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違う世界にきたのはいいが規制がかかって自由に技が使えない!  作者: Fantome
2章 第1世界 人と獣の世界 Line warrior
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技の練習再び、新たに編み出した技

「この辺りでいいかな…」


「では、誰から技の練習をしますか?」


「はい!はい!私からいきます!」


元気よく手をあげるメルティ…果たして技は上手くつかいこなしているのだろうか…それともまた大惨事になるのだろうか、けど今回は周りにそんな人が多い場所ではないから大丈夫だろう…

多分…


「それじゃあいきますよ!まずは水の大きなブロックを作ります!」


メルティは水を宙に集めさせ大きなブロックを作り上げたぐにゃぐにゃと安定はできてはいなかったが、なかなか大きかった。


「メルティのやつやっぱりまだ技の制御できてなさそうだな…」


「はい…それもまた私達のレベルがあがったからでしょうしね」


「え!俺たちレベル上がってたのか!」


「はい…イノシシ達を倒す時に確認したのですが、いつのまにか5レベルぐらいは上がっていたと思いますよ、多分一夜さんがゴーレムを倒したのを含めてだと5レベルぐらいはあがってましたね…」


そうだったのか、色々と問題が山積みだったからレベル確認ができなかった。ということは2人ともレベル22か23までは上がってるということか…俺はまだ17か18なんなんだろうな後でまた確認しよう。


「う、うーん……」


メルティはなんとか水を破裂させないように宙で水のブロックを変形させようとふんばっていたが、限界がきたのかメルティ自身水のコントロールができなくなって


「も!もうだめです!」


「一夜さん後ろに下がってください…」


「お、おう」


リンネは岩の技で目の前に三角に並べながら、メルティの水技を防ごうとしていた。しかし


「あ!アニキ!いやしたぜあそこで技の練習をしてやがりますぜ!」


「おうおう!俺たちの縄張りを勝手に使おうなんていい度胸してやがるじゃないか!、さっきは岩の技でやられたが今度はそうは簡単には…」


チンピラと思わしき人物達がこちらに向かってきたが俺たちは気にせずメルティの技の体勢に整っていた。


「あ!」


メルティはとうとう水のブロックを破裂させてしまい周りに水の雨を降らしたそれも洪水という勢いで


「おおお!!!」


「あ!兄貴流されてしまいやす!」


「今度はお!おっぼ、ガポガボ!!!」


「た、たすけてくれ!!」


何人かのチンピラは水に溺れながら坂によって町の入り口まで流れていた。町には今回だけ特別に地脈反射という魔法?みたいなものがかけられていた為無傷にすんだのだ。


「ふぅ〜、リンネ助かったよ、流石に岩の三角形状の守りがなかったら俺たちが被害にあってたかもだけど、なんか、誰か流されなかったか?」


「?私は何も見えませんでしたよ、勝手にこっちに近づいたのがわるいんですよ、一応注意書きみたいなのを、岩でかいてたんですから…」


その注意書きは水で綺麗さっぱり無くなっていた。どうやらそれほど注意深くはされていなかったみたいだ、リンネの岩で書いてあったの誰も気づいてないんじゃないのか?


「す、すみませんやっぱりまだ技の制御ができなくって、しかもなんかレベルが上がっていくたびに技の規模がでっかくなってるような気がして…」


自分でも気づかない技の威力!羨ましすぎるだろうが!自分でもそんな技の威力が上がってる事なんてほぼないのに…


「まあ、そこはまた自分で練習すればよいのではとりあえず次は私ですね…」


メルティとリンネが入れ替わり次はリンネが技の練習を切り出した。メルティは少しショボくれた感じだったので頭を軽くポンポンと叩いた。メルティはいつもの元気がどこかに消えてしまったかのようにうつむきながら照れていた。


「む…」


リンネはこちらを見ていたが、そのままむすっとした表情で技の練習にとりかかった。


「あ、兄貴ぶじですかい!」


「お、おう、なんだったあの水は!溺れかけて死ぬところだったぞ!くそ!次こそは!痛い目に合わせてやる!てめぇらいくぞ!」


「兄貴そのいきでさ!野郎ども兄貴に続け!」


「おおお!」


他のチンピラの部下たちは親玉と一緒にまた一夜達の元へ登りにいったのだが…


「へぇー、リンネってやっぱり技に関しては一流なんだな…いとも簡単に大きい岩や小さい岩を宙に浮かばせて形をつくっていってる。ってメルティ〜?」


「えへへ〜〜」


リンネが技の練習をしている間に俺たちは別の所でリンネの技をみていたのだがメルティが何故かずっと俺の片腕から手を離してくれないのだ、さっきので気づついてるのはわかるが、そろそろ離れてほしい


「ぬぬぬぬぬ」


リンネはすっごい怒りのオーラを放ちながら技の練習をしていたが痺れをきらしたのか、岩が宙から一気に下に落ち坂の下へと転がっていた。


「あ!やってしまいました…」


「りんね!ドンマイです!」


「メルティ!いつまでも一夜さんにくっつかないで、さっさと離れてください!」


とうとう技の練習をやめて、リンネはこちらに向かってメルティを俺から引き離そうとしていた。けど何か坂の下から悲鳴みたいなこえが…


「うわ!!!」


「今度は岩が降ってきたぞ!


