技の祭典
そして、とうとう技の祭典の日2日目がやってきたのだ!2日目の前の日は結局の所各々で練習する事になり、それぞれ技の持ち味を披露する事に集中したいという事でその日は自由時間になった。何か変な騒ぎも起きていたがとりあえずは気にせず自分の技の練習に取りかかっていた。
「なあ、メルティ、リンネ前日に一体何か騒ぎでも起こしたのか?えらくお前達が練習していた場所で喚き声が聞こえたんだが…」
「き、気のせいじゃないですか!…」
「私も特には何も…」
「…」
嘘だな、俺は何が起こったのか猫娘さんもといシャルティから話を聞いたのだ、技の練習をしたところをたまたまみた兵士からの情報を聞いていたらしいシャルティはとんでもない水の災害と岩の災害が起きていたと話をきいたらしい、てかその騒ぎ、うちの2人組しか検討つかないんだが…まあ話すとまたややこしくなるから話さないでおこう…
「お待たせいたしました!!では!これよりそれぞれの技の持ち味による祭典を行いたいと思います!皆さまいきますよ!せーの!」
「技!技!技!ブレイクタイム!!!」
なにやら意味不明な歓声と共に技の祭典が始まった…てかなんだその掛け声は!
「ではまず最初は……」
最初は獣族のライオンみたいな人が技を上手く芸のように披露していた。その他にも3人ほど続いて技の披露をしていたが皆んななかなかのパフォーマンスだとしかいいようがなかった。しかもこの祭典は全部で15点満点。3人の祭典者が特点を付けるらしい、しかも見事にその4人はほぼ満点に近い点数を出していた。そして次はメルティの番だいったいどのような技を披露してくれるのだろうか…
「それでは次は、メルティ・マータさん!いったいどんな技を披露してくれるのでしょうか!」
「メルティ・マータ!技を披露します!……アクアシャボン!」
メルティは自分を中心に水の泡をいくつか作り出しその泡を周りに回転させ始め1つずつ大きい泡へと合体させている
「へぇー、メルティのやつ水の泡で大きい何かを作ろうとしているのかな?」
「おそらくは、その通りかと思います…結局の所自分では制御できなかったのを小さい物体に変化させながら大きくしつつコントロールしようとしているのでは…」
「なるほどな…けどそこからメルティはどう続くんだろ?」
「こんどこそ上手く…」
メルティはいくつかの泡をかき集め大きいシャボン玉みたいなのを作り上げた。大きいシャボンを観客の前へと運びだし、泡の中で魚の絵を描き始めたのだ
「おー!!すげえ!!」
「水の中で!水の絵を描いてやがる!」
「これは!なんと美しい!水の煌めき差で絵をより輝しく光っています/しかもなんと!本物の魚が泳いでるのにもみえますこれは素晴らしい!」
「まじか…メルティのやつたった1日でここまで技の持ち味を完成させるなんて」
「やっぱりあの娘…自分が思ってたよりも技の持ち味をより理解していると思います…やっぱり天才に近いほどに…」
「兄貴!あの女ですぜ!水でバンバンと俺たちに溺れさせようとした女は!」
「よし!早速邪魔してろうぜ!俺達の出番はほぼ最後の方だ!今のうちにあの泡を割ってしまえば祭典はおじゃんだ!」
「けど兄貴、妨害をしたら俺たちは失格になるんじゃ?」
「なにいってんだ!、簡単な事じゃないかここでしかけなくても別の場所から仕掛ければなんも問題はない!何も問題はないんだよ!」
「さすが!兄貴ですね!けどあんなでっかい泡を潰したらここいったい水浸しになるんじゃ…」
「……そ、そうだなとりあえず、あの泡からもう少し離れるぞ!そしたらあの泡を破裂させる!門の外にまでいくぞ!」
「うーし!」
兄貴とその一部のチンピラは残り他のチンピラたちは走って門の外にまで行こうとしてメルティのアクアシャボンを割ろうと悪巧みを考えていた。
「やばいです!もう限界です!流石にここでは解除できないので…門の外に…」
