奥の手
「ご主人様…」
一夜が炎の玉で爆発を受けて燃やし尽くされたと思ったその瞬間
「メルティ上を見てください」
「え?」
上を見てみると一夜が宙に浮かんでいた。
「ど、どうして!は!」
メルティは下をみると岩の段差みたいなのがあった恐らくリンネが岩の段差を作り一夜を宙に浮かせたのだろう
「くらえ!」
「きゃうんんん!!」
一夜は飛び上がった勢いにのってケルベロスの真ん中の顔に向かって降りていき剣を目に向かって横に切り裂いた。真ん中の顔は両目とも負傷しケルベロスは混乱している。
「なんとか、真ん中だけは対処できた。しかし…」
一夜はこの先どうすればいいのかと考えたがもう打つ手がない、もう一つ顔さえいや目さえ封じればなんとか…
「通路?そういえば…」
俺はリンネにここの広場の地図を見せてもらっていた。ここにはなんでも魔物を逃がさない為の警備用通路があるらしいしかも今見ている通路からケルベロスのある通路まで道が続いている少しは時間稼ぎくらいはできるのでは…
「よし!やってみるか…」
「リンネどうしよう!ご主人様を助けにいかないと!」
「メルティこれはかけです…一夜さんどうやら警備用通路の事に気付いたみたいです…おそらくそれで時間を稼ごうとしているみたいですが…一夜さんは通路を通る時に気付いてくれるかどうか…」
「どうゆう事リンネ?」
「気づきませんか?真ん中にある通路だけ、ケルベロスと何か共鳴しているのがありますおそらくそれは…」
「呪いの宝玉ですね!」
「はい…それさえとってくれれば私の最後の力でケルベロスを倒せるかもしれません…」
「本当ですか!リンネ!ならどうして今までその技を出さなかったのですか!」
「それを使ってしまえばここいったいを吹き飛び私たちが生き埋め状態になってしまうからです!使うにしても何とか逃げ場さえ確保できればいいのですが…」
「ご主人様…」
一夜はケルベロスに向かって雷技を放ちこっちにおびき寄せた。ケルベロスももちろんついてきたのだが
「ここの通路に…あった!やっぱり電源式のやつか!なら俺の技で!」
一夜はサンダーを使い通路のワナスイッチを起動させたすると一夜が通りすぎた後に上からシャッターみたいなのが降りてきただがそれは小物の魔物専用みたいなのでほんの数秒で壁を突破された。
「くそ!やっぱり時間稼ぎにもならないか!けどこの先に呪いの宝玉ともしかしたら…」
一夜は走りながらサンダーを使い罠のスイッチをどんどん起動させた。それによりケルベロスも炎を吐きながら燃やし尽くし溶かして一夜の後を追った。その途中一夜はとうとう呪いの宝玉を見つけ出した真ん中に宝玉を収める台があったのだ一夜は地脈の光の玉を使い呪いを解除しようとしたのだがケルベロスが間近に迫ってきた。
「くそ!呪いを解除する時間がないだけどお目当てのものは見つけた!それにもう一つな!」
一夜は何やら紋章みたいなのが描かれているものを見つけた。これはいったい何に使うのだろうか
「悪いが鬼ごっこはここまでだ…」
一夜はあらかじめ店で買っておいたミニ爆弾を投げている間に岩の壁に貼り付けていた。そして近づく前にボタンを押し岩が崩れ始め生き埋め状態にしケルベロスの先行をなんとか凌いだ。
「よし何とかなったなそれに近くに通路があって助かったおーい!リンネ!メルティ!」
「ご主人様!大丈夫ですか!」
「よくご無事で…ケルベロスは…?」
「なんとか、店で買ったミニ爆弾で岩の瓦礫のお陰で生き埋めになってくれた。それに呪いの宝玉も手に入れたし地脈転送もみつかったぞ、やっぱりリンネの言う通りだな」
一夜はリンネに言われた通りに通路をくまなく探してくださいといわれた。「もしかしたら転送みたいな文様があるかもしれません後宝玉もある可能生があるかもしれませんので」と言われたので「もし私の代わりに通路を通る事があったらお願いします」とまさか本当にそうなるとは思わなかった。
「今すぐ呪いを解くよ!しばらくしたら2人とも降りてきて…」
一夜は呪いを解き終わったら下に降りてくるように言おうとしたら突然岩の破壊音みたいなのが聞こえた一夜が通ってきた場所から恐る恐るあの生き埋めになっていたケルベロスが現れたのだ
「な、なんで…」
「そんなあんなにダメージを受けているのにまだ立っていられるなんて…」
「…」
ケルベロスは雄叫びを上げながら一夜に待って走りだした。このままだと一夜は無残に食い殺されてしまうしかしここでの咄嗟の判断で
「メルティ渾身のちかを込めて一夜さんをうーんと高く宙に浮かせてください!」
「え!けどわたしにはもうエネルギーが…」
「早く!ここで死にたいのですか!」
「わかりました!」
メルティは力を今あるないかわからない力を思いっきり一夜の下から水で高く打ち上げた
「うわー!」
「も、もう力でません…けどどうするのですかリンネ?」
「一夜さんはいいましたよね地脈転送が見つかったと?」
「はい、確かにご主人様はそう言っていましたが…」
「なら、心置き無くあの技が使えます!」
「え?な!なんだ!あの数の岩!それになんって大きさだ!」
一夜は高いところからリンネの周りに出されたとんでもない大きさの岩の数がいっぱい集まっていた。
「あんなのを放てば村一個分いや町を破壊するほどの大きさだぞ!そんなの放てばここにいる俺たちだって!まさか!」
「一夜さん!お察しの通りです!空中からでいいので早く宝玉の呪いを解いてください!その宝玉で地脈転送が使えます!そしてケルベロス!これであなたは終わりです!」
「リンネ!やっちゃってください!」
「ばう!ばう!わぅーーーん」
「くらいなさい!コメットストーン!」
沢山の大きな岩は流星のように早くケルベロスに向かって放った。するとケルベロスは跡形もなく骨だけが残りケルベロスは消滅しこの闘技場もあちこち穴だらけになってしまった。