「慌てるな!こんな小さな岩程度簡単に避けれるわい!」


チンピラの兄貴と呼ばれているやつは軽々と小さい岩避けてはいたのだが…


「ふん!どうだ!お前らも俺みたいに真似して避ければ…」


「あ、兄貴!上!上!」


「うわー!!!」


「?」


チンピラ達は上の方を見ながら逃げていき兄貴は何かと後ろを振り返ってみると…


「ぐへ!」


見事に大きな岩に潰されてしまい大きなダメージを負ってしまった。


「あ、兄貴大丈夫ですかい?…」


もはや生き埋め状態だったので返事すらできずにいた。


そして、最後は山本一夜の技の練習の出番がやってきた。


「頑張ってください!ご主人様!」


「応援してます…頑張って下さい…」


元気な声で応援してくれるメルティと恥ずかしながら応援してくれるリンネがいたので期待に応えようと思った。


うーん、けど俺が放つ雷の技ってほとんどしょぼいんだよな…連携技にしようにも…道具がないとダメだし…とりあえずあそこらへんにある木に向かって雷技を上手く使えるか試してみるか…


「あ、に、き!大丈夫ですかい!」


下っ端の連中が兄貴を引き上げるとボロボロになってい。それはそうだ水で流されたり岩で生き埋めになったりと悲惨な目にあっているのだから、弱々になっていながらもまだ諦めてはいなかったらしい


「ま、ま、、まだだ!まだ、い、け、る!いぐぞ!野郎ども!」


「お、ぉぅ〜〜」


もはやチンピラ連中は悲惨な目に遭っていた兄貴をみて、もういきたくないと心の中で思いながらゆっくりと後ろの後をついていったのだ


「さ、サンダー!」


木に雷技を放つにも、やはりなんも変わらずに木の枝を折る作業にしかならなかった


「うーん、多分ご主人様の技そろそろ何か新しい技を、使えると思うんですが…」


「そうですね、何か繋げることができる技でもあればよかったのですが…」


「?繋げる?」


俺はリンネの言葉にふと思った…繋げる…………そうか!何も雷技を放つだけじゃなくてもいいんだ!メルティやリンネみたいにコントロールすれば!


「よし!あそこの木の枝らへんからやってみるか!」


俺は木の枝に向かって雷技を放ち枝から枝へ引っ張って繋げていったするとなんと…


「これは!雷の威力を維持したまま繋げていってます。」


「すごいです!リンネみたいに個々に力を与えて技を繋げているのでもなく、私みたいに水の力を圧縮させてるのともまた違いますね!」


そう俺は2人と似たような技をやるつもりではいたのだが、力を維持しつつ威力を高めるというのならメルティに近いといえば近いだけど…これは複数の場所に向かって繋げるのでまた一ヶ所に集まるものではないのだ。


「やった!8箇所も繋ぐことができた!けど!」


一夜は無理がかかったせいか連携した雷が枝を破壊していって、いたる場所に稲妻落ちていった。


「あ、兄貴もう帰りましょうよ、もう2回も酷い目にあってるんすよ、流石にもう…」


「ふん!こんどはあいつらに遠距離から刺さる特別なナイフを10本買ったからな!これであいつらの技を封じる事もでき…」


するとあちらこちらにちらばった稲妻がナイフを持っていたチンピラの兄貴に一気に降りかかったのだ。


「あぎゃー!!!!!」


「あ、兄貴…」


もはや目にも当てられないという状況でチンピラ達は無言のまま見守っていた。


「は、は、は…」


「大丈夫ですかご主人様!けど凄かったですよ!」


「はい!私もビックリするほどに凄かったです…」


俺は自分がコントロールさえ上手くできればもしかしたら、次の技の演舞もしかしたら上手くいくかもしれない!優勝できるかはわからないが…


「2人ともありがとう!2人のおかげでなんとか兆しがみえてきたよ!色々と!」


「?そ、それなからよかったです!」


「私たちでも一夜さんの役に立つことができたのなら本望ですよ…」


俺たちはそれぞれの技をどう扱っていくのかをそれぞれ個人でなんとか掴むことができたみたいだ後は各々でどう披露していくか一日の猶予にかけていた。


その頃稲妻を受けていたチンピラの兄貴は…


「あ、兄貴ぶじですかい?、って今度は無事じゃないんですよね…」


(シュウウ〜〜)


チンピラの兄貴は黒焦げになっていてもはや立ち直るすべはなかった回復技もあんまり効かなかったので町に戻り、回復アイテムを使わざるを得なかったのだ


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