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違う世界にきたのはいいが規制がかかって自由に技が使えない!  作者: Fantome
2章 第1世界 人と獣の世界 Line warrior
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リンネ・カラー

俺たちはとりあえず買った武器を持って、草原の中にいるモンスターを退治しにいった。


そこには、今戦闘を始めた物や俺たちと同じくレベリングを上げたり、技を覚えていったりしながら練習している人達がいた。


「因みにさ、メルティとリンネのレベルってどれぐらいなんだ?」


俺はこの2人がそれなりにレベルは高いんだろう感くぐったのが仇になり


「私はレベル2です!」


「私はレベル3…」


「あれ?」


メルティはあれだけすごい技を使っておきながらレベル2だと!どういう事だ!もっと10とか15辺りかと思ったのに感が外れてしまった。


それにリンネの方ももっと凄いやつなのかと思ったがレベル3とは…いきなりの弱小パーティでどうしろと言うんだと心の中で訴えていた。


「うーんと…そうだ!俺たちどうやって共通でレベル上げするんだ?このまま個人個人で戦ったら自分のレベルしかあがらないんじゃないのか?」


俺はどうやったら一緒にレベル上げをしていくのか彼女達に相談した。


「大丈夫ですよ!戦士通信で登録したグループではもう共有してる仕組みになってるんです!なので、勝手に同じ仲間の誰かが敵に攻撃して倒したりすると勝手にレベルがあがりますよ!」


「なるほど……うん待てよ?」


もう共有してるっていうのならステータスに仲間の名前やレベルも見れるんじゃないのか?俺は試しにステータス画面を開くと


「やっぱりそうだ!メルティとリンネの名前がのっている。しかも本当にレベル2と3だ……」


俺は仲間のステータスが見れてほっとしたのはいいいが、レベルがそのまま何も変わってない事に少し残念だった。本当は嘘をついてもっと上なのではないかと思ったんだが。


「それと……仲間の技は流石に見れないか…一時的とはいえ正式な仲間になったわけじゃないから当たり前か」


この場合やはり、正式な仲間にならなければ仲間の技や特技とかは見れないらしい、それに仲間の誰かがそれを見せないようセーフティをかけられる事も出来るらしいそれも戦士通信の個人情報を隠すシステムがあるみたいだ。


「リンネはともかくメルティも俺に技の情報は見せてくれないのか?」


「す、すみません!いくらご主人様でも私のアビリティを見せる事は少し恥ずかしいというかなんていうか…」


メルティは恥ずかしそうに自分のステータス情報を見せたくないらしい。


「ああ…大丈夫大丈夫!無理しなくていいからまた気が向いたらでいいから見せてよ!」


俺は彼女に不安をかけさせまいと、気楽に返事をした。


「ありがとうございます!」


「ところで早速敵が出てきたな!」


「はい!」


俺たちの目の前にイノシシが迫ってきた。


「よし早速1匹退治するぞ!」


意気込んだすえ、何故かまた後ろに


「お!今度は3匹増えたな!まあ、これぐらいなら俺たちでなんとか……」


更に意気込んだのだが…


「ご、ご主人様…なんかまた…」


急に3匹どころではなく6匹や10匹と増えていっているのだ。


「いやいやおかしいだろ!他の人達の所は適当な敵が1匹とか3匹だぞ!なんで俺たちだけ…」


そう思った瞬間10匹以上の後ろには…


「ブヒーーー!!!」


大イノシシが迫ってきたのだ……


「こんなの嫌がらせだ!」


他の戦士達はこちらを見てはいるが流石にこの大群を見て助けてくれるはずもなく、ただただ見ているだけだった。


「何故誰も助けてくれない薄情者の世界かここは!メルティ!リンネいったん町へ戻って…」


俺は2人に呼びかけると…


「ご主人様…このご飯どうやら敵をおびき寄せる効力が入ってるみたいです…」


「はい?」


どうやらあのイノシシ達をおびき寄せてる原因はメルティが買ったご飯のせいだった。更に敵をおびき寄せる効果も入っていたらしいみたいなので、イノシシ達はメルティが買ったご飯に目掛けて一直線にきていた。


