邪魔した岩の秘密
技の祭典が終わり俺たちの目的は達成できてはいなかったが、それぞれ技の直感みたなのを掴む事ができたみたいだ、まだまだぎこちないがこれからまた練習していけばいいだろう!
「全くお客様達にはいろいろと迷惑かけられたにゃ…」
「す、すまん…」
「ご、ごめんなさい!」
「どうもすみませんでした…」
「まあ、いいものを見せてもらったし今回はよしとするにゃ〜」
シャルティは招き猫みたいに手をくいくいさせながら場を和ませてくれた。
「えーと、俺達はそろそろ村の方にいくよ、てか行かないとこの町からどんな罵詈雑言を聞かされるやら…」
俺達はこの町からは厄介もの扱いとされていて、この町にはとてもいづらくなっていった。
「まあ、仕方ないにゃ〜だから私達の宿で特別に泊まらせてあげてるのにゃじゃないとお客様達は野宿になっていたにゃ」
「うー、本当にすみません…ありがとうございます!」
「はぁですから私は、あんまり参加したくなかったのです…」
「にゃにか、いったかにゃ?」
「!いえ、何も…」
リンネはシャルテイの圧には勝てなかった。ここで反論をすればこちらもいろいろ大変なことになるのでよく耐えたとリンネを褒めてやりたい
「まあ、それはともかく、馬車の使い方は一応特別にこのアイテム、なれなれGOGOのアイテムを使うといいにゃこれを使えば馬車を上手く走ることができないお客様でも上手くいくにゃ」
「ありがとうシャルテイ!何から何までありがたい!また、おとぼりがさめたら戻ってちゃんとお礼いうよ
」
「気にしなくていいにゃ、とりあえず気をつけて旅をしてくるにゃ、なんでも近頃夜な夜な馬車を狙う何者かがいるっていうのを戦士通信で情報聞を聞き入れたにゃ!」
それってもしかすると、ルーリエの事じゃないのか…恐らく第3王国の仕業らへんに近いかもしれない…
一応馬車で逃げているところを兵士に見られた可能性が高い、なので怪しい馬車は根こそぎ夜な夜な狙われている可能性もある。
「ご主人様、もしかするとその夜な夜な狙われている馬車っていうの、ルーリエさんのことでは…」
「メルティ今はその話は避けましょう、どうやらこの町に第3の王国からきた派遣がきているという情報をルーリエから聞き入れました。」
「そうか、なら早いとここの町から出た方がいいな、これ以上シャルテイ達には迷惑をかけられない」
「うん?どうかしたにゃ?」.
「いや、なんでもない…とにかくありがとう。」
「別にいいにゃ、これぐらい」
「後もう一つお願いがあるんだが」
「?」
俺達は馬車に乗り兵士達から退く為にシャルテイから別道がないか案内をしてもらった。そこから森にある地脈源を目指しまずは村へ向かった。
「えーと、まずはこの橋を渡って湖の道をまっすぐいけば村につけると…」
「ご主人様?馬車動かすの代わりましょうか?」
「いや、大丈夫だメルティはリンネとなんか喋っていてくれ」
「わかりました!疲れてきたら言ってください私が代わりますから!」
「ありがとうメルティ」
メルティ達にはゆっくりと休ませてあげたかったこの先どんな困難があるかわからないから、今の俺よりかは十分に戦力になる。
「おや、何か変な岩があちこちにありますね?」
「え?」
俺は馬車を引きながらリンネが指す方向に目を向けると妙な岩があった。
「あの岩どこかでみたような…」
「面白い顔ですね!なんか橋の上で邪魔した岩にそっくりです!」
「え?は!」
俺は気付いてしまった。確かにメルティがあの橋の上で邪魔した岩を粉砕してその後川の流れによって何処かに消えてしまったのを思い出した。しかもその岩は何か念仏みたいなのを唱えていた。
「こ、ろ、す」
「の、ろ、っ、て、や、る」
「こ、ち、を、み、ろ」
なにやらこちらに向かってとんでもないことを発言している。さすがにこちらもやり過ぎたような気がするのでメルティに謝るよう言おうとしたのだが
「おい、メルティ何かあの岩ぶつぶついってるみたいだか謝った方がいいんじゃ…」
「スプラッシュ!」
「え!」
何故かメルティは聞きなれない技名をだしながら水の散弾銃みたいなのを岩に向かって放ち出した。すると念仏を唱えていた岩達は
