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流れ着いた場所

一夜達が死体のある路地裏の4階ぐらいのある部屋へ侵入し黒い服を倒し隠し通路のある場所をどうやって探せばいいのかと困っている時リリスと静穂は廃墟となっていた病棟の詮索をしていた。


「どうですかリリスさんまだかかりますか?」


「はい何しろ廃墟となっている病院にしてはこのパソコンセキュリティがかなり厳重になっているみたいなんです。なので後5分はかかりますね」


「五分ですか、まあ五分程度なら何とか私のスキルillusion trap で私達に気づいた変な男の人達を片付けるのは簡単な事ですが…」


キキキーーー


バタン!

バタン!


「探せ!この病棟に変なハッキングをしているやつがいる!そいつを見つけたら速やかに殺せ!」


「了解!」

「はい!」


「どうやらそう長くは持ちそうにありませんねこのボロい病棟に爆弾を設置するわけにはいきませんし下手れば私達が巻き添いを食らってしまいます。これ以上増援が来ない事を祈るしか…」


静穂が監視カメラがある場所に自分のスキルでセントリーガンを仕込ませ入ってきた瞬間に撃つことは可能だが相手は人間なので流石に監視カメラごとのセントリーガンを壊されしまう時があるためなかなか時間を稼ぐ事が難しい。


「これは…」


キキキーーー

キキキーーー

キキキーーー


「まずいです!これ以上時間は稼げません!ここは撤退するしか!」


「いいえ、その必要は無さそうです。」


「え?」


グィーーーーん


ガチャンガチャンガチャン


シューーーー


「これは?」


「どうやら隠し通路みたいですね。この下に何があるかわかりませんがひとまずこの危機を脱するにはここを通るしかありません。私達がここを通った後にこの通路はしまってしまいますが、まあ構いませんよねここにいるよりは遥かにましかと」


「そうですね、それに私達がここへきた事は正解みたいですし連絡もこの下にもしかしたら連絡する手段があるかもしれませんから潜る価値はあるかと」


「では行きますか」


「はい」


私と静穂さんは病棟のオフィスがある場所から地下通路を開き中へと侵入した。そして私のスキルdestroy hackerで私達がこの中に入った後に閉まるよう細工し全てのデータを消去するよう時間差でのデータ破壊をも実行した。

その他にも気にかかったのが他にも潜入ルートが存在する事にビックリした。それも私達が捜索する場所にあるのだ。なのでこれは賭けだが他のみんながいつでも隠し通路へ潜入できるように他の通路を開きデータに残っていた痕跡を時間差で消去するようインプットした。

「どうすんだよ!こいつら全員殺してしまったらここの隠し通路みたいな場所がさがせなくなるじゃないか!」


「そう言われても条件反射ってやつなのかな?勝手に体が動いちゃっててへぺろ?」


「てへぺろ?じゃあねえ〜〜」


「いたたた一夜っちひっはらないで〜〜〜」


俺はミラのあざとい態度にムカつきほっぺを無理矢理ぐにゃんぐにゃんとひっぱった。


ゴゴゴゴゴゴ


「これは…」


「どうかしたの愛瑠?」


「うん何か動き出した物音が聞こえたのここらへんかな?」


愛瑠は何か物音がした場所に行って箱が置いてる物をどかしていった。


「やっぱりそうだここから何処かに繋がってる通路があるよ恐らくここが隠し通路じゃないのかな?」


「やったね!これであいつらを殺した甲斐があったってものだよ!」


「けど何で物音がしたんだろ?まるで誰かが何か開けてくれて入れるようにしくれたみたいな…」


「一兄!隠し通路みつけたよ!ここから降りて捜索しよう!」


「何!ほんとうか!」


「ふう〜いたかっひゃよ〜〜」


俺とミラは愛夢に隠し通路を見つけたと言われ急いで愛夢の場所まで移動した。


「ここが隠し通路か、確かにここからなら死体を運搬するにはもってこいの場所だなしかも完全に滑り台用のダクトじゃないかここから降りて捜索するのは少し待った方がいいのかしもしれない」


「それってココリス達に連絡した方がいいって事?」


「ああとりあえず一旦隠し通路が見つかったって事をアイリス達に話してそれから捜索した方がいいかどうか判断しても遅くは…」


「それじゃあ私が先にいくね!よいしょ!」


ヒューーーン


「うん?今なんて?」


「じゃあ次は私だねそれ!」


ヒューーーン


ミラと愛夢は俺の話を聞いていなかったのか隠し通路を見つけ外に出ようと後ろを向いて歩き出し無線で連絡しようとした途端2人はそのままダクトの中に入り無断行動をした。


「もう2人ともいっちゃったよ」


「あ・い・つ・ら!」


「まああの2人は何か面白い事があると直ぐに行動を移すからどちらにせよこっちの言う事は聞かなかったと思うよ」


愛瑠は今にも危なそうな感じでダクトの中を見つめ足を曲げ屈みながら2人が滑った場所をじっくり見つめていた。


「おい愛瑠までいくなよお前までいってしまったら誰とも連絡がつけなくなるしその体制だといつ落ちてしまうかもわからないから早くたって一緒にあいつらをそのままとどませる方法を考えて…」


スル!


