謎の言葉
とある草原の中、自分は何故かその場所に立っていた。何故かと言うと……
「今日は新作のゲームも買えたし!帰ったらゲーム
だ!」
心の中ウキウキでたまらなくいつもの帰り道よりも近道しようと思い細い道路から帰ろうとしたのだが、その道中後ろから「バーン!」と何か物音が聞こえたのだ。
「な、なんだ!」
後ろから謎の発砲音、前には変な弾がめり込んでいた。
「や、やばい逃げなきゃ!」
俺はよくわからない状況のままこのままでは殺されてしまうと心の中で言い聞かせながら大通りに出ようとひたすら走った。
「大通りに逃げれば少なくとも拳銃は放てないはずだ!何せ人が多いから下手に撃てはしないはず!」
俺は細い道を通り抜け明かりが見えた場所に思いっきり走り抜けようとしたのだが…
「は?」
大通りに出たと思ったら何故か元いた場所の細い道の真ん中に立っていた。そして…
バン!
「なんだ…これ…」
俺は撃たれた音の所へ振り返るよりも自分の胸に手を当てていた。それは赤くよく見ると絵の具の赤色にそっくりなのだ。その赤色を見ながらこれは血だと確信してしまった。自分は撃たれたのだと、意識が朦朧としながら地面に倒れていき自分は死んでしまう。誰かに撃たれたかもわからず死ぬんだと心の中で訴え続けた。
「な、何で、俺はただゲームを買って、早く、帰ろうと、しただけなのに…」
「本当にこいつが俺達の企みに協力してくれるのか?ただの人間じゃないのか?」
「いや、こいつは特別な力を感じる、普通の人間とは違う俺達に似た力をな」
「それならば俺達がこいつを連れて部下にすればいいんじゃないのか?」
な、何をいってるんだ…特別な力?…いったい…何の話を?
「まあそれもいいと思ったがこいつは恐らく俺達の力は効かないはずだ。だから先にこいつを殺した。我らの企みには邪魔なやつだからな、それにこいつなら俺達がやるよりも先に滅ぼしてくれるだろうしな」
キーン
「おい!どうやら感知されたみたいだぞ!」
「わかったお前は先に行け、俺が囮になる。」
「ああ、先にもう一つの場所を破壊しておく、遅れるなよ」
謎の男の1人は何か黒い空間に入りながら姿を消した。
「ちっ!時間切れか本当はこのまま殺そうかと思ったが、お前にはまだ生かす価値がある、だからせいぜい破滅を楽しんでくるんだな」
もう1人の男も黒い何かに入ろうとしていたのだが
俺は意識がほとんど無い中自分でも何が何だか訳がわからず、このままおめおめと死んでたまるかと思い、せめて最後に撃った奴の顔を拝んでやろうと顔を上げた時意識が無くなった。そして黒い男はその場から消え去り最後に妙な言葉を聞いた。
「うふ、また違う世界で会いましょう」
その言葉を最後に俺は意識を失い死んでしまった。
そして目の前が真っ暗になり死んだと思っていたら…
「ここは!どこだーー!!!!」
目の前には緑広がる草原を俺は目にした。そして現状意味もわからないまま草原の中にただただ1人ぽつんと立っていたのだ。