「また…メルティお前は…とりあえず!その飯はここに置いて逃げるぞ!」


「嫌です!これは私たちの前祝の食べ物なんです!イノシシ達なんかに渡すぐらいなら……」


メルティは勢いよく前にでると


「私の螺旋水臥は敵を一飲みにして粉砕する技!ですのであの大群じゃまとめて攻撃することはできません。なので……」


「なので?」


彼女はイノシシに向かって何かを投げた。


「腐った卵爆弾!これでなんとか助かるでしょう!」


イノシシ達は投げられた腐った卵爆弾を浴びせられよけいに怒り出した。


「グルル!!!!!!!!!」


「あれ?なんか余計に怒らせちゃいました?」


「アホか!!!!!!!」


イノシシ達はさっきより勢いをましてこちらに突進してきた。もはや、逃げる術もなく俺達はこのままイノシシの餌となって死ぬんだとそう思った時。側にいたリンネの口から…


「土よ、周囲にある岩を集め敵を粉砕せよ!ロックストライク!」


彼女から不思議な呪文を唱え始め周りの土や岩が空に集まっていきイノシシ達にめかげて降り注いだ。


「ブヒャーー」

「ブヒヒーー」

「ブヒョーー」


イノシシ達は一気に粉砕し残ったのは大イノシシだけその大イノシシも弱ってはいたのだが…


「ふぅ…しぶといですね、ならあの技でとどめといきますか…」


リンネはまた呪文みたいなものを唱えながら空にまっていた岩を集めツノ状みたいなものに変化し大イノシシに突き刺した。


「ほえー」


「あれ?」


俺とメルティは開いた口が開かず彼女が平然とイノシシ達を倒したのに驚いていた。


「ふぅーこれで終わりですか?呆気なかったですね?」


彼女は本当にレベル3なのだろうか?ありえない…メルティもそうだがレベルが低いのに技だけでこんなに威力があるなんて…きっと自分が持っていた武器では1しか与えられなかったのだろう…まさに不幸中の幸いだ。


「にしても、こんなのでは全然技の練習に達しませんね次の町へいきませんか?」


リンネが物足りなさそうに聞いてきた。


「そ、そうだな、けどその前に本当にレベルが上がってるのと技が覚えているかどうか確認してもいいか?」


「どうぞ…私も自分の確認しますので」


メルティはまだ空いた口が塞がっていないらしい。


「メルティ?…と、とりあえずステータス、ステータスと…」


俺はうきうきしながらステータスを見ると…


「な…な…一気にレベル7まで上がってやがる…まじか…しかも技も一応だか2つ覚えてるけど使えるのは1つだけ、こんなのありかよ…」


俺はリンネが放った技でここまでレベルが上がるなんて思っていなかった。


「リンネとメルティはどれぐらいレベルが上がったんだ?」


俺はメルティとリンネにどれぐらい上がったのか聞いてみると


「私は19です。」


「えーと私は17です。」


「19と17だと!!!!」


なんなんだこの差は…いくら共有してもらってるからってここまでのレベルの差があるのか、特に2しかなかったメルティがそこまで上がるなんて…てかいつの間にかメルティのやつ我に返ってるし慌ててはいたけど


「跳ね上がりすぎだろ…」


俺は少し凹んだ、強い弱い武器に関係なくどうやらこの世界では技で何かが変わるらしい…


そして、イノシシ達を一掃した後、他の人達は俺達と同じ反応をしていたらしく唖然とリンネの事を見ていたみたいだった。


「とりあえず、俺の技とかも試してみて、使い慣れてから次の町にいってもいいか?」


「まあ、技の練習とレベリングが、条件でしたし構いませんよ。」


「ああ、ありがとう。メルティもそれでいいかって…メルティまた…」


メルティはどうやら自分のレベルを見てまだ信じられないっていう顔とリンネの技にまだ驚いていた。


「リンネもレベルアップしたから技増えてたりするんだろ?」


「いえ私たちは基本、技が使えるのは1つだけ…もしくは2つ目の弱い技か…秘めた力…つまり必殺技みたいなのが1つだけしか覚えられないんです。」


「秘めた力?」


俺はこの世界の住人は1つしか技が使えないって聞いていたのだが…もしくはレベルが上がって使える技が増えたりすんじゃないかと思っていた。どうやら勘違いしていたらしい、秘めた力も覚えられるみたいだ。


「とにかくまずはあなたの技を使えるようにしませんとね」


「す、すまない助かるよ…」


そうだ!まずは使える技をなんとかしなければ1つだけど楽しみな俺がいる。


「そうだ、メルティ?メルティさん?」


まだメルティは放心状態らしい、どんだけ今の状況になれないんだこの子は…とりあえず放心状態のメルティを起こして技の練習をしなければ…


「メルティ?おーいメルティさん?」


ビンタをしてもつねっても全然動かないどうしたものかと考えていたのだが


「どいて…」


「え?」


彼女は懐から何かを取り出しメルティのお腹に何かをつけた。


「はー、よっと!」


「ぐへーー」


リンネはメルティのお腹に無理矢理突きをいれたのだ、メルティは思いっきりふっとびイノシシが倒れた方向へと飛んでいった。


「メルティ!!!」


俺は叫びながら彼女を、追いかけていった。


「あ…失敗した…」


「失敗ってどういうことだ!」


「突きを入れて元に戻そうと思ったけど、アイテムのお陰でより一層とんでいってしまったみたいですね…」


「なんなんだよ!そのアイテムいったいどんな効果があるんだよ!」


「目覚めるか目覚めないかのアイテム…」


「……」


俺は固まった。つまりそれって


「運」


「やっぱりか!運試しのアイテムかよ!普通に起こしてくれればよかったんだよ!」


「なんとかなるかと…」


「なんとなかなればこんな状態にはならないな!」


「ですが以前こうすれば元に戻ると私の仲間が…」


「その仲間今度俺に合わせろ!そして一言言ってやりたい!」


なんか意味不明なボケとツッコミをしながら


「あのー私のこと忘れてはいませんか〜〜」


メルティの存在をすっかり忘れてリンネの事を説教していた。って言うより説教しなければこの子は間違った方向に行くと心配して仕方がなかったのだ。


「ご主人様〜、このイノシシの群れの残骸からた〜す〜け〜て〜下さい〜〜」

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