黒い霧と塊
「しかし、嬢ちゃん…この国のことに関してはやっぱり詳しかったんだな、あの娘が聞いたら喜ぶだろうな」
「ちょっと声が大きいです!一応秘密にしといてくれって頼まれてるんですから、あんまり2人がいる時はしゃべらないでと…」
「ぎゃああ!!」
「きゃあああ!」
リンネが何やら一夜とメルティに内緒にしていることがあるらしいそれをロフトにはあんまりしゃべらないように注意しようとした瞬間後ろの2人がリンネ達を追い越して走り出した。それを見たリンネとロフトも後ろを向いて
「ひぃーーーー!!!」
「きゃああああ!!!」
2人の後を追いかけながら逃げたのだ。しかも黒い霧と塊は勢いをまして近づいてきている。4人を食べようと大きな口を開きながら間近まで迫ってきたのだ。
「ど、どうゆうことですか!いったいなんで黒い霧がいるんですか!」
「わ、わかりませんよ!気付いたら後ろに背中をツンツンしながら食べる用意みたいなのをしながら私たちの事を見張ってたんですから!」
「あちゃあ、これじゃあ先に食われるのが先みたいだなおじさん一足先に離脱するよ〜、因みにこの通路を曲がった後の部屋が通信部屋だからよろしくっと!」
(しゅ!)
「あ!汚ねえぞ!おっさん!」
ロフトはこの場を何とか離脱して俺達を置いて逃げていった。
「とりあえず!通信部屋に一気に突っ込むぞ!」
「は、はい!」
「ふぇ〜〜〜」
俺達はおっさんの言われた通り戦士通信がある部屋へとダイブした。しかし黒い霧の勢いが凄すぎて扉を閉める暇がないこのままだと食われてしまう。その時だった。
(しゅーーーーガッチャン!!)
(ざっしゅん!!!)
扉が上か落ちてきたのだ、しかも周りにはツタだらけ恐らくこのツタはロフトのものだろう助けてくれたみたいだ。黒い霧も勢い余って扉にぶつかり破裂してしまったみたいだ。
「あの、おっさん何か一言ぐらいいってけよな、助けるからお前たちはそのまま突っ走れよみたいなこととか」
「最近こんなのばっかりですよ!追いかけられてばっかりです!」
追いかけられる原因って主にお前らが原因なんだけど、自覚してないのってつらいな…」
「おかしいです…戦士通信が繋がりません」
リンネはいつのまにか戦士通信を開いてルーリエと通信を行おうとしていた。だが通信が繋がらない状態らしい。
「繋がらないのか?」
「はい…恐らくは霧が地脈の通信を一時的にですがきっているのでしょう…」
「え?それだったら俺達も地脈技が使えないんじゃ?」
「それは大丈夫ですよ!ご主人様!ジュコンちゃんが言ってました。光の地脈のを持っているだけでご主人様が認識している仲間だけは地脈技が使えるといってました。」
「え!なんでそんな大事な事早く言わなかったんだよ!」
「すっかり忘れてました…てへ!」
「てへじゃないーー!!!てか大事な事は早くいえ!」
俺はメルティの両頬をまた引っ張りながら叱った。
「ご、ごめんにゃはい〜〜〜」
「ふぅ〜、とりあえずはメッセージだけは送りました。このまま玉座まで行きましょう。おそらくロフトが先に侵入しているはずです。」
「ロフトが?」
「ふぇ〜〜?」
「はい、ロフトには私から頼んで先に玉座の様子を見てきてほしいと頼んだのです。」
「ああ、だからあいつ我先と離脱したのか…」
「いえ…あの黒い霧は予想外でした。しかもあの場で逃げるあの人もあの人です。扉の件に関してはありがたいですが…正直まだ怒ってます。」
ロフトとリンネはあらかじめ作戦を立てていたらしい戦士通信の部屋へ俺達がいく代わりにロフトは玉座の方へ調べに行くと俺達に内緒で実行しようとしていた。
「正直この王国は危険です。さっきみたいに黒い霧に追われたら一巻の終わりですからできるだけ慎重にいきましょう」
「そうだな…けど…」
「けど、なんですか?」
「もう扉が汚染されかけてるんだけど?」
「ひぃ!!」
扉の方には黒い霧がものすごくまとわりついていた。汚染されてきているというよりは扉を壊さそうとしている。それを見たリンネはびっくりしたのだ。
「こんなところでゆうちょなんかしてられないぞこの黒い霧じたいには俺達の技はつうじないし!なんとかして脱出を!」
(ポチ!)
「あれ?今なにかボタンみたいなのを押したような?」
「な、なにを押したんですか?メルティ…」
「おいおい!嘘だろ!」
メルティが何か奇妙なボタンを押したことでここの地脈センサーが反応したらしいそのせいで天井が下へと降りてきたのだ。
「そもそも、ここの地脈はまだ生きていたのですね、私自身びっくりしました。」
「驚いてる場合じゃな〜〜い!!」
「ご主人様ここにも変なボタンがありました!押しますね!」
「ちょっと待て!メルティ!」
メルティにボタンを押すのを止めようとした瞬間
(ポチ!)
「メルティ〜〜〜お前はまた〜〜〜!!!」
「き、緊急事態でひゅから、しかたなかっひゃのです〜〜」
メルティの勝ってな行動に激怒したので俺はメルティの頬を引っ張った。その時だった急に床がぱかっと開いたのだ。
「な、なんだ〜〜ー!!!」
「きゃあああ!!!」
「やっちゃいましたね…これはおそらく緊急避難用のボタンだったのでしょうお陰で助かりました。これであの黒い霧からおさらばです…」
「それはいいが!この通路どこに繋がってんだ!」
「このままいけばきっとあの黒い霧や塊の場所かもしくは…」
「もしくは?」
「忘れちゃいました…」
「もう嫌だ!このパーティ!」
俺達は何処かわからない場所へと緊急通路によって避難する事ができた。のだろうか?その頃ロフトが玉座の様子へといったのだが
「おいおい…まじかよ…まさかこんな事になるんなてな…」
ロフトは玉座の間へと無事潜入はできたのだが、その先にいたのは黒い霧と塊によって変化をとげていた。第3王国代理人の王の姿だったのだ。