メルティは我慢の限界が来ていた技を二回かけていて、より体力を使うことになるので、ほんのすこしでしか、場を持たせられないのだなので門の外に解放せざるをえなかった。なぜなら門の外なら町への被害はほぼなく技を無効化する術がかけられている為であるからなのだ。
「あ、あれ?、なんかあの泡こっちに近づいてないですかね?」
「ああ?そんなわけ…」
チンピラ達は門の外にまで出ていき泡も門の外にまで出ていた事に気づいたらしい、そこから勢いよくはれつし外は大惨事になった。
「ぎゃー!!!み、みぶが〜〜〜」
「お、おぼ、ガポガボ…」
このうちチンピラの数人が後を消したのだ…
「あ、兄貴外で水を破裂させるよう伝言を頼んだやつと一緒に他の奴らもあの水の被害にあってしまいましたよ…」
「く、くそ!まさか俺らの作戦がばれてたのでは…」
「あちゃ〜、やっちゃいました…、門の外には誰にもいなかったとおもったんですが、まあ仕方ないですよね!」
「おやや!どうやら!メルティ選手!水の泡をコントロールできていなかったため、門の外へと持っていき破裂させてしまったみたいだ!どうやら本人も予想外の反応をしているらしい!」
「ばれてはなさそうですね…」
「……」
どうやらチンピラの兄貴とその部下はバレてなかった事に驚いてる。何せあんだけの被害を出されたのだてっきりバレたかと思うのが当然だ。
「さて!得点の方は…」
審査員達が揃って得点を出した。その点数はなんと…
「おお!これは残念ながら5点です!他の方々は10点近く出せたがまさかのここで5点を出した!これは驚きだ!しかしあれだけの技の煌めきさを出したメルティ選手に何故こんな辛口な点数を出したのでしょうか…」
実況者が審査員に低い点数の理由を聞くとどうやら技を上手くコントロールできていなかったのが主な原因らしいしかも一歩間違えればこの町が大災害になってしまうからだ。なので、技のキレが良くても技のコントロールを磨かなければこの祭典は辛口な点数が出るみたいだ。
「あ、兄貴…俺たちあの女の邪魔をしなくても得点普通にわるかったんじゃ…」
「う、うるさい!次だ!あの岩の女が来たらこっちの技で不参加にしてやる!ひっひっひ」
「あ、兄貴…」
なんとかメルティの番が終え次の選手が3人ほど出場した。しかも今回はメルティと違って高得点を出しているほぼ10点近く、これは優勝は難しいかもしれない
そうこうしてるうちに次はリンネの番が来たのだ。
「うー、リンネ頑張って下さい!私の分まで優勝してくださち!」
「まあ、できるだけ頑張ります…」
「そして、私の分の美味しいご飯いっぱい食べさせて下さい!!」
「いや、なんで私があなたのためにご飯を奢らないといけないんですか?」
「だめ?」
「はぁ〜、まあ優勝したらの話ですからね…」
「やった!!!」
「は、は、は」
リンネも大変だな、けど優勝はしてほしい気持ちもある。この辛口な祭典は一筋縄ではいかないかもしれないから俺が優勝する決意が揺らぎそうなのだ。
「さて!次はリンネ・カラー選手です!今度は一体どんな技を見せてくれるんでしょうか!では始めて下さい!」
「あ、兄貴!あの女岩の女ですぜ!」
「よしあの女の技を邪魔してやる!いいか俺の合図であいつの技の邪魔をしろ!いいな!」
「へい!兄貴!」
リンネの技を邪魔しようとする兄貴とチンピラの1人は舞台近くにおりその内の1人は影で合図がくるのを待っている。そしてリンネの技が披露し始めた。
「ふぅ、では行きます!ロックレイン!」
リンネは色んな岩を観客の上へと集めさせくるくるくる舞いながら、リンネは自分の近くにいくつかの岩を集めミニゴーレムを作りだしそのゴーレムの腕でロケットパンチみたい観客の上に舞っていた岩を次々破壊していく、もちろん観客に被害を及ばないように違うゴーレムが残骸を腕をやりみたいに形を変え粉々にしていった。
