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バルフ戦(最終戦)

パライソは部下達に指示を出しながら一夜達がバルフの元へ来るのを時間稼ぎをしていた。


「やばいですね…そろそろ限界がちかいです…あいつもいったいなにをしでかすかわからない…」


「ええい!もう面倒だ貴様ら全員薙ぎ払ってくれるわ!」


「まずい!」


バルフは思いっきり大剣を振り回しながら飛び地面に向かって大剣を突き刺しチンピラ連中と部隊連中が飛んでいってしまった。


「ふぅ、あらかたスッキリさせてもらったぞどうやら大半はもう動けんみたいだな」


それなりの大群を率いていた部隊やチンピラが一気に減り出した。残りの人数が10人程度とパライソのみとなってしまった。


「その人数とお前だけだと俺の獅子雷弾をまともに受ければ貴様ら全員吹っ飛ぶな、最初っからこうすれば良かったかもしれんな」


(まずいですね、このままだと本当に私達が先にやられてしまう、時間稼ぎにもならなかったなんて…)


「なにを考えてるのかはわからんがここで死んでしまえば考える必要もなくなるな、死ね!」


バルフがパライソ立ちに向かって攻撃しようと瞬間後ろからエネルギー弾みたいなのが発射された。


「これは、何の真似だ?」


後ろからエネルギー弾の正体それは…


「兄貴!」

「兄貴!」

「兄貴!」


「やっとですかおそいですよ…」


「悪い、悪いちっとばっかし遅れたぜ!」


「また雑魚のおでましか?どうやらここは雑魚の戦場に成り下がってしまったみたいだな、まだ先の方が楽しめたぞ雑魚の集団攻撃がな」


バルフはニヤリと笑いながらチンピラの兄貴の事を見下していた。


「えへへ、確かに俺は雑魚かもしれんだがな雑魚でもやれることだってあるんだよ!」


チンピラの兄貴は猪突猛進でバルフに向かって走りだした。


「あの人はバカですか!自分自ら命を落とす気ですか!」


「ふん!あそこの戦士様の言う通りだな、それならば望み通り殺してやるさ」


バルフは大剣でエネルギーを溜めチンピラの兄貴に向かって放とうした瞬間


「な、なに!か、体が!」


「へ!ようやく効いたか」


「き、貴様いったいなにをした!」


「俺の放ったエネルギー弾はごまかしだその中に含まれてるアイテムこそが本命なんだよその中身が」


「し、しびれ薬か…貴様なんて汚いことを…」


「何とでも言うんだな、俺の地脈技はみんなが使えたりするような技は使えない、俺はあくまでも揺動弾ぐらいの弾しかうてねぇんだよだから俺はアイテムでも何でも組み合わせて攻撃する考えを閃いたんだ。これなら誰でも真似できないような技が生み出せるんじゃないかとな、そしてあんたはここで終わりだ。」


チンピラの兄貴はバルフの前から離れだした。その後ろに控えていたのは


「な、なんだと!」


「待たせたな!今度は俺の番だ!時間を稼いでくれてありがとな!」


「貴様!」


後ろのほうで一夜はリミテッド・プラズマのエネルギーを溜めていた。そして3段階まで上げたリミテッド・プラズマをバルフにめかげてはなった。


「喰らえ!リミテッド・プラズマ!」


「うおーーー!!!」


リミテッド・プラズマは直線上で真っ直ぐにバルフの方へ貫通していった。そこにはバルフの黒く焦げた姿が残っていた。


「やったぞ!ぼうずかてたぞ!」


「やった!」

「すげー!!」

「たまげたもんだ!」


「ふぅ〜、なんとか一安心ですね…」


(本当に勝てたのか?今まで大きな技であいつにダメージを与えても直ぐに平気な状態のまま戦闘に復帰してくるんだが…)


「しかし、こんなあっさり倒すなんてやっぱり、ぼうずはたいしたもん…」


チンピラの兄貴が黒焦げになったバルフにちょっかいをかけていた。しかし黒焦げになったバルフは…


「逃げろ!チンピラの兄貴!」


「え?」


(ドッカーン!)


