地脈源の大樹
森に入りしばらく歩くと、メルティが目を覚まし三人で地脈源のあるところへと向かったのたが
「こんな深い森の中じゃ地脈源のある場所までたどり着けるのか?」
「少なくとも、地脈の流れみたいなのは感じますよ…けど明確な場所までは流石にやかひませんね…」
「このままだと夜になってしまう、その前に早いとこ地脈源までの場所まで行かないと、村の人達が言う黒いキリみたいなのに襲われたらおしまいだぞ」
「そうですね…正体をつきとめるにしても一旦村まで戻る必要もありますしね…」
「……」
「どうかしたか?メルティ?」
「いえ、なにか物陰がみえたような気がしたんですが…」
「え?」
メルティが何か気配を察知したのだろうか?俺とリンネには何も感じ取れなかった。嫌な予感がする。
「気のせいではありませんか?」
「そうなのかな…」
「とにかく早いとこ地脈源の場所と岩を探そう!」
「それなら!私が先行します!もし何かあった時ご主人様を守れますし、それになんとなくですが地脈源までもう少しな様な気がするので私が案内できるかもです!」
いや、気がするやらできるかもとか全部直感じゃないか、そんなのどう信用すればいいんだよ、けど今はそれに頼るしかないか…
「メルティ、また迷わないでくださいよ…」
「わかってるって!それじゃ行きましょう!」
本当に大丈夫なのだろうか?俺はメルティの言う通りにし森の中をひたすら歩いていった。メルティは時々何かを気にしながら警戒をしつつ1時間半近く歩いたのだ。
「おい…メルティさんもうかなり歩いたんだが…」
「つ、疲れました…」
「あれれ?」
「ここどこだよ!!!」
俺達は思いっきり迷ってしまった。もう少しで日が暮れる頃意味のわからない場所で迷ってしまい帰る道までもわからなくなってしまった。
「やっぱり、また迷いましたね…」
「おかしいな…確かにここら辺で地脈の流れみたいなのが強まった気がしたのに…」
「はい…それは私も感じましたが、けどそれはあくまでも流れですので、場所までは特定できないはずですが…」
「え!私てっきり地脈の流れの道筋を辿っていけばたどり着けるかと思ったのに!」
「あなたは何をかんがえてるのですが!地脈源が発している地脈の流れはそこら中に流れていってるのですよ!感でたまたま当たったとしてもそこに地脈源がある率の方がほとんど少ないんです…なので慎重にこの森から発している地脈の流れの道筋を辿るのは不可能です…」
「ん?」
俺は疲れて、大きな大樹みたいなのにもたれかかった。するとそこから何か妙なエネルギーの力を感じとったのだ。
「おい、メルティ、リンネこの大樹…」
「けど、リンネより私の方が地脈の力を大きく感じとれます!直感でも、探さない限りはましかと思うんですけど!」
「な、それなら何故こんな風に迷いこんだのですか!いくら地脈の力の流れを感じ取っても地脈源に辿りつけなければ意味がありません!直感よりもここは慎重に行動しなければ…」
「おい!この大樹もしかして!って聞いてるのかお前ら!」
2人は俺の話は全く聞かず揉めあっていた。すると大樹が急に光だし木の上から光が降り注いだのだ。
「え、こ、これはいったい…」
「この光…本で見たことあります。これは地脈の光…しかもこの光は地脈源並みの力が備わっていなければ降り注ぐ事がないって書いてあったのにまさかこの樹は?」
「やっぱり…この大樹がもしかしたら地脈源なのか?」
「まさか、この大樹が反応するとはのう…誰じゃ?この森に入る愚か者は?」
「誰だ!」
妙な声がしたので、声があった反応大樹の光が降り注ぐ木の枝に寝そべっていた巫女姿の小さい子が上から降りてきた。
「な!狐巫女だと!」
「なんじゃお主ら只者ではないようじゃの?この森にいったい何しにきたのじゃ?」
俺達は狐巫女さんにここへきた理由を話した。
「なるほどのう、3国にかかっている呪いと岩かのう…」
「ほえ〜〜」
「狐巫女がいるとは正直驚きました…」
「ん?なんじゃ?お主ら妾に興味でもあるのか?」
「か、可愛いです!モフモフさせてください!」
「いやじゃ」
「がーん!」
メルティ心底ガッカリしていた。正直自分も触ってみたいけど、ここは我慢だ。話がややこしくなる前にいろいろ聞かなければならない
「あのー、聞きたいことがあるんですがあなたはいったい何者なんですか?」
「そうですね、この大樹恐らくですが…地脈源なのは確実だと思いますしそれにあなた、ここの主かなにかなのでは?」
俺とリンネは狐巫女に聞きたい事があり質問した。何故この大樹の木の上にいたのか、それに何者なのか俺達は気になっていた。メルティもモフモフさせてくれないのを気にしてはいたが、ここは妥協してメルティも話に復帰した。
「ふっ、よいじゃろでは話てやろう妾がなにものなのか!」
大樹の光が神々しく放ちながら狐巫女さんは大きく口を開き話し出した。
「妾はこの大樹の守護者いわゆる地脈源の神じゃ!そして名はジュコンという!」
俺達はジュコンと名乗った大樹の神様に面を食らっていた。まさかの展開にいったい誰が予想したのだろうか。