「へぇリンネの技もまた面白いないくつかのミニゴーレムであそこまで宙に舞っている岩を的確に破壊していってる、しかも客に傷をつけずに上手くコンロールしてるしこれはワンチャン優勝もありえるかも…」
「むむ、私も頑張ったのに!」
しかしここで思わぬアクシデントがおきたのだ。
「兄貴!いつあの技を、止めますか!」
遠くから電波みたいな地脈の力で兄貴と会話をしながら合図の確認をする。
「まだだ、恐らくフィニッシュをかける時がくるその時に麻痺をさせる技を使え!」
「ういっす!」
そして、リンネがミニゴーレムに宙に浮いているいくつかの岩を破壊する用に用意させていた爆弾をゴーレムの片腕に取り込ませていた。その爆弾を使おうとした瞬間。
「兄貴!どうやらあの女何かゴーレムを使って!フィニッシュするつもりですぜ!」
「よし!いまだ!放て!」
「うっす!」
影にいたチンピラがリンネに麻痺技をかけた。
「おや?」
リンネは身体が動かなくなりリンネが行なおうとしていた技の決めてがつかえなくなった。
「やりましたぜ!兄貴成功です!」
「おう!これであの女はお終いに…」
「あ、兄貴これ、やばいんじゃ…」
「へ?」
どうやらリンネが特定の位置で破壊する目的だった場所にたまたまチンピラと兄貴の真上に色んな岩が浮いていた。他の観客はチンピラと達と距離がある為、この場合被害が起きるのは…
「おや!どうしたことでしょう!リンネ選手あれだけ華麗なゴーレムでの岩崩し技!をしていたのに急にピタリと止まりました!これはいったい?」
「あ、何故かは知らないですが技のゆう事が効きません。なので、ここで技の解除します。お疲れ様でした。」
リンネは技を解除してゴーレムは崩れ落ち宙に舞っていた岩も落ち始めた。そして舞台の裏に戻り今までの流れをすっぽかししてしまった。
「ぎゃーー!!岩が落ちてくる!」
「た、助けて、あ、あに…」
(ドガガガガガガ!!!)
チンピラ達は見事に岩の下敷きなってしまった。
「あ、兄貴…」
影で見ていたチンピラも見ないふりをして、そこから去ってしまった。
そして、戻ってきたリンネにいろいろ叱った。
「リンネ!何やってたんだ!あんなところで岩の解除をするなんて、しかもそのまま技の祭典放棄して戻ってくるやつがあるか!」
「……」
「……」
「……」
「見ろ!審査員も観客も実況者も皆んなポカーんとしてるじゃないか!」
「いや、よくわかりませんが何故か技の力使えなくなってしまったので、もういいかなと思いまして解除しました。」
「あ、それ私もわかります。なんかもう無理なら無理する必要はないかなって、あの時は流石にご主人様を巻き添えたくなかったから、町の外まで水を出しましたから!だから今回は我慢できました!」
「いや、こんな大惨事を目のあたりにして、はいわかりましたで済むと思うか!」
とりあえず、他の審査員や実況者さんが残骸のある岩を片付けてる間、休憩時間になった。もちろんリンネの得点は0になった。そして、岩に埋もれていたチンピラ達も相当な怪我をしたため不参加になりこの大会には出られなかった。
「次はご主人様ですね!楽しみにしてます!私の分も頑張って下さい!」
「本当は私の技で優勝できたんですが、まあ一夜さんに任せます…」
2人に応援されたのはいいが、もう無理だよ!あからさまに他の観客や審査員から次は何がくるかと警戒されてるもん!どうしろというんだよ!
「にゃ、そこの2人ちょっと話があるから今の休憩時間に説教タイムにゃ!」
「え!!どういう事ですか!」
「私が何をしたいうんですか!」
2人はシャルテイに連れていかれ、俺が技の祭典が始まる前に説教を受けていた。それはそうだ、俺ではあの2人に何も弁解はできまい
「ご主人様!助けて下さい!ーーーー」
メルティは泣きながら連れ去られ、リンネは何故私もという顔をしながら連れ去られた。