「ほえ〜〜ー」
「ふんごぉ!!」
「ぶほぉ!!」
あの念仏が嘘だったように聞こえなくなり岩達粉々に水の流れなよってきえていった。
「ふぅ!これでうるさい声は聞こえなくなりましたね!」
「メルティ、新技を使うなら私にもさせて欲しかったです…」
「えへへついためしたくなって」
「………」
本当にこいつらにはついていけない、しかもあの岩粉々になって流れていきながら泣いていったぞ、相当メルティに恨みを持っていたらしい、なんか同情したくなってきた。
「メルティ…、少なくともあの岩達はこちらに敵意は持っていたかもしれないが、なにもまた粉砕しなくても、しかもいつのまに新技を覚えたんだ…」
「はい!技の祭典の時に泡の技を特訓していたら、いくつか水を作り出す事ができたのでもしかしたら、新技が使えるのではとおもって使ったのですが…威力は弱いですけど。まだまだこれからですね!」
「は、は、は」
もう何も答える気がしなかった。あの岩には可哀想だが安らかに忘れていってほしい…
そうこうしてるうちに村に着いた。あの岩を粉々にして村が大変なことになってるときいたので、それも兼ねて見にきたのだが…
「へぇ〜、そこまですごい被害じゃなかったんだな。」
辺りを見回すと、そこまで大きな被害はなかった。村の家に穴とかあいたではなく、大きな岩が辺り辺りに埋め込まれている箇所がいくつかあった。
「ご主人様、この村少し変ですね?何かあちこちに穴があいてますよ!何か降ってきたんでしょうか?」
「………」
いや、お前のせいだからな!お前が螺旋水臥なんて大きい技使ったからこうなってるんだからなってツッコミたかったが今はやめとこう、この村の人に聞かれたらまずいことになる。
「?なにか、老いぼれた人がきますね?」
「老いぼれたって、リンネおまえ…」
あまりの失礼ないいブレだったが実際に老いぼれていたのでなにも言えなかった。その人がこちらに向かって歩いてきた。
「おやおや、これはこれは、冒険者様ですかな?私はこの村の村長カッシーといいます。わざわざこの村に来ていただきありがとうございますじゃ〜」
「えーと、村長さん、何か皆んな元気がないんだけど何かあったのか?」
「えー、実は…最近の出来事なんですが、ついこの間この村に橋の上で邪魔していた大きな岩がいくつか川の上から流れてきたのですじゃ〜、しかもなにも相談もせず誰かがその岩を粉々にしたせいか村の家には被害は及ばなかったのですが、あちこちに穴があいてしもうたのじゃ、本来ならそこに新しい家を建てようと考えていたのですが…」
「……」
なんとも申し訳ない、家の仲間がやりました。本当にお詫びもうしあげます。
「?」
メルティは何故か不思議そうに村長さんの話を聞いていた。いや、あなたのせいですからねとか言えるはずもなく。
「穴があいてしまって修復に困っているということですか?」
リンネが村長さんに話をふったのだが予想外な言葉を返してきた。
「ああ、いえ、修復は順調に進んでおりますなんだ、だけども、粉々になったあの岩には少しご利益が入っておりまして、その岩を湖に投げて村の修復を早めるよう祈りを捧げておったのじゃが…」
「うん?湖に岩?」
何か嫌な予感がしてきた。
「ここ最近地脈の流れが悪いのか、あの湖に入れた岩は何やら呪いの言葉しかしゃべらんのじゃ、地脈源が悪くなってきてるというのもあるかもしれんが一行に岩のご利益が効いてこんのじゃ、今は一刻も早く地脈源が元どおりになることを心ばしか願っておるのですよ。」
「は、は、は」
どうしよう、俺達またなにかやらかした可能性が高い地脈源の事とは関係ないがあの岩破壊したらそんなご利益みたいなのがついていたのかしらなかった。
「そ、村長!!」
「おお、どうした?」
俺達からきた道に村の人らしき人物が村長に向かって慌ててかけてきた。
「た、大変です!ここ数日つけていた。ご利益の岩が何者かに粉々されていて地脈源の方まで流れていったみたいです!」
「な、なんと!いったい誰がそんな事を!」
「!?」
俺は今回ばかりはやばいと察した。もうこの村から去りたいと考えていたのだ。なぜなら犯人はこのパーティーいるんだから!