俺の方へとすり抜けて吹っ飛ばされていた。


「がっ、がっ、だっ」


「な、なんで…」


「やれやれ、確かに大きな技で俺を倒してみろといったが、まだ生温いなその技がもう少し強ければ話は別だったかもしれんが」


(な、なんてやつだ!俺のリミテッド・プラズマをまともに受けて平然としてやがる!しかもさっきよりもパワーアップしてる!なんなんだこいつは!)


「しかし、俺もそろそろ限界だ…一瞬で貴様らをまとめて片付けてやる!俺の必殺技獅子王雷撃で貴様らまとめて黒焦げにしてやる!」


「させるか!」


俺はもう一度リミテッド・プラズマのエネルギーを溜めた。しかしこの技の1段階と2段階の威力では倒せない3段階まで上げる必要がある。


「また同じ技か!だが知っているぞ!その技には欠点がある。時間だな?だからあの雑魚連中を使ってその技の時間稼ぎをしたわけだな!」


「くっ!」


「なら俺の勝ちは確実だ貴様の技と違って俺は目視で人数を確認した後空中に雷を飛ばせば勝手に貴様らの方へ獅子の形をした稲妻が貴様らを襲う避けても避けてもどこまでもおうぞ!」


「確かに時間は大切だよな…だから保険をかけさせてもらった!」


「保険だと?」


一夜の反対方向の岩の崖から2人の掛け声と共に技が放たれた。


「ロックレイン!」

「ロックレイン!」


2人の技がバルフの元へと向かって近づいていくしかし


「やはりな…ふん!」


「な、なんだと!」


バルフは2人の技をなんなくと空中へ飛び大剣で受け止めた。


「俺が貴様ら2人の事を気付かないとでも思ったか!最初っから気づいていたわ!」


「な、なぜ!リンネ様達の場所が!それにいつから気づいて!」


「そんなの最初っからに決まっているわ、突然指揮をしだした隊長、何故か弱いのに立ち向かってくる変なチンピラの親、救世主の大きな技での時間稼ぎ、そしてその技での敗北によって違う大きな技での襲撃!それを踏まえての計算で俺に挑んできたのだろう!だが浅はかなり!大きな技を続けて2連続喰らえば流石にやられると思ったが読みが外れたな!わっはははは!」


バルフは一夜達が二回連続攻撃を企んでいたのを裏の底で読み取っていた。このままでは本当にバルフの言う通り一夜達は全滅してしまうしかし…


「私達はまだ負けていません!」


「まだ、まだです!私達はまだ余力は残してるんですから!この最後の一撃であなたを仕留めます」


ロックレインでバルフを押し続けている。それをバルフは耐えていた。


「うぬぬ、なかなかしぶといなまさかこの技に10秒間耐えることになるとは…だが所詮無駄だ!貴様らの作戦は…」


「ふっ、私達がいつあなたの作戦で合ってますかといいましたか?」


「な、なに?」


リンネは笑みをこぼしながらバルフの作戦を否定しだした。


「私達がいつ二回連続の攻撃を与えると誰がいいましたか?幸いあなたの後ろは今ガラ空きですしね…」


「うしろだと?は!ま、まさか!」


リンネの言葉にバルフはうしろを振り返った。その先にはリミテッド・プラズマのエネルギーを溜めている一夜がいたのだ。


「その通りです!私達はこの技でご主人様の技の時間稼ぎをしていたのです。私達の技であなたは必ず防御体制に入る。そしてあなたは必ず空中へ飛びながらこの技を受け止める。じゃなければあなた自身ごとこの技の被害をうけますからね」


