宿で猫耳娘登場! また事件発生!
「あ!店のお代まだ払ってなかった。」
「大丈夫です!ご主人様もう既に支払ってますので!」
「そ、そうなのか?」
「メルティあなたなんて悪どいことを…」
どうやら俺には分からないが、リンネが何か知ってるみたいだもう厄介事は勘弁なので話を聞かないようにした。
「なあ、メルティなんであのおっさん言うこと信用しなかったんだ今の俺たちはなんの手かがりもないんだから、ここは騙されたと思っていってみないか?」
「私も賛成ですねここは…」
俺とリンネがメルティを3つ目の国まで行こうと説得しようとしたのだがメルティは
「はい!是非ともいきましょう!」
「え?」
「な、なにを考えてるのですかあなたは」
メルティは何故か酒場で言ってた事と正反対の事を言い出した。
「あれはただのその場しのぎです。あの大量の料理の料金なんて支払えませんからあの怪しいおじさんにつけるための酒場から出る為の口実を作っただけです。」
「メルティまだ料理の事根に持ってたんだな…てか、さっきの支払いってそう言う事か…」
「はい!ご主人様に迷惑をかけるわけにはいきませんから!」
「悪どい手でしたが、次からは私も…」
「やめなさい!てか次から2人ともこう言う事はやめろよ一応お金はあるしお店にも迷惑がかかるからな」
俺は2人に二度と無銭飲食はするなとたきつけた。
本当に二度としたくない。
「それじゃメルティも納得もとい嘘だったみたいだから3つ目の国へいこうか!」
「賛成です…」
「はーいご主人様!」
俺たちは3つ目の国ハイド王国へと旅に出ようとした。だがここからだと丸3日掛かるため何か馬車などを借りようと町の人々達にきいたのだが…
「馬車が何処にもないじゃないか!」
馬車が無いため3つ目の国へ旅をする事はできなかった為結局一日この国を歩き回っただけだった。
「馬がいないとどうすればいいんだこの先」
「……とりあえず今夜は宿をとりませんかさすがにもう遅いですし」
「ご主人様わたしもうお腹ペコペコです…」
「あなた先ほどあんなに食べたのにまだ食べるんですか…」
「だって、朝にあれほどの強い地脈のエネルギーを使えばお腹すくよ〜」
「まあ、お腹が空く空かないは人それぞれですしね…」
「そうだったのか、地脈を使えばお腹も空くのか…」
俺はとりあえず2人を連れて宿屋にいった。
「いらっしゃいにゃーお客様何名様にゃー?」
そこでお出迎えしてくれたのはエプロンを着けた猫耳娘がでてきたのだ。
「まさかの!猫耳娘だと!」
俺は少し興奮した。猫耳娘とかただのゲームの世界だと思ったのだがまさかこの世界で見ることになるとは!
「にゃ〜?どうしたお客様?」
俺は少し緊張しながらも少し見惚れていた。すると
「ギュ~~」
「ゲシ!」
「いたたた!!!!やめてくれ!メルティ!リンネ!」
2人に頬をつねられ足を踏まれていた。
「えーと、とりあえずお客様3名さまかにゃ〜」
「えーと、はいそうです…」
猫耳娘は少し困った感じで対応してくれた。
俺もなんとかごまかして了承し、メルティとリンネは何故かは知らないが膨れたまま機嫌を損ねていた。
「えーとですね、とりあえず宿は3部屋確保できました。なのに…なんで2人とも俺の部屋にいるのかな?」
そう、女の子が2人いる為部屋を3つに分けるのが懸命なのだが、2人とも何故か俺の部屋に入り浸っていた。
「だってご主人様を1人にしたらまた違う女の子と……」
「私はその、また1人になるのが心細くて…それに私だって一夜さんと…」
「2人とも何言ってるのか全然聞こえないんだけど」
「なんでもありません!」
「なんでもないです!」
2人から勢いよくなんでもないよ否定されたのだ。
「本当になんなんだ…」
俺は困り果てながら、自分だけソファに寝て2人にはベットで寝てもらった。
そして翌朝、俺たちは朝食を食べに宿屋の下にある食堂?みたいな場所で飯を食べていた。
「しかし、馬車のありかがない以上どうやって3つ目の国にいこうか?流石にこのまま徒歩って訳にもいかないだろうし…」
「そうですね…とりあえず戦士通信を使ってみてはいかがですか?」
「戦士通信で馬車のありかがわかるのか?」
「はい、一応情報集めも戦士通信が使えますよ。ただしこれは今まで旅してきた仲間としか通信手段はできません…」
「うん?って事は俺使えなくね?」
「まあ、その通りだと思います。仲間が私達3人しかいないとなると無理ですね…」
終わった。いきなりの情報網を途絶えてしまった。まさに前途多難。
「けど、私の幼馴染と連絡してみますので、とりあえず戦士通信で聞いてみますね。」
「おお!まじか!それは助かる!」
「良かったですね、ご主人様!もぐもぐもぐ…」
「……」
「メルティ朝からよく食べるな…」
「そうですか?普通ですよね普通!」
俺は思った地脈関係なしでメルティはただの大食い娘なのだと!そして方向音痴でありながら超ドジっ子娘!
「おや?お客様馬車をお探しですかにゃ?」
宿屋の猫耳娘に声をかけられた。
「あ…うん、そうだけど何かしってるのか?」
「馬車なら恐らくこの町にはきませんにゃ、なんでも通り道に大きな岩が邪魔をして通れないようになってるからにゃ」
「まじか…そりゃいろんな人達が来ない来ないの一点張りで通す訳だ…」
そう町の人達に聞いてもここには来ないよだの馬なんてここ何年も見てねえだの、俺はこの町には馬車って言うより馬自体がいないのかと勘違いしていた。
「それで、その岩ってどかす事ができるのか?」
俺は猫耳娘に聞いてみたが予想通りの反応を返してきた。
「いや、恐らく無理にゃ地脈の力で岩の頑丈差が見る見るうちに硬くなってきてるのにゃ皆んなの地脈の力の技でやってもうんともさんとも言わないのにゃそれに大きな川だから岩のせいで大災害になる可能性もあるから近くの村人達が不安がってるにゃ」
「それはなんとかしなければいけませんね!」
突然メルティが立ち上がった。
「ご主人様急いでその岩を退かしに行きましょう!」
「いや待て、まだ他の方法があるかもしれないだろ!」
「けど、町の人や村の人を放っておく訳にはいけません!」
「うーん」
俺は他の道で、なんとか渡れる方法がないかと考えたが、ここはメルティの言う通りかもしれない少なくとも通路さえできれば、ここへ戻ってくる時間も短縮できるし何よりまだこの王様にも会ってないし地脈の呪いの件も聞かなければならない。それも踏まえて岩を退かす価値はある。
「私も賛成かと、とりあえずは戦士通信で私の幼馴染に声をかけときます。岩の件もそうですし、馬車の件も早く手に入れる手段も見つかるかもしれません。」
「それは助かるにゃ!私もできる限りお助けするにゃ!町の人にも馬車の件やあなた達が困ってる事があれば手助けするにゃ!」
「ありがとう猫娘さん」
俺たちは、戦士通信でリンネの言う幼馴染に馬車の件と川で邪魔している岩の件について伝えた後そのまま大きな川のある岩場の場所に向かった。




