双子スキル
「くそ!」
この白い壁中は密閉されてるし空気もほとんどない下手すれば窒息もありえる。俺が毒に耐えれたとしても窒息で死ぬ事に変わりはないって事か
「ねぇこの壁拳銃で壊せないかな?」
「!そうだ!それだ!これはただの硝子!なら拳銃で硝子が破壊できるはずだ。ミラグッジョブだ!」
「まあ私だからすぐ様に判断できたし考えも冴えてるって事だね!」
そんな中俺がミラを褒めていた時愛瑠が何やら硝子をコンコンと叩きながら観察していた。
「この硝子何か変、2人ともこの硝子に拳銃を撃つのは待って」
「え?何故だ早くこの硝子を壊さなければ俺達毒で死ぬ事になるんじゃ」
「けどすぐ様に毒は充満されないよこのペースでの毒のばら撒きかたではね」
たしかに毒で俺達を殺そうと言う割にはちまちまとあんまり勢いよく毒ガスをばらまいてはいない何か理由があるのか?
「お兄さんこの硝子ちょっと叩いてみてくれないかな?」
「え?ああ」
俺は愛瑠に言われた通り白い壁のガラスを軽くコンコンと叩いた。
「?特に何もないような…」
シューー
「うん?なんだ急に毒ガスのスピードが上がった。いったいどういうことなんだ?」
「恐らくだけどこの壁にダメージを受けるたびにどんどんここのセキュリティの高度が上がるんだと思うだからこの硝子を砕ける事ができるならいいけどもし砕ける事ができなければ…ううんそもそもこの壁にダメージを負わす事によって毒ガスが充満される仕組みになっているって事は」
「は!ミラ!拳銃で硝子を撃つのはやめ」
バン!バン!バン!バン!バン!
「え?何?何か言った?一夜っち?」
「遅かったみたいだね」
「OH!NO!」
俺はミラが1発で撃っていたならまだしも3発や5発ぐらいの弾丸を放ち呆れてつい英語でありえないと言ってしまった。そして愛瑠の考えと俺の悟った事が見事に的中し硝子は砕かれず毒ガスは拳銃で硝子にダメージを与えた事によって更に勢いが増し充満していった。
「うっケホケホ!」
「ミラ!」
俺は急いでミラにハンカチで毒ガスの進行を抑える為口元に当てたがそう長くは持たない早いとこここを出なければ俺以外の3人はここで毒を吸い続けて死んでしまう。
「何か!何か手は!」
「ケホケホ!仕方ないか愛夢」
「ケホ!まあ手段がない以上これしかないよね」
「おまえら下手に動くな!動けばより毒の進行が早まるぞ!」
「大丈夫みててお兄さん」
「うん一兄私達の力を見てて」
「え?」
今こいつら力って言ったのか?もしかしてスキルでここを突破する事ができるのか?いや銃弾じゃここでは無意味だし、いったいどんな方法でここを脱する気なんだ?
「いい愛夢せーのでいくからね」
「うん愛瑠それでいいよ」
2人はそれぞれ片手に拳銃を握りながら硝子の方へ突き刺しもう片方の手はお互いの手を繋ぎながら勢いくガスが噴出してるところまでジャンプした。
「おい!そんな所までいったらガスを思い切り吸って死ぬぞ!」
「ケホ!ケホ!大丈夫だよ一夜っちあの双子結構強いから」
「なに?」
「せーの!」
「Pierce twins Barrett!」
「Pierce twins Barrett!」
ドガガガガガガガガ!
ヒュイン!
ズキューーン
ドガガガガガガガガ!
パリンパリンパリンパリン
「嘘だろ…おい…」
愛瑠が勢いよくせーの!といった瞬間に上に飛び銃で壊す事が出来ない噴出している毒ガスの機械を2人のスキルで壊していきながらお互いの体で回転し白い壁もまた2人の拳銃で硝子を粉々にしていった。
しゅた
しゅた
「ふぅまあこんなもんかな」
「うんそうだね少し味気なかったかも」
「けれど危なかったのは危なかったけど」
「ここを出る手段がなかったから仕方ないよそれに私達のこの力なら確実に出れると思ったし」
「おまえら今のスキルはなんなんだ?まるで銃が壁をすり抜けていったかのようだったが」
「スキルって何お兄さん?」
「ああ言ってしまえばお前たちが今使った特別な力の事だそれを俺はスキルって呼んでるんだ。」
いろいろと説明をすれば長くなるからとりあえずはこれで誤魔化すしかない
「スキルか何かスマホゲームでもそう言う名前聞いた事あったけどスキル…うんこれから使っていこうっと!」
「一夜っちが呼んでるそのスキルって私の力でも同じ事なのかな?」
「ああ多分ミラの力も恐らくあの双子の力とは少し違うかもしれないが同じスキルの類って事で間違いないと思うぞ」
「ふーん、因みになんでこんな力が目覚めたのかも分かったりするわけ?」
「いや、そこら辺に関しては俺もよくわからないかな」
そういえばこいつらが使うスキルっていったいどんな時に目覚めだしたんだろう?それになんかほとんどのやつが第2スキルを使えたりするからその辺の事も知りたいがこの3人に聞くのは無理そうだな。
「まあスキルについてはまた追い追い話すとして今は2人のスキルにつ話してくれないか?なんで弾丸が壁をすり抜けていったりあそこのガスを破壊できたんだ?」
「ううん一応ココリスから黙っておくように言われたんだけどまあ一兄ならいいかな?ミラも私達のスキル?については黙っていてくれたみたいだし」
「そうだね、お兄さんになら話しても全然いいかも」
「え?ミラはこの2人のスキルを知っていたのか?」
「うん、だってこの2人とは昔からの知り合いだもん繋がりがあるのも当然だしね」
「そういえばおまえら仲良いもんな」
「よくない!」
「よくない!」
「またかよ…」
何故かこの2人変なとこで必ず歪みあったりする。そしてまたお互いの頭に頭突き合いしながら睨み合っていた。
「おい今は…」
「ふぅ私が説明するよそのスキル?だっけ、あの2人のじゃれ合いを止めるとなると時間かかるから説明した方が早いかも…と思ったんだけど」
「だけど?」
「この状態じゃゆっくりも説明できないね」
「え?そういえば…」
気付くのが遅かったのか毒ガスの危機から脱した俺達は一安心したせいもあり周りには双子のスキルによって弾丸で貫かれていった機械が多々ありまた危機的状況になっていた。
シュウーーーー!!
プワァン!プワァン!プワァン!
機械全てが何者かによって壊されエラーが発生しました。これよりここの一部空間を封鎖し敵を抹殺します。
「封鎖だって!まずい早いとこ逃げなきゃ!ってどっから逃げればいいんだ!」
「お兄さんあそこ」
「え?」
愛瑠が指した方向はどうやら非常口らしいマークが書かれた方向を指していた。
「あのマークもしかしたらここから出られるかもしれない!とりあえずあそこへ全力で走りきるぞ!」
「わかった。それじゃあ走りながら私達のスキルについて説明するね」
「いやそんなの聞いてる暇ないような気がするんだけど」
「はあ?あん時は私が先に食べていいって言われたから先に食べたんだけど!しかもつまみ食いとかしてないし!」
「何言ってんの!あれは確かなつまみ食いだったね愛瑠に聞いたら直ぐに判明しちゃうんだから今回ばかりは私の勝ちね!」
「おまえら!またくだらない事で喧嘩してないでサッサと逃げるぞ!」
俺達は迫り来る毒ガスと上から降りてくる防壁シャッターからひたすら追い込まれないように全力で非常口の道まで走った。