「いつから、気づいた、俺が貴様らの技を完全に防御しきれない事を!」


バルフは空中でロックレインを受け止めながらメルティたちに自分にも技の被害がおよぶことをきいた。


「あなたは言いました大きな技で俺を倒してみろと、なら小さな技は回避できても大きな技では回避は出来ず受け止めて威力を下げ少しでもダメージを減らすと考えにいたったのです。現にあなたは今空中で私達の攻撃を受け止めています。威力を弱めながら地面の衝突の威力を和らげるつもりでいるみたいですしね。」


「は!ご明察だ!こうやって俺は受け止めて技の威力を和らげているつもりだが!何故だ!何故!貴様らは技の威力を上げてくる!これはどうゆうことだ!」


バルフはメルティたちの技の威力が弱まるどころか威力が上がっている事を不思議に思っていた。普通、技の威力は出した分敵の行動によって下げる事がある。しかしメルティ達は技の威力を上げたまま一夜の攻撃の時間稼ぎをしていたのだ。


「それは、あの人たちですよ…」


「あの人達だと?」


バルフはリンネが目線を配った先に目を向けると倒れていたチンピラ連中と生き残っていた部隊連中そして、パライソや負傷していたチンピラの兄貴が、残った地脈のエネルギーをコメットレインに捧げていたのだ。


「くそが!雑魚ども目!」


バルフはチンピラ連中達に気づくとコメットレインを受けながらすぐさまに攻撃態勢に入った。


「皆さん!今すぐそこから離れて!」


「ふん、もう遅い」


バルフはチンピラ連中や部隊連中達にでっかい獅子雷弾を放ち戦闘不能にさせた。


「な、何てことを…」


「はは、後は踏ん張るだけだ!これだけの威力さえたえれば容易いものよ!さてこれでもう貴様らに勝ち目は…」


「充電完了だ!」


「な!」


「ご主人様!」


「待たせたな!これが俺達の本当の作戦技だ!挟みうちこうげき、だ!」


一夜は溜めたリミテッド・プラズマを放ちバルフの後ろへと追撃した。前にはコメットレイン後ろにはリミテッド・プラズマこの2つをまともに受ければバルフも生きてはいないと確信したその時


「おー!!!!!こんなところでやられてたまるか!」


(キューーイーーーン)


バルフは大剣をコメットレインに差し込みながら自分を回転し始めた。それも残っていた地脈の力で鎧を復活させ身籠もった鎧の形で回転の勢いにのせてリミテッド・プラズマとコメットレインを反動の力で3人へと返すつもりらしい


「ま、まずいぞ!2人とも粘れ!なんとしてもこのまま貫き通すんだ!」


「うーー!!ご主人様」


「回転の勢いがすごすぎて私たちの方がさきに…」


「は、は、は、いい考えだったが無駄だったな!万一の為にこの回転技を覚えていてよかったぞ!挟みうちこうげき、見事だったぞ!だが俺には通じなかったただそれだけだ、そして!自分の技で死ぬがいい!」


回転の勢いでそれぞれ自分の技で死ぬと思った次の瞬間


「な、なんだと…」


(ザクザクザク)


いくつものツタの先が見事にバルフの体内を貫いていた。


「な、なぜ…回転している時にツタが俺の身体を突き刺すいやそもそも回転しているから、ツタなどバラバラになるはず…」


バルフは回転している間何も攻撃が通らないと自信を持っていた。しかしバルフはある事に気付いたのだ。


「こ、これは俺の残っている鎧の部分に穴が…ま、まさか!」


バルフは下にいるロフトの方を見た。どうやら残りの力でツタを伸ばしバルフの鎧の隙間にツタの槍の形で一気に刺したらしい、バルフは回転しながら鎧の中にはツタの草だらけでいた。


「お、おのれ死に損ないが!」


(ヒュウウーーードカカーン!)


バルフはその言葉を最後にロフトの最後のツタの槍で貫かれ致命傷を負い回転は止まり3人の挟みうちこうげきで消滅した。

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