ルーリエの正体
「な、なぜあなたがここに!」
「私を倒せたとおもっていたのですか?」
あれは本当にルーリエか?何故かはわからないが初めて会ったときより雰囲気がかわったような?
「そもそもルーリエって戦えたのか?」
「ルーリエは戦えますよちゃんと…それにあの子は私たちより遥かに強いです」
ルーリエは二階からナルク王を見下ろしていた。
「俺はたしかに傭兵部隊を操りあなたを暗殺するよう仕向けたはず!なのに何故死んでいない!」
「あなたは私がなんの地脈の技が使えるのかをしらないはずでしたね、それがあなたの敗因です。」
「ばかな!何故あなたが地脈の技を!それに病気だから地脈は使えないと医者が判断をしていたはず!なのに何故!」
「それは、私がみなさんに嘘をついていたからです私が地脈の技についてしってるいるのは私の執事と警護の1人と幼馴染だけです」
「え、それじゃあリンネはしっていたっていうのか?」
「はい、これもルーリエに秘密にしといてほしいと頼まれたので黙っていました。」
リンネはルーリエの幼馴染…だからルーリエの地脈の技についても知っていた。
「なるほど…つまり私はあなたに騙されていたということか…まあいいどちらにせよあなたがどんな地脈の技を覚えていようと俺にはかて…」
ナルク王がルーリエに攻撃しようとした瞬間足元に何か光った円が浮かんでいた。
「な、なんだ!これは!お、俺の体が!」
ナルク王の体から黒い霧がどんどん晴れていった。それは何か悪いものを浄化していくような光の輝きが現れたのだ。
「き、きさま!俺の体に一体何をした!」
「あなたに話すことなど何一つありませんが…」
ルーリエはナルク王の上に光の球体みたいなのを出していた。
「な、なんだ!この輝きは!」
「あなたにはこの光月落の攻撃まともに受けてしまえば恐らく生きてはいないでしょう、ですのでそのまま安らかにあの世に行ってください」
「ま、待て!まだ俺の野望が…」
(ドッカーン)
光の球体は見事にナルク王の下に落とされナルク王は命をたったのだが…
「ふぅ、良かった、やはり影の影響で操られていただけでしたか、ナルク王の悪の心に漬け込んで支配していたのだと思っていたのですが逆に操られてしまうとは愚かな影ですね」
影の一部がナルク王から離れようとした瞬間ルーリエはその影を哀れんだ目でみながら影を踏み潰した。
「ルーリエ」
「良かった無事だったんですねリンネそれに救世主様も…」
「ああ、それよりもナルク王はまだ生きているのか?それにルーリエその力は?」
「ええ、ナルク王は生きていますよ、影の影響で一時的にですが身体を乗っ取られていたのでしょうしばらくしたら目が覚めます。それと私の地脈の技ですね実は…」
「お嬢様!」
「あら、ガリフここにはこないでといったじゃないですか」
「いえ、お嬢様の身に何かあれば国王様になんといえば!」
「あなたも知っているでしょ私の力のことについて」
「ですが!」
「しつこいです!」
「あの〜〜」
「どうかしましたか?救世主様?」
「その、さっきからお嬢様って言ってる単語が気になってるんだが…きいていいのかな?」
俺はさっきからルーリエの事をお嬢様呼ばわりしている執事の言葉が気になっていた。
「ルーリエもういいのではないですか?話しても…」
「俺もそれがいいと思いますよルーリエ姫」
「姫!」
「お姫様って言いましたか今!」
俺とメルティは物凄く驚いた。ルーリエがお姫様だったことに誰もがビックリしたのだ。っていうのも驚いたのは俺とメルティだけだった。何故なら…
「では改めて自己紹介しますね私は第2王国の姫ルーリエいえ、ルーカ・リナ・エフィードと申します。」
「な、な、ご主人様!リンネ!お、お姫様ですよ!お姫様!こんなの驚かないはずが!」
「待て、メルティ俺はたしかに驚いてるがこの2人全然驚いていないぞ…」
「え?」
リンネはなんとなくわかるが何故ロフトは驚かないんだろ?
