叩きつけていた。


「な、なんて事だ、ま、まさか嬢ちゃん達がやられてしまうとは…」


ロフトは傷を負いながらも何か自分にできる事はないかと考えていた。


「一か八かだがかけるにでるしかない、か…」


ロフトは床に自分のツタを引っ張りだしメルティとリンネの方へとツタを懸命に伸ばそうとしていた。ロフトは何かしようと考えた結果そのツタに自分の希をたくそうとしていた。


「少しやりすぎたかな?」


カーストは何処からか暗い場所から姿を現した。メルティに口刺しにしていたトゲを影みたいな物に戻しリンネに纏っていた黒い塊も影へと吸収しそれら全てがカーストの方へと集まっていた。


「ゆ、ゆるさないぞ!貴様!」


一夜は握りこぶしに力をためていたせいか拳から血が出ていた。泣きながらもカーストに復讐しようと殺意の目で睨んでいたのだ。


「いいな〜その目…俺が好きな目だよ絶望に満ちた目そして怒り満ちた目なんてまさに俺好みだ!さあ!どうやって貴様をやきざきにしてやろうか!」


「うるせ!!!」


一夜が自分の拳に雷技ためて、カーストに攻撃しようとした時ルーリエが前に出てきた。


「おっと!まだお姫様がいたな、なら、今度は貴様の番かな?」


「てめぇ!まだそんなことを!」


「待ってください救世主様!実は気づいた事があるのです。」


ルーリエは一夜に攻撃する行為を止め話を切り出した。


「話だと?」


「ええ、話というのはあなたの技つまりあなたの攻撃の正体です!」


「ほう?」


ルーリエはとうとうカーストの攻撃の正体を掴めたらしい俺はなんとか怒りを抑えながら攻撃を辞めルーリエの話を聞いた。一体カーストはどんな技を使っていたんだ?

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