「?」
そしてメルティはまたしてもなにがやばいのかな?それって私のことなのかな?みたいな顔をしていた。
だから、あんたが犯人だからね!
「ぷっ!」
そして、そこ!笑うな!笑ってる状況じゃないからなリンネ!
「ああ、なんて事をあの岩がなければ各地の村が大変なことに〜一刻も早く地脈源のところに向かって岩を回収してくるのじゃ〜、ごっほ!、げっほ!」
「村長無茶です!ここは私達がいきますからご案心を旅のお方も失礼しました。一大事ではありますが、どうぞゆっくりとしていてください。」
「は、はあ〜」
どうしよう、こんなんじゃゆっくりもしていけないしそれに地脈源に行く理由も今は言いにくい
「よ、よすのじゃ!、地脈源の森には魔物が潜んでおる夜になればより活発になるのじゃぞ!今から行けば帰ってくるまで日が暮れる。行くのならばやはりワシが行かねば〜」
「村長は体が弱いんだここは若い俺達に任してくれって!」
「え?」
「一夜さん!」
「ああ…」
もしかして、その魔物ルーリエが追っている魔物じゃ?けどこれで地脈源へ行く理由ができた。
「あの?もしよかったら俺達が地脈源にいって岩を回収してきましょうか?」
「な、なんと!」
「そんな!旅人の方にそんなの押し付けられませんよ!」
「いえ実は俺達にも地脈源へ行く理由があるんだ。」
俺は村長に地脈源へ行く理由を話した。それに夜の魔物についても。
「な、なるほどそうでしたか、それならば仕方ありませんじゃあなたがあの救世主様でしたら納得ですじゃ、誰も地脈源に行く戦士はおりませんでした。ですが、あなたならばもしかしたら本当にこの世界を!、ごほ!っげほ!」
「だから、村長そんな声をあげるなって!それならば俺からもお願いします。どうか無事を、祈っております。後村長の言葉にはあんまり耳を傾けないでください最近余計にボケが酷くなっているので」
「は、は、は、とりあえず地脈源まで気をつけて行くよメルティ!リンネ!馬車はこのまま置いていって森に入るぞ。」
「わかりました。とりあえず回復アイテムなどいっしき持っていて損はないかと」
「そうですね!、話の前半部分よくわかりませんでしたが!地脈源へ行く目的は変わりませんし!行きましょう!」
俺達はあの岩のの中にご利益が、隠されていたのは知らなかった。しかもそれが地脈源に関わっている事そして地脈源の近くの村に迷惑をかけたお詫びをしなければならなくなった。また違うミッションも増やされ厄介事にまきこまれてしまったのだが半分は俺達のせいなのでなんとも言えなかった。
「気をつけてくだされよ、なにせあの大きな岩を破壊したものか現れるかもしれませんからな。」
「うん?どうして、その破壊した人物が地脈源にでてくると思うんだ?」
「実はこれは戦士通信によって知らされた村の1人から聞いた話なのじゃが、なんでもいろんな場所で騒ぎを起こしている三人組が出てきているという情報があるのじゃが、何でも困難になっている場所をより荒らし回っているという話もきく…」
「は、は、は」
もうそこまで、ひどい噂をされていたのか別に騒ぎを起こしてるんじゃないんだけどな〜
「?そういえばお主達も三人じゃの?まさかあの橋の上を破壊した人物もしやお主達が!」
「いや、それは!」
なんとか誤魔化そうと話しをした瞬間メルティが…
「やっと!わかりました!その破壊した岩の犯人!それ私……」
「ふん!」
「うっ!」
リンネはメルティにとてつもないエルボを食らわして気絶した。
「?お供の方が気絶しましたが大丈夫ですか…」
「な、なんでもないです!よし!このまま森へいくぞ!」
「そ、そうですね〜〜」
「キュ〜〜〜」
リンネはメルティが暴露しようとした所を気絶させ岩で運び出し、俺達は森へと入っていった。