「当然ですよ、だって私とリナは昔この国に一緒に住んでたんですから」
「ちょっとリンネ!そのリナって言うの!やめてくれないですか!わたしにはちゃんとルーリエという名前があるんですから」
「か、り、の、ですよね?」
「そ、そうですけど…」
「……」
そうだったのかこリンネこの国にすんでたのか…そりゃあ仲いいはずだよな…
「えーと、次は俺からもしゃべってもいいかな?」
「そういえばロフトは何故ルーリエの事をお嬢様って言ってるんだ?」
「まあ、そのなんだ簡単に言えば俺はお嬢様の警護をやってるんだ。」
「そ、そうだったのか!」
「ですが、この人何故か食逃げ犯人の指名手配にされていたのにわたしびっくりしましたよ、敬護のくせに何故か私に厄介事を押し付けてきたのにビックリしました。」
「はははは、いやぁまいったまいったよ本当に」
「笑い事じゃありません!少しは反省してください!理由は聞きませんでしたが一体なんで食い逃げなんてしたのですか?私はリンネの警護を頼んだはずなのに何故か私のところに戻ってきたときはびっくりしましたよ」
どうやら俺はこのお嬢様にとんでもない借りをつくってしまったらしいそれをロフトはどうやら黙ってくれいるみたいだった。
「ところで、その技について聞きたいことがあるんだが…えーと姫さまって呼んだ方がいいかな?」
「いえ!大丈夫ですよ!いつも通りルーリエで!その方が私としては親しみやすいですしその仲間って感じがします…」
「そ、そうかそれじゃあ改めてルーリエよろしく!それと聞き直してわるいんだが、その地脈について…」
一夜がルーリエに技の事について聞き出そうとしたその時黒い渦が玉座の中心に現れ始めていた。それをメルティは発見しみんなに警戒態勢するように注意した。
「な、なんだあの黒い渦は!」
「わかりません…ですが!あれは危ないです!あんなものいったい何処ら現れて!」
「愚問だな…」
黒い渦から現れたのは今まで見たことのない身なりをしたハットを被った男が現れた。
「な、なんだあいつ!弾けた黒い破片の塊を自分に取り込んでいる。」
そしていつのまにか執事のガリフは俺達が気づかない間にやられていた。
「お、お嬢様、お逃げくだ、さい…」
「ガリフ!」
ハットを被った男は俺たちに気づかれないようにルーリエの執事さんの背後に影の槍でいつのまにか胸を突き刺していた。
「よくもガリフを!は!」
「やつは何処に行った!」
「やれやれ上手いこと裏で影を操りながら貴様らまとめて処理するつもりがまさかこうやって出てくる羽目になるとはな、魔物を操ってガキどものエネルギーを吸うのもここまでか…」
「まさか…あなたが子どもたちを殺して…」
ルーリエはワナワナと震えながら怒りを抑えきれず光の技で影のある場所に次々と攻撃を繰り出したが奴が現れることはいっさいなかった。そして
「そうさ、俺がガキどもを襲い殺しエネルギーを吸い続けさらにはその国王の代理人を操りながら貴様らまとめて始末するつもりがこうも失敗続きだと俺も姿を現れないわけにはいかないんでね…」
黒い影で移動しながら俺たちの背後へと周り姿を現し自分の自己紹介をし始めた。その自己紹介に誰もが衝撃を受けた。
「私の部下が世話になったね結局の所勝手な行動に俺はうんざりしていたから尚のこと倒されてくれてスッキリさせてもらったよ」
「部下?今部下といったか!」
「ああ、私のはバルフは手強かったろう?何せあいつは私の部下だったからな!そしてこの俺こそが7魔神の1人カーストだ!会いたかっただろう?救世主よ?」