「あ!」


ヒューーーン


愛瑠はダクトに顔を覗き込んだ瞬間やはり予感は的中し足を滑らせダクトの中にに突っ込んでしまい2人と同じく隠し通路へと侵入してしまった。


「だー!!!何やってんだ!本当に落ちやがった!注意したのにそのまま落ちる奴があるか!」


俺以外の3人は結局隠し通路のダクトの中に入ってしまいこのままどうすればいいかと考えていたのだが


「くそ!もうどうにでもなれ!」


ヒューーーン


俺はあの3人が心配で連絡を後にし自分もダクトの中に入り入っていった3人を追いかけた。


「この通路!何処までつながってんだ!」


絶対におかしい!4階ぐらまであった階段から何でこんな奥深くまで降りていってるんだ!


「てかもうこんなり降りていったらどうやって地上にもどれ…ぐへ!」


「ふんにゅ!」


ドン!


ヒューーーン


俺がグダグダと文句を言い始めた時何故かダクトの所で滑らないように踏ん張っていた愛瑠にぶつかってしまいそのまま下へと滑っていった。


「いってー!って愛瑠か!お前なんで!」


「お兄さんこそどうしてこの中に入ってきたの?」


「いやお前が落ちたから心配で連絡もせずに入ってって!うわあ!」


「え?」


ドン!


ガラガラガラガラ


またしても愛瑠の次にぶつかったのはその姉愛夢だった。愛夢は何故か愛瑠とは逆に滑っていった逆方向に登っていったのを俺達がぶつかってしまいまたもや下へと滑っていた。


「何で一兄達も下に降りてきてるの!せっかくここまで登ってきたのに!意味ないじゃん!」


「てか!何でお前上に登ってきてたんだ!」


「えーと、なんか降りていっても嫌な予感がしかしないから上に登って戻ろうと思ったんだけど結局無駄だったみたいだね」


「それより私達いつまで下っていくのかな?」


「わかんないけどこのまま死ぬ事になっても悔いは無いよだって…」


「だってなんだ?」


何故か愛夢の顔は深刻そうな顔をしながら俯いていたがそれはとんでもなく空気を読めない発言をした。


「だって…この滑り台たのしいーーもん!」


「楽しいもんじゃねえ!!」


俺たちはこのまま滑り落ちどこまで滑っていくのだと不安を抱きながらとうとう明かりが見える出口にまで到達する事ができた。


「うわあ!」

「ふにゅ」

「ふや!」


どさ

どさ

どさ


俺達は滑り落ちた所から勢いよく出口まで飛び何とか無事に滑り終わる事ができたのだが


「いててここは?」


「お!一夜っちやっときたね」


「ミラかお前勝手に滑り落ちていくなよほんとうに心配したんだぞ!」


「ごめんごめんけどここってどうやら当たりっぽいよ」


「え?」


ミラが言う当たりというのは俺達が滑り落ちた場所そこには何やら研究施設らしい薬品やら実験台用の部品やら何かが置いていた。


「ここって、実験室か何か?」


「うんそれもあるみたいだけど私達今ピンチっぽい」


「え?」


ミラが言うピンチというのはどうやら俺達は死体だけしか本来流れ着いちゃいけない場所にいた為その周りには死体とは関係無いものを駆除する白い空間の防壁システムが発動してしまったみたいだ。


ピーピーピー実験用のモルモット以外の生物を確認これにより毒殺を開始します。


「毒殺だって!」


「まずいな〜どうしよう一夜っち」


「く!そういえば…」


確かLBのやつ俺には毒対抗スキルみたいなのがあるって言ってたなけど俺自身がその毒対抗スキルを使ったとしてもこいつらはそのスキルがないいったいどうやってこの白い空間の防壁を突破すればいいんだ!

一夜達が研究施設に入るピンチになる前ココリスが海の倉庫近くで敵を撹乱へと追い込んでいた時。


バン!バン!


「ここの変な男達は警備が薄いのねちょっとビックリ。けど大概こうゆう少ない場所に何かがあるのよね」


ドサ


バン!


何か物音がした場所にココリスは銃撃をすぐさまに発砲した。


「なに?何か物音がしたような」


そこにはココリスが撃った死体があったしかもそれは1人だけではなく数体の死体が山積みとなっていたのだ。


「へーここにこんだけの死体を山積みにしていたのねけど、それなら警備は厳重にするべきだと思うんだけど何故かしらね?とりあえずここは外れっぽいし他のみんなの所へ連絡…うん?」


私は山積みの死体の反対方向から壁際の近くに地下へ続く階段の動く扉が開いている事に気付いた。


「隠し通路?なんでこんなところに?いえそれよりも…」


「おい!ここにいるより警備はどうした!」


「うん?そこのお前!どうした!誰にやられた!増援だ!増援を呼べ!」


急に外が騒めき始めもう外への脱出が出来なくなってしまっていた事をココリスは直感で感じ取った。


「恐らくこのまま私1人でいけば死ぬのは当然いえむしろ久々のバーサーカーモードになって危機を脱する事もできるかもしれないけど正直あんましこれは使いたくないわねなら…」


私は隠し通路が開いていた場所に目線を向け決意を新たにし下へと潜っていた。


「お願いよ何もない事を祈るわ」


ココリスは何も起きない事を信じながら階段の通路を下りていき自動で開いていた上の扉が少しずつリリスのスキルの力が働き始め閉じていった。